【試合詳細】8・27 みちのくプロレス神戸大会 のはしたろう&フジタ“Jr”ハヤト&GAINAvs望月マサアキ&望月ススム&望月ジュニア ヤッペーマン1号&ヤッペーマン2号vsMUSASHI&大瀬良泰貴 新崎人生&ディック東郷&日向寺塁vsザ・グレート・サスケ&スペル・デルフィン&スペル・シーサー

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『株式会社ワールド・ワンpresents みちのくプロレス旗揚げ30周年記念神戸大会』
日程:2023年8月27日(日)
開始:13:00
会場:兵庫県・神戸サンボ―ホール
観衆:720人(超満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○卍丸
7分27秒 STF
●山谷林檎

▼タッグマッチ 20分1本勝負
バラモンシュウ(フリー)/○OSO11
8分0秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
●郡司歩/吉田憂次(BRS)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○ken45°
8分28秒 ウラカンラナ
●ラッセ

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
新崎人生/ディック東郷/○日向寺塁
11分36秒 ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め
ザ・グレート・サスケ/スペル・デルフィン(海鮮)/●スペル・シーサー(フリー)

▼タッグマッチ 60分1本勝負
ヤッペーマン1号/○ヤッペーマン2号
9分17秒 エビ固め
MUSASHI/●大瀬良泰貴

▼6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
○のはしたろう/フジタ“Jr”ハヤト/GAINA
18分2秒 ダイビング・ヘッドバット→片エビ固め
[M3K]望月マサアキ(DRAGON GATE)/望月ススム(DRAGON GATE)/●望月ジュニア(DRAGON GATE)

30周年を迎えたみちのくプロレスが敵地・神戸でDRAGON GATEとの対抗戦に激勝!地元・垂水区出身のはしたろうが超満員の観衆の前で錦を飾り望月親子との親子タッグ対決を約束!

オープニング


試合開始前、ヤッペーマン1号2号がリングにあがり物販の1回500円はずれなし「のはしくじ」をディスる一方、1号の退行著しい頭髪救済植毛募金のお願いを行った。

第1試合


 参戦を予定していたバラモンケイが首の負傷により欠場が決定し、ケイの代わりに吉田憂次の参戦が急遽決定。これに伴いオープニングマッチも山谷の対戦相手が郡司から卍丸にカード変更。いずれにしても山谷には所業無情の苦行の一戦になることは明らかだった。

 醒めた目で虚空見据えて無表情で入場する卍丸。気合十分リングインしてきた山谷との好対照。
 相対し林檎のヘタを押し付けるように卍丸の懐へ滑り込もうとする山谷であったが、卍丸が山谷のリストをギリギリ捩じって山谷の両肩をマットに押し付けマウントの状態。レフリーがカウントを取ろうと覗き込むと山谷肩を上げて逃れようともがくが、今度は卍丸が山谷のネックをロック。尻もち状態の山谷の背後に回って左腕を捩じりあげる。山谷辛くも解いていったんブレイク。
 卍丸はボディスラムでマットに打ち付けフォールも、山谷がキックアウトしドロップキックで反撃。卍丸も前蹴り、ボディスラム、リング中央で足を取ってエビ反らせた山谷の腰へ臀部をどっかと落としてボストンクラブ。山谷は堪えてなんとかロープに這って逃れる。
 山谷が果敢にエルボーバットから渾身のボディスラムを見舞うと観客席からどよめきと拍手が起こった。しかし、無理して投げた山谷も腰を押さえてダウン。それでも卍丸より先に立ち上がり、起き上がりかけの卍丸の側頭部めがけストンピング、立ち上がったところへドロップキック。さらに卍丸をニュートラルコーナーへ押し込め串刺しのドロップキック、打点高めのミサイルキックと畳みかける。
 山谷は欲を出して再度投げんと卍丸の腰へ手を掛けるが、逆襲に遭いマットに背面から叩きつけられまたしてもボストンクラブの餌食に。もがきつつ決死の脱出を果たすも、怒りの卍丸がケンカキックで山谷をふっとばし、STFで捕らえると山谷がたまらずタップアウト。

第2試合


 郡司が負傷欠場のバラモンケイに代わって参戦の吉田憂次と今年3月徳島で開催された新崎人生30周年記念徳島大会に続き「酒クズ」タッグ再結成。吉田も大阪のプロレスバーBRSのスタッフであり酒豪で知られているので酒瓶を持って郡司と並んで違和感なし。

 酒を煽って観客煽る郡司に続き、バラモンシュウがどことなく寂しげな風情でOSOとの急ごしらえのタッグを組んで入場。
 いつものようにリング下から小道具を取り出そうとすると、ボーリングの玉が客席に転がっていってしまう。弟のサポートがないだけで兄の毒気が半減して見えるのを郡司は見逃さず。すかさず酒瓶をOSOから奪った鮭に持ち替えてシュウを襲撃。
 リング上ではOSOと吉田が迫力の肉弾戦。その最中も、郡司とシュウは終わりなき場外乱闘。OSOが吉田をヘッドロックに捕らえ締め上げる。逃れた吉田とショルダータックル合戦。制したのはOSOだったが、郡司が鮭を放り投げOSOを場外へ追い払ってリングの上でシュウと対峙。酒瓶を持ち込みその上にシュウを投げ落とす。ダウンのシュウの頭上に酒をあびせかける。
 ようやく助けに来たOSOを郡司が挑発するが、これが裏目となりOSOが狂乱。鮭で郡司をしたたかに打ち据える。エプロンに転がった鮭を吉田が手に取り「皮が裂けて身が出ちゃってる」とあきれ返る。リングまわりに鮭の白い身が無残にもフワフワと飛び散っていた。
 リング内郡司が捕まりシュウとOSOが殴る蹴るのサンドイッチ攻撃。シュウが郡司をコーナーへ押し込みOSOに「ボーリングの球取ってこい」と指示するがOSO吉田のハゲ頭を掴んで郡司の股に挟み、吉田の股間にスーツケースを押し込む始末。シュウが球を直撃でいつもの「ウ~ッ」を弟不在ひとりでやるが観客のノリが悪く意気消沈。
 串刺しを狙ってコーナーに突っ込んできたシュウを郡司が両足上げて退け、吉田がボディスラムで投げると、OSOが再び吉田との激しいぶつかりあい。今度は吉田がOSOを倒し、郡司と共にダブルの酒瓶アタック。OSOが驚異のスタミナで復活し、郡司をコーナーに押し込め串刺しスピアーから串刺しエルボー・バット。郡司がたまらずダウンするがフォールを返す。
 虫の息の郡司に勝機と見たシュウがOSOに「しっかり持っとけよ」と指示し交通標識で殴り行こうとするが、吉田が機転きかせOSOを鮭で吊って誤爆を誘う。シュウも一旦場外へと逃れたが、リング上でOSOと組打つ郡司めがけて白い粉を投げつけ目つぶし。シュウの好サポート受けOSOが白い粉でけぶる中豪快にダイビング・ボディプレスで郡司を圧殺。酒クズタッグは2敗目。

第3試合


 殺る気満々のken45°がリストの取り合いからラッセの足をキャッチしグラウンドの攻防へ。ラッセが足を取り返しken45°切り返しブレイク。
 リング中央で激しいチョップ合戦。ken45°が隙をついてサミング。ダウンのラッセを立たせて地獄突き。青コーナーに押し込みラッセを踏みつけリング中央で卍固めで決めにかかる。ラッセがロープに逃れると、ここを勝機と猛攻畳みかける。
 ラッセもソバットを返しなんとかペースを奪おうともがくが、ken45°がレフリーの目を盗んで急所攻撃。ラッセくじけずフライングニールキックからミサイルキックで流れを強引につかみかけるが、そうはさせじとken45°が飛びついてウラカンラナ。一瞬で勝負が決まり、ラッセ呆然。

第4試合


 青コーナーから、もはや一篇のショートムービーの如き見応えと荘厳さをたたえて新崎人生が入場してくるとざわめいていた会場が厳かなる静寂の空間に。
 一方赤コーナーからみちのくの象徴マスターザ・グレート・サスケが念を注入しながら観客席を練り歩くと、ファンが我もとマスターに手を合わせ歓声を送る。
 サスケ、人生、ディック東郷、スペル・シーサーがリングに勢ぞろいすると壮観。試合前、サスケだけがなぜか人生との握手を拒否。

 先発は人生とシーサーで美しいレスリングスタイルの攻防を展開。人生のヘッドシザーズをシーサーが倒立の美技で外すと観客が拍手喝采。人生のヘッドシザーズを切り返したシーサーが背後に回って人生の腕を取るが、人生切り返しドリー・ファンク・jrが引退興行で来日した時も披露したサーフボードストレッチで青コーナーまで伴い日向寺とチェンジ。
 日向寺もシーサーを逃さず絞り上げるがこれを切ってスピーディーな攻防を展開。シーサーが逃れて満を持してのデルフィン登場。
 ヘッドロックを逃れた日向寺がショルダーで倒されるが、起き上がって勢いをつけたショルダータックルでデルフィンを場外へと落とす。日向寺が飛んでくるかとリング下でデルフィンとサスケが待機するが、日向寺はふたりを上から見据えてフェイント。
 リング上は東郷とサスケ。サスケが念を込めつつ意外や力業で東郷を倒しにかかる。東郷、サスケを捕らえ背中へ肘を落とす。仰向けに寝かせキレキレのフィスト・ドロップを叩き込む。クロスフェイスを避けたいサスケが寝技から立ちあがるが東郷サスケのネックをがっちりとロック。逃れようともがくサスケをショルダータックルで張り倒すと、勢いよくダウンしたサスケが跳ね上がって起き上がりこぼし。構わず足蹴にすると再度起き上がる。3度目に跳ね上がる前に日向寺、人生、東郷3人ががりでサスケをフォール。あわやのところにカットに入ったシーサーとデルフィンを人生、日向寺が迎え撃つがシーサー、デルフィンに逆に丸め込まれてダブルでフォールされるがカウント2で辛くも返す。
 シーサー、デルフィンは、なおも人生、日向寺をダブルのドロップキック攻撃。人生がデルフィンの腕を捕らえて拝み渡りを敢行。デルフィンも人生をスイング式DDTから「終わりいいい」とデルフィンクラッチ。日向寺カットに入り終わらず。シーサー、サスケが合体技で日向寺を追い込む。デルフィンも加勢、大阪臨海アッパーを炸裂。あわやの日向寺を東郷がカット。東郷のぺディグリー狙いを返したシーサーを日向寺がスピアー、ブレーンバスターと畳みかけフォールもカウント2。
 日向寺がコーナー最上段に上がり、リング中央にセットしたシーサーへダイビング・エルボードロップを叩き込んで3カウント。

第5試合


 試合開始前ヤッペーマン2号にファンの方から花束贈呈が行われるも、花束を貰えなかった1号が荒む。
 荒んだ1号が、前日初神戸元町リングソウルのマットで二天一流を堂々披露し満員の観客を魅了したMUSASHIと対峙。アームホイップでMUSASHIを投げ飛ばし「俺にも花束くれ!」アピール。

 大瀬良と2号。素早い攻防、いつのまにやら1号が加わり大瀬良にダブルでドロップキック。場外へ落とすが飛ばず。ダブルで大瀬良、MUSASHIを攻撃も誤爆させられ1号が捕まってMUSASHIがコーナーで顔面踏みつけ。続いて大瀬良がリバーススプラッシュ。フォールを2号がカット。
 息も絶え絶えの1号がドロップキックで辛くも逃れて2号にチェンジすると、大瀬良もMUSASHIと交代。
 2号のダイビングフットスタンプをかわしたMUSASHIがファルコンアローで2号をフォール。カウント2。花束を貰って勢いづく2号がコーナートップからMUSASHIめがけてダイビング・エルボー。フォールもカウント2。1号を場外へ落した大瀬良、リング下の1号へラ・ケブラーダ。2号もすかさず大瀬良へとトルニージョ。ならばとMUSASHIはノータッチ・トぺ・コンヒーロで1号2号に突進、急降下。リング下に倒れこむ4人に拍手と歓声が飛び交う。
 大瀬良、MUSASHIが勝機を確信。最後の仕上げにかかろうとした一瞬の油断の隙をついたついた1号2号がMUSASHIを自爆に誘い、大瀬良もろともにまさかの合体技でフォールし3カウント。勝利の女神、1号2号に微笑む。これが正義の味方の勝ち方かといえば甚だ疑問ではあるが勝ちは勝ち。

第6試合


 メインイベントは、のはしたろう&フジタ“Jr”ハヤト&GAINAvs【M3K】望月マサアキ&望月ススム&望月ジュニアの6人タッグマッチ。みちのくプロレスと神戸を本拠地とするDRAGON GATEが対抗戦で激突する形となった。

 先発で出ていったのはしはススムと堅実なグラウンド戦を展開。リストの取り合いからグラウンドの攻防へと移ったが闘いはほどなくヒートアップ。
 アームホイップから足を捕らえたのはしが倒れたススムの背面に早くも「頭」ヘッドバットを投下するとススムが青コーナーへ逃れる。
 のはしがハヤトに交代すると、M3Kが3人同時にリングイン。レフリーの「ひとり、ひとり」に促されてススムとマサアキが下がり、リング中央でハヤトとジュニアの対面になるとバチバチの蹴り合いを展開。4月の『武勇伝』での初遭遇後に再戦を求めあっていた2人は溜まっていた思いをぶつけ合うかのような撃ち合いを見せるていきジュニアが挨拶代わりとばかりミドル2発。ハヤトは堪えてすかさずジュニアの左足へ重いミドルを突き刺すと、ジュニアの表情がゆがむ。苦笑いを嚙みしめつつハヤトへ再度ミドルを打ち込むと今度はハヤトが歯を食いしばる。両雄譲らぬ蹴撃合戦は格闘技さながらの緊張感で会場の空気が張り詰めていく。お互いにハイキックを胸で受けたあと、コーナーへ追い込んだジュニアにハヤトが強烈なブラジリアンハイキックを見舞うと、遂にジュニアが尻もちをついて倒れたが、ここでジュニアの親父“親バカ”ぶりが目立つマサアキが決死の救出を見せ場外戦へと発展。
 場外でもハヤトとジュニアが危険な遭遇。ハヤトがジュニアをパイプ椅子でしたたかに攻撃。6人が会場広しと暴れまわり、場外カウントギリギリに我に返ったのはしとマサアキがなんとかリングに滑り込みセーフ。
 後半は親父マサアキと地元凱旋のはしたろうの意地とプライドをぶつけ合う一方でススムとGAINAもジャンボの勝ちとスーパーラリアットをぶちかましあう。
 本拠地神戸で負けるわけにはいかないM3Kが怒涛の勢いでのはしにトレイン攻撃をかけていくが、のはしもまた地元ファンの声援を受け決死の反撃。マサアキのツイスターを食らって絶体絶命かと思われたが根性のキックアウト。スーパーラリアットでジュニアとススムを蹴散らすGAINAの好サポート追い風を受けたのはしがコーナートップからジュニアへ勝利のダイビングヘッドバットで3カウント。

 壮絶な死闘をなんとか制して、地元神戸に錦を飾ることに成功しマイクを取ったのはしは、M3Kの面々に感謝の言葉を述べつつ、マサアキが著した初の自伝『親子でプロレスをやる覚悟。』を宣伝。これに気を良くしたマサアキは超満員の会場を見渡しながら「こんだけ入るなんて大したもんだよお前」と賛辞を返した。

 両軍和やかに握手を交わしていく中、ハヤトだけは拒否。
 のはしは「仲良くしろよ!」と取り成しつつ「ジュニア選手、ちょっと舐めてかかってましたけど、本当にすごい選手ですね。うちも若いもんいますんで、ホントまたうちのリングでバチバチやってもらいたいと思います。私もジュニアいますんで、ちょっと5年後になるか6年後になるかはわかりませんが、いつの日にかジュニア引き連れて望月親子の前に現れたいと思いますんで、またそのときまで、みちのくプロレス応援よろしくお願いいたします!」と近い将来の親子タッグ対決を誓った。

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