清水健太郎をリングに投入したザ・グレート・サスケが25年前のパワハラを認め謝罪!「今DRAGON GATEで活躍している選手たちにパワハラをしていた」
15日、東京都・後楽園ホールにて『みちのくプロレス2018年東京大会 Vol.3~奇々怪々~ムーの大聖戦』が開催。
この日のメインイベントでは、【『ムーの大聖戦』~パワハラ・DV・ムーの内ゲバ 聖者の煩悩大爆発 慈悲の心で諸行無常の皆殺し 神も仏も全員集合~マスカラ・コントラ・カベジェラ時間無制限3本勝負】と題されたザ・グレート・サスケ&ミニマスター&ゴージャス松野&関根龍一vsバラモンシュウ&バラモンケイ&ウルトラマンロビン&アブGOLD小林の試合が行われた。
サスケ率いる『ムーの太陽』は分裂し、サスケとバラモン兄弟らは再び敵対関係に。この内紛は、名状しがたい紆余曲折を経て『真のパワハラ加害者決定戦』を行って決着をつけることとなり、この日のメインイベントで決着戦へ。
試合前にムーの学長であるお笑い芸人の八幡カオルさんがリング上で記者会見を行い、試合のルールは“時間無制限3本勝負、マスカラ・コントラ・カベジェラ”であることを発表。学長は「パワーが無いのにパワハラとは。そもそもウルトラマンロビンさんは選手なんですか?」と放言し、リングアナは「同じ質問ばかりなので終わります。(みちのくプロレスのブランドは)地に堕ちません!」と叫び会見を強制終了させるなど、試合前からリング上は混沌に包まれる。
さらに、サスケは“秘密兵器”として『失恋レストラン』などの代表曲と逮捕歴の多さで知られる清水健太郎氏を投入。ムーの太陽の“マスター”であるサスケに向け、歌詞の一節である『ネェ、マスター』の部分を観客とともに歌いあげた。
ようやく試合が開始されると、関根と松野がセーラーボーイズを彷彿とさせるコスチュームで登場し、歌って踊ってポーズを決めるとバラモン兄弟は戦意を喪失。このすきに試合開始からわずか20秒でサスケがロビンから3カウントを奪った。
その後二本目では小林がマスターと気功の力で互角の戦いを繰り広げ、なぜか二人いるウルトラマンロビンの一人のケブラーダなどのアシストを受けたバラモン兄弟が、挑発を繰り返していた松野を五体不満足で沈め、三本目はサスケによりマスクを剥がされてしまったウルトラマンロビンが素顔のまま試合を続ける中、サスケはサスケ・スペシャルX ver10.2 セグウェイ(物まね禁止)、コーナートップから場外へのセントーン・アトミコと一気呵成に攻め立てていく。これをミニマスターが墨汁攻撃でアシストしようとするが兄弟の凶器攻撃から小林のダイビングエルボードロップを食らってしまい、ロビンがフォールして漁夫の利を得る形で決着。
試合後、勝利したロビンが素顔のままミニマスターのマスクを剥ぎ、正体がミゼットプロレスラーのプリティ太田であることを暴くと、真のパワハラ加害者としてサスケを追及。
これに対しサスケは、「25年前、ちょうどみちのくプロレスがスタートした時期に、私自身、パワハラをやっていました。すぐには名前を挙げられませんが、特に今DRAGON GATEで活躍している選手が多いです。新日本プロレスの選手では、本間(朋晃)選手の名前をよく出されるんですが、仲が良いし、やっていません。後ほど調査委員会を設けまして、私の被害にあった選手一人一人に謝罪を申し上げたいと思っております。原因は私のコミュニケーション不足ということです」と謝罪し、四方に頭を下げた。
すると、突如会場にダークサイド・ムーンから通信が入り、最近巷を騒がせる不倫やパワハラなどの事件の黒幕はすべて自身であることを暴露し、「2020年の東京オリンピックは開催させない」と宣言すると通信が途絶える。
東京オリンピックと聞いて、緑のスーツに身を包んだ八幡カオルさんが「都民ファースト!」と叫びながら登場し東京オリンピックは絶対に開催すると熱弁。サスケは「カオスになってきたので、都知事を排除しましょうかね」と、人体切断マジックに用いられる箱によく似た装置を使って気功の力で八幡カオルさんを切断。その後、東北復興も掲げている東京オリンピックが開催されなければ困るということで八幡カオルを復活させると、サスケの奇跡の力に魅せられたバラモン兄弟らが再びサスケに心酔し大団円を迎えた。