ザ・グレート・サスケが1年前への時間遡行で新型コロナ根絶を宣言しトランプタワーからの高輪ゲートウェイで人食いサメを退治!ダイヤモンド・プリンセス号の責任を神奈川県に問う
11日、東京都・後楽園ホールにて『みちのくプロレス2020年東京大会~力戦奮闘~』が行われ、ザ・グレート・サスケが宇宙大戦争に勝利して時間遡行での新型コロナウイルス問題収束を宣言した。
今年の宇宙大戦争は、サスケがクリスタル・スカルを保持していることを知ったインディージョーズが幽霊退治のエキスパートとなったヤッペーマンズとオバケと巨大怪獣を引き込んで争奪戦を求めたことで開戦。
『宇宙大戦争15~異端のテネット・マン完結とんかつDJリー太郎バスターズ全裸インディ・ジョーズ/ロビンvsコング〜今週の日経読んだ?~』と題されたこの試合は、ザ・グレート・サスケ&バラモンシュウ&バラモンケイ&ウルトラマンロビン&アブドーラ・マシュメロ with全裸ジョーカーvsインディージョーズ&GAINAコング&マーレイ博士1号&エイクロイド博士2号&オバケのDJリー太郎(異端の鳥)の10人タッグマッチで実施された。
監督の全裸ジョーカーがこの宇宙大戦争を最高の作品にすると宣言する中、開戦前には、リングサイドにトランプタワーや東京スカイツリーが並び建つ街が形成。さらにイルカのなごり雪や巨大リス、白熊などが生息する海や山、明るい家族計画が考慮されたダブルベッドが設置。新たな1つの世界が形成されていく様を観衆はどよめきとともに見守る。
酸素マスクを装着したサスケが赤いシャツと青いシャツを着替えながら回転ドアを通って時間逆行と時間順行を繰り返す中、リング上に持ち込まれた布団の中で全裸ジョーカーによる濡れ場の撮影が行われていき、車に乗って街を走るDJリー太郎がロビンらをひき逃げした罪からかイルカの鼻で尻を貫かれていく。
街が移設されてジオラマのようになったリング上ではコングとマシュメロとロビンが怪獣大決戦を展開し、ロビンがなんの罪もない東京スカイツリーを破壊。街が壊れるとともに試合中にも関わらずリングが解体されていき、リングの底から巨大なサメとなったインディージョーズが登場して無差別に人間+αを襲い始める。
サスケは和桶を被ってのセントーンアトミコでサメ退治を目論むが、まさかの自爆で虫の息に。ついに宇宙は滅びてしまうのかと思われたが、サスケはサメの口に和桶を咥えさせてのジンジャーを叩き込み、最後はインディージョーズを和桶に詰め込んで高輪ゲートウェイ From トランプタワー(トランプタワーの上から首にラダーをかけて和桶の中に飛び込むセントーンアトミコ)で3カウントを奪った。
勝利したサスケは、ムーの太陽の忍隊員と関根龍一隊員に「1年前のコロナの無い世界に戻って感染拡大を食い止めてください!」とミッションを与え、1年前に旅立った2人の背中を見送る。
バックステージに戻ったサスケは「宇宙大戦争があるかどうかはさておき、丸一年後のみちのくプロレス後楽園ホール大会はあると思うんでね、そこで答えが出るでしょうね。その1年後を楽しみにしてますよ。その頃にはこの歯抜けになってる半分の座席もね、全部埋めることが出来ると思うんで、それを楽しみにしようかな。2020年の、ステイホームとか緊急事態宣言とか、ロックダウンとかじゃなくてね、2021年、少しずつ前向きに行きましょう」と明るい未来を見据えて真剣に語る。
しかし、最後は「私はもう1度岩手県内に結界を張るから。もう1度感染者ゼロを目指すからね。神奈川県にはさ、ダイヤモンド・プリンセス号の責任をとってもらうから。明日ね、神奈川県議会議員の先生と会う約束をしてるから、文句を言おうと思ってさ。『責任はお前らにあるだろう』とキツく言っとくから。あそこの初動が失敗してるんだよね」と不穏な発言を残して去っていった。