15周年を迎えたMUSASHIをザ・グレート・サスケらみちのくレジェンドが祝福!

24日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『第12回 王道トーナメント【開幕戦・1回戦】』が開催。MUSASHIがデビュー15周年を祝福された。
MUSASHIは昨年2月にみちのくプロレスを退団してフリーとなり、全日本プロレスに上陸。当初は“外敵”として警戒されていたMUSASHIだが、持ち前の人当たりの良さも手伝っていつの間にかイジられキャラに。現在は皆から“むーちゃん”と呼ばれて愛されている。
そんなMUSASHIだが、昨年7月に“ミスター斉藤”土井成樹の持つ世界ジュニアに挑戦表明を行った際に「お前所属じゃなくてフリー選手やろ?」と挑発されたことを受け、その場で福田社長に直訴して入団を認めさせた。その後は全日本への愛を深めてファン・選手の信頼を勝ち取り、今年1月には選手会副会長に就任。土井に流出していた世界ジュニア王座を奪還し、名実ともに全日本ジュニアの中心に。
5月の大田区総合体育館大会で【むーちゃんせーちゃん】のパートナーである吉岡世起に敗れて世界ジュニア王座からは陥落したが、いざとなれば女装コスプレマッチで大笑いを誘う試合も出来るなど“明るく楽しい”プロレスも担える頼もしい兄貴分としての存在感は健在だ。
この日は、MUSASHIのデビュー15周年記念試合としてMUSASHI&吉岡世起vsザ・グレート・サスケ&のはしたろうのスペシャルタッグマッチが実施。
プロレス界での移籍は大抵人間関係のギスギスが残るが、MUSASHIはみちのく退団後も会場や新崎人生のラーメン屋に顔を出すなど関係は良好の様子。今回もMUSASHIの晴れの舞台にみちのくから2人の大御所が駆けつけた。

MUSASHIとサスケの対面でゴングが鳴ると、道場で何千何万回と繰り返したであろう基礎に忠実なレスリングを展開。その後はむーちゃんせーちゃんのコンビネーションが冴え渡り「盛り上がっていこうぜ~!」のコールを観衆と合唱。ノリにノったMUSASHIは強烈な逆水平チョップをのはしに連打していく。
サスケも得意のセントーン・アトミコを発射するが、案の定かわされて自爆。直後に吉岡も「俺が飛ぶぞ!」とコーナーに上ってセントーン・アトミコを放つが、吉岡もかわされて自爆。それでもサスケはのはしとやり合うMUSASHIにサスケ・スペシャルX ver10.2 セグウェイ(物まね禁止)を決めて試合を終わらせない。
吉岡がサスケを場外に排除してプランチャで飛んでいく中、MUSASHIはのはしにファルコンアロー、エストレージャ・フトゥーロ、二天一流と得意技の猛ラッシュで畳み掛けて3カウントを奪った。
試合後、マイクを取ったMUSASHIが「サスケさん、のはしさん、みちのくプロレスでお2人から学んだ技術と気持ち、すべてを武器にして俺は今、この全日本プロレスのリングで闘っています。欲を言えば、世界ジュニアチャンピオンとして2人の前に立ちたかったんですけど、それはまた次、2人の前に立つときは世界ジュニアチャンピオンとして立ちますので、また相手してください」とサスケ&のはしに語りかけると、退場口でこれを聞いていた2人は深く頷きながら退場。
その後、MUSASHIは世界ジュニア王座を持つ青柳亮生への挑戦を表明。先のジュニアリーグ戦で亮生を破っているMUSASHIが堂々の名乗りを上げる。そして【青柳兄弟】青柳優馬&青柳亮生が持っているアジアタッグ王座にも、むーちゃんせーちゃんで挑戦表明。
アジアタッグ王座戦は9月15日の後楽園ホール大会、世界ジュニア戦は9月23日の立川大会にて行われることが決まった。

先にバックステージに戻ったサスケは「あのMUSASHIも35ですよ。結構な年だな(笑)MUSASHI選手もね、私のセグウェイをね、はねのけたっていうのは大したもんですよ。ウン。そんなね、もう、たろうをキレさせたら大したもんだよ」となぜか某レジェンドレスラーの口調と滑舌を真似ながら語りつつ「MUSASHI選手は強くなったね」としみじみとした様子で振り返る。
これを受けたのはしも「強くなりましたね。なんやかんやで僕は入門テスト見ましたし、なんならその前の高校時代のレスリング部時代から僕は知ってましたんで。改めて言いたいことは、MUSASHI、15周年おめでとうございます。また全日本プロレスでしっかりと成果挙げたらみちのくプロレスにもちょっと顔出してくれたらなと思います。今日はありがとうございました」と語り、何度目かの師匠超えを果たした弟子の未来にエールを贈った。