大仁田厚が8度目の引退をかけて閉園直前のとしまえんで青木真也を相手に路上電流爆破デスマッチに挑む!

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 DDTプロレスリングが13日、今月いっぱいで94年の歴史に終止符を打つ「としまえん」(東京・練馬区)で記者会見を開き、27日に同所で、路上電流爆破デスマッチを開催することを発表した。

 会見には、高木三四郎社長、“バカサバイバー”青木真也のほか、大仁田厚が佐賀からリモートで参加。同デスマッチの対戦カードは、大仁田、高木、クリス・ブルックス組VS青木、宇野薫、竹下幸之介組による、大仁田軍VS青木軍に決定。大会は無観客で全5試合程度を予定。試合のもようは、インターネットテレビ局「ABEMA」で生中継される。

 冒頭、高木社長は「DDTは2年前に『としまえん』で路上プロレスを行ないまして、リングドリームさんのイベントで興行をさせてもらいました。『としまえん』さんには、よくしていただいた思いがあって、閉園するということで、何とかここでプロレスをできないでしょうかと話したところ、快く受けていただきました。閉園4日前に路上電流爆破をやらせていただきます」と話した。

 青木は「この近所にずっと住んでおりまして。10年くらいですか。家族と住んでたときも、一人になったときも住んでまして、いろいろ思い出が詰まった土地。最近嫁から訴状が届きまして、きれいな悪口が書いてあって、人生いろいろあります」としんみりと発言。続けて、「大仁田軍VS青木軍ということですが、最近の大仁田さんはトラブルを抱えておりまして、8度目の引退をさせるしかない」とデリケートな話を交えて要求。

 これに対して、大仁田は「青木選手よ! 8度も9度も10度もいっしょじゃ! 受けるから、オマエは何を懸けるんじゃ」と即決して、青木に問うた。

 すると、青木は「5000万円を懸けましょう。サイバーファイトの高木社長が払います」と回答。この発言に頭を抱えた高木社長は悩んだ末、「それでいいのであれば、準備に動きましょう」と決断。

 これにより、この一戦は「DDT LIVE!〜さよならとしまえん〜大仁田厚負けたら即引退SP 路上電流爆破デスマッチ」として行なわれることが緊急決定。大仁田が負けた場合は、17年10月31日(東京・後楽園ホール)以来、3年ぶり8度目の引退となり、青木軍が負けた場合は5000万円を大仁田に提供することになる。

 大仁田は「オヤジに初めて連れて行ってもらった遊園地が『としまえん』なんじゃ。オレの庭じゃ。青木よ、今回の爆破(の破壊力)は5倍じゃ。プロレスラーはカムバックできるけど、格闘家はそうはいかない。足、腕、腰、背中、どこを狙おうかな」と威嚇。

 青木は昨年11月17日に神奈川・鶴見青果市場で開催された「爆破甲子園」で電流爆破を経験済みだが、タッグを組む総合格闘技界の“レジェンド”宇野は初体験となる。青木は「(宇野選手は)まったく期待できない。おびえてました。でも、完全武装でくると思うんで、安心してます」とコメントした。

 また、同大会には、ゲストとして、安田大サーカス・クロちゃん、ジャングルポケットの太田博久、おたけが出演する。

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