KO-D無差別級王者・青木真也、HARASHIMA組との最後の前哨戦で勝利も弱気発言!「勝ったけど、内容は負け」
DDTプロレスが10月13日、アクロス福岡で「God Bless DDT 2024 TOUR in FUKUOKA」を開催。20日の東京・後楽園ホールでKO-D無差別級王座戦を戦う王者の青木真也が、挑戦者・HARASHIMAと最後の前哨戦に臨むも、不安要素が露呈し弱気な発言を残した。
この日、青木は上野勇希と組み、HARASHIMA、正田壮史組と激突。青木とHARASHIMAはレスリングの攻防でしのぎを削り、押さえ込みの応酬でヒリヒリな戦いに。エルボー合戦を繰り広げると、HARASHIMAがジャンピング・ハイキック、リバース・フランケンシュタイナー、そして蒼魔刀と怒涛の攻め。正田の正田のチカラKOBUムキムキを踏ん張った青木は変型首固めで丸め込んで3カウントを奪い、勝利はモノにした。
バックステージで青木は「勝ったけど内容は負けです。追い込まれた。やっぱりもらっちゃダメだな、蒼魔刀。もらうと頭真っ白になるな。あと1週間で調整きくか分かんないけど、一生懸命やります」と王者とは思えぬコメント。
一方、HARASHIMAは「探り合いで、勝負を競いながら結構心理戦になったと思うけど。すごいヒザ応え、手応えがあって。必殺技が決まれば通用するってことが再確認できた。後楽園に向けて全力でいくだけ」とベルト奪還の手応えを感じていた。
また、第2試合では14日の熊本・エルセルモ八代大会で開催されるKO-D6人タッグ王座戦(王者組=佐々木大輔&KANON&MJポーvs挑戦者組=彰人&納谷幸男&石田有輝)の前哨戦(佐々木&KANON&ポーvs彰人&納谷&須見和馬)が行われ、KANONが磔式コブラツイストで須見を破り快勝。試合後、ダムネーションT.Aはセコンドの石田の髪の毛をハサミで切ろうとする暴挙も、彰人と納谷がなんとか制止した。
地元凱旋大会となる石田は「あんな卑怯なヤツらがKO-D6人タッグ持ってるのが許せない! あのベルト地元で獲って、どすこいしてやるからな!」と怒り心頭。かたや佐々木は「石田、生意気に凱旋だ? 明日てめえは地元で一生忘れられない恥をかくんだ。一生凱旋なんか、する気なくしてやる。恥ずかしくて熊本の道、歩けなくしてやる!」と毒づいた。