みちのくプロレス25周年記念試合に新崎人生&ウルティモ・ドラゴン&ディック東郷が揃い踏み!テレビで話題のヨネ原人も久々登場!
15日、東京都・後楽園ホールにて『みちのくプロレス2018年東京大会 Vol.3~奇々怪々~ムーの大聖戦』が行われた。
この日は、みちのくプロレス25周年記念特別試合として、新崎人生&ディック東郷&ウルティモ・ドラゴンvsヨネ原人&はやて&GAINAの6人タッグマッチが行われた。
元みちのくプロレスの井上治がレフリーとして登場するサプライズに加え、団体初期に活躍したヨネ原人の久しぶりの登場に会場が沸く中、試合は序盤から青コーナー側がはやてのスピーディーなルチャムーブ、GAINAの豪快なパワーファイト、原人の奇怪な動きで主導権を握り、息の合った連携攻撃も繰り出し猛攻をかける。
しかし、終盤には人生の拝み渡り、ウルティモのヘッドシザーズ・ホイップ、東郷のクロスフェイスと持ち味を活かした攻めで流れを取り戻し、最後は人生が念仏パワーボムでヨネ原人を沈めた。
バックステージに戻った人生は、久々に登場したヨネ原人に触れ、「ヨネ原人も最近テレビに出て話題になっていたし、25周年の大会で楽しい試合が出来たんじゃないかな」とコメント。そして、「25年経ってもね、みんな変わらず元気なのが一番嬉しいですよ」と笑みをたたえながら穏やかに話した。
東郷は「25年という長い歴史があるから、昔のファンは懐かしいと思うだろうし、新しいファンは逆に新鮮に見えるんじゃないか。これから30年、35年とやっていくために新しいファンも獲得しつつ今まで応援してくれているファンも大切にしていきたい。うちらもまだまだ、60歳、70歳まで現役でやっていきたい」と今後の抱負を語った。
ウルティモは、「新崎人生25周年?『えっ、この人俺より長くやってんじゃないの?』って感じだよ(笑)俺は31年だけど……もっと長くやってるでしょ。プロレス界の重鎮ですからね。それにこのビルドアップされた身体!技の一個一個も重いし的確だし」と人生を讃えた。
“50ヶ年計画”を掲げて旗揚げされたみちのくプロレスもこれで折り返し。「60歳、70歳まで現役でやっていきたい」と語る大ベテラン三人の姿を、25年先の50周年記念興行でも見られることを期待したい。