DDT UNIVERSAL新王者マット・カルドナが豪語!「マキ・イトーをボコボコにして、プロレス史上一番価値あるベルトにする」
DDTプロレスが7月24日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2023』(東京・両国国技館)の一夜明け会見を行った。ダーティな作戦で遠藤哲哉を破り、DDT UNIVERSAL新王者になった元WWEスーパースターのマット・カルドナ(旧名=ザック・ライダー)がじょう舌にまくし立てた。
遠藤戦を振り返ったカルドナは「昨日は最高の夜だった。エンドー、あと少しだったな。強いとは思うけど、俺のほうがもっと強い。ステフ(デ・ランダー)と付き合うチャンスなんてない。俺たちの作戦にハメられたね。DMK(デスマッチキング) UNIVERSALチャンピオンに名前を変えようか?」と怪気炎。同席した女性マネジャーのステフは「作戦通りと言いたいけど、そもそもエンドーが言い始めたこと。“デートしたい”と言われたけど、行くわけない。私は美しい。エンドーはただのバカ」と一笑に付した。
ここで、9月24日の後楽園ホール大会で、カルドナに挑戦することが決まった米国遠征中の伊藤麻希(東京女子プロレス)からのビデオメッセージが流された。その内容は「昨日の試合を見ていて、とてもイライラしたので、気が付いたら挑戦してました。2人のことは米国でイヤというほど見てきたので分かってます。どれだけクソヤローであるか。世界一かわいい伊藤麻希がDDT UNIVERSAL王座の平和を必ず取り戻します。伊藤麻希が必ずベルトを取り返します」というもの。
このメッセージを聞いたカルドナは「イトー、チャンスがあると思うか? オマエはただの小娘。俺は立派な男。俺はDMK UNIVERSAL王者なので、8月21日のGCWの大会で、まずはボコボコにしてやる」とすごんだ。
男子vs女子の対戦となるが、カルドナは「俺を誰だと思ってるんだ? 俺はインディーゴッド、デスマッチキング。誰かが来るならリング上でボコボコにしてやる」と容赦はしない意向。そして、「2年前にニック・ゲージを倒して、デスマッチキングになって、スポットを当てた。今回はDMK UNIVERSAL王者になって、同じようにスポットを当てる。ベルトの価値を上げて、DDT、日本プロレス界、プロレス史上で一番価値の高いベルトにしたい。イトーがジャマするなら、ボコボコにする」と豪語。ステフは「イトーとは2回戦って勝った。毎回血まみれで。後楽園でも同じことになる」と不敵に笑った。
そして、カルドナは「(イトーに勝ったら)世界中で防衛戦をするつもりだ。日本、米国、英国、豪州、メキシコでも、どこでもいい。一番最高なUNIVERSAL王者になりたい。いや、もうなった。もっと俺のレガシーを高めていきたい」と青写真を描いていた。
なお、遠藤は左手を負傷し、検査の結果、左手第四中手骨骨折と判明。傷心の遠藤はしばらくの間、欠場となる。