引退後の初リングで武藤敬司が意味深発言!「黒師無双はまだ引退していないからな」
3月5日、徳島県とくぎんトモニホールにて開催された『みちのくプロレス 徳島税理士PRO(R)音瀬泰彦税理士事務所Presents新崎人生デビュー30周年記念大会』に2・21東京ドームで現役引退した武藤敬司が来場。スペシャルトークショーが開催された。
武藤はマイクを手に開口一番「徳島のみなさん、こんにちは!つい先日までプロレスラーだった武藤敬司です!」とパワフルに挨拶。進行役のパンチ田原に「もう、10日くらい経ちましたか、引退後、初めてのリング?」と尋ねられ「これ、初めてですね」に会場を埋め尽くした満員の観衆が盛り上がる。
パンチ「これからなんて呼んでいいか難しいですが、元プロレスラーの武藤敬司さんということで」
武藤「さっきね、拳王もいままで生意気に呼び捨てにしてごめんなさいって謝りに来て、これからはちゃんとさん付けで呼びますって、さっき控室の俺のとこに来ましたよ」
パンチからみちのくプロレスに過去に1度だけ参戦したことがあると紹介されるとすかさず「一回だけじゃないよ。仙台にも行ってるし、ここ(徳島)にも来たことあるよ。実はね本当は2,3年前にもオファーあったんだけど、コロナで中止になったりとかして、引退したあとになっちゃったんだ」とツッコミ。
新崎人生が50代後半で武藤と同じ年代にさしかかるにあたりアドバイスを求めると「あの人は、あの道っていうか、神に近いところにいる人だからさ、多分90とか100くらいまで出来るんじゃないですか?これいっちゃなんだけど。俺いま60なんだけど、58歳のときベストバウト取ってるから。人生の場合、動きが遅いから意外と疲れない。なんか普通の人より3倍くらい遅いじゃない。あ、省エネでなんか、長く出来ると」と前向きなコメント。
パンチが「きょう30周年記念大会なんです」と促すと、「俺の記録(39年)は是非抜いて欲しいですよ。でね、武藤敬司も引退して、グレートムタも魔界から出てこないというところで、黒師無双ってのが引退してない。黒師無双っていうのは、あの、白使があって黒使無双が産まれたもんだから」と意味深長なコメントに観衆が湧き、大盛り上がりでトークショーは終了した。
この日は徳島で行われた『新崎人生30周年記念大会』だが、このあと6月25日(日)に本拠地の宮城・仙台市サンプラザでも開催が決定している。