アレクサンダー大塚が30周年!故郷で新崎人生越え果たし涙のマイク「この機を逃したら今日のような試合ができるとは保証できない」

1日、徳島県・とくぎんトモニホールにて『みちのくプロレス徳島大会2026・アレクサンダー大塚30周年記念大会』が開催。大塚は30周年記念試合として27年ぶりに新崎人生とのシングルマッチに挑んだ。
アレクサンダー大塚は徳島県立徳島東工業高等学校(現徳島県立徳島科学技術高等学校)レスリング部の出身で、人生とはレスリング部の先輩後輩という間柄。プロレスラーデビューは1995年8月18日プロフェッショナルレスリング藤原組。翌年の1996年にデビュー戦の相手であったモハメドヨネらと格闘探偵団バトラーツを設立しヨネとユニット「ラブ・ウォリアーズ」で活躍した。その後総合格闘技にも進出し、PRIDE、UFOなどで爪痕を残し、UFOでは佐山サトルに2連勝している。2005年には男盛として新境地を開拓、唯一無二の存在感でマット界に君臨し色あせぬ輝きを放ち続けている。今年アレクサンダー大塚として30周年、男盛として20周年、ふたりあわせて50周年の節目の年を迎え、満を持して故郷徳島でので大一番に挑んだ。
試合序盤はねっとりとしたレスリングの展開。そこから足関地獄へと突入し、人生がアレクの足への集中攻撃に移行していった。コーナーポストにアレクをセットして、アレクの足を鉄柱で破壊。そのまま試合を優位に運ぶかと思いきや、アレクのすさまじい逆襲が始まった。4の字ロックから人生の腕を掴んだアレクが腕十字の体勢。もがく人生を逃さずがっちり決める。人生を完全にロックしたアレクが人生の腕をあり得ない角度に捻じる。人生が辛くもロープに逃れると逆片エビ固め、ヘッドドロップと畳みかけうず潮スイング(ジャイアントスイング)で大回転。起き上がった人生がアレクの腕を掴んで拝み渡りをするかと思いきやフラフラと倒れ込んでしまう。それでも念仏捻りからダイビングフットスタンプ、雪崩式フランケンシュタイナー、ダイビングボディプレスと畳みかけていく人生。念仏パワーボムをショルダースルーでかわされると即座に地獄突きから側転してドロップキック。コーナーポストに駆けあがってダイビングショルダーと怒涛の進撃から必殺の極楽固めががっちりと決まり、勝負あったと思われたがアレクが堪えて凌ぎきる。両雄意地をぶつけ合うかの地獄突きと張り手合戦に満員の観衆が沸く。大声援の渦の中心でアレクが人生を肩固めで抑え込み、フォール。アレクが22分越えの死闘を制した。

アレクが試合後のマイクで「新崎さんは試合の途中で手首の怪我をしていたんじゃないかという状態です。それなのに最後まで闘っていただき本当にありがとうございました。年齢には勝てない部分もあるなか、5年刻みの周年興行のなかで次の5年ていいますと僕が59、新崎さんが64。この機を逃したら今日のような試合ができるとは保証できないと思い今回地元でシングルマッチをするチャンスをいただきました。ありがとうございました。見届けていただいたみなさんもありがとうございました」と涙ながらに謝辞を述べると、人生は「54のおじさんに向かって強くなったなっていうのもおかしいんですけど、いつのまにか肉体的にも逆転されて強い後輩になったなと」と笑顔で返した。さらに「きょうはアレクサンダー大塚には負けましたが、次は男盛に挑戦します。来年も3月7日にこの体育館で行いますので、来年も是非お越しください」と早くも次回開催が決定したことを告げ、アレクと固い握手を交わすと観衆が拍手と歓声で応え大会は大団円を迎えた。
















