【試合詳細】10・13 マリーゴールド浜松大会 林下詩美&MIRAI&高橋奈七永vs青野未来&天麗皇希&翔月なつみ 桜井麻衣vs石川奈青 後藤智香vsマイラ・グレース ビクトリア弓月&田中きずなvs松井珠紗&瀬戸レア CHIAKIvs南小桃
『Marigold Fantastic Adventure2024』
日程:2024年10月13日(日)
開始:13:00
会場:静岡県・アクトシティ浜松
観衆:232人
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○CHIAKI
7分38秒 ダーク・ウルフ→エビ固め
●南小桃
▼タッグマッチ 15分1本勝負
○ビクトリア弓月/田中きずな
9分54秒 ローリング・アロー
松井珠紗/●瀬戸レア
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○後藤智香
6分9秒 ハイアングルGCS→片エビ固め
●マイラ・グレース
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○桜井麻衣
9分2秒 STF
●石川奈青
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
林下詩美/MIRAI/○高橋奈七永
17分9秒 ワンセコンドEX→片エビ固め
青野未来/天麗皇希/●翔月なつみ
奈七永が翔月と10年以上ぶりの再会を果たしパッション再注入!弓月&きずなが軽快な勝利でツインスター戴冠に向け弾み!
第1試合
ゴングとともに小桃が突っ込んでドロップキックも、CHIAKIはビクともせず。小桃は悔しがりながら一旦下がって「来いよ!」と手4つを求める。
CHIAKIは不敵な笑みで応じて「ナメんなこのガキ!」と腕力で圧倒。ブリッジで耐える小桃に馬乗りになって制圧。今度はCHIAKIから手4つを求め、応じようとした小桃にショルダータックル。小桃はコーナーに振っていくが、CHIAKIがエプロンに逃れて髪を掴みながら引き回し、顔面ウォッシュ。さらに抵抗する小桃をぶっこ抜いてボディスラムで叩きつけ、逆エビ固め。小桃は苦戦しながらもなんとかブレイク。
小桃は意地のエルボー連打からボディへ正拳突き。さらにドロップキックから足払いをかけてオクラホマロール、腕十字と連撃。これをCHIAKIが脱出すると小桃がロープに飛ぶが、CHIAKIが風車式バックブリーカーで迎撃し側転式ダブルニードロップ。CHIAKIがアルゼンチン・バックブリーカーからムーン・ウルフを狙うが、着地した小桃が腕を固めながらのDDTで切り返す。
小桃は腕固めで絞り上げ、ロープを使ったアームロックへ。さらにロープに飛ぶが、CHIAKIが追走スピアー。CHIAKIもロープに飛ぶが、小桃がロープを使った飛びつき式コンプリートショット。続けてオーバークロスDDTを決めてロープに飛ぶが、CHIAKIがパワースラムで迎撃。
CHIAKIはアルゼンチン・バックブリーカーからムーン・ウルフを決めるもカウントは2。ならばと両国国技館大会以来に繰り出す奥の手、ダーク・ウルフ(※スイング式変形アルゼンチン・バスター)で3カウントを奪った。
<試合後コメント>
CHIAKI
「浜松大会は、小桃。なんか結構久しぶりだな。4ヶ月ぶりとか。小桃とシングルやったのは。なんか、なんだろうね。まあまあやりたいことはあるんだろうけど、それが中途半端っていうか。なんかちょっと卑怯な手を使ってきたりとか見てて思ったと思うんだけど、なんだろ。ダーク・ウルフに興味があんの?変わりたいって意識があんのかもしれないけど、ダーク・ウルフ軍に入るにはまだまだ甘ちゃんなんで。もし小桃が俺らと一緒にやりたいっていうんだったら俺的には歓迎するよ。他がどう言うかわからないけど。まあまあ、そんな感じで。クソ余裕だったわ。またな」
南小桃
「CHIAKIさんとのシングルでした。ダーク・ウルフ軍?CHIAKIさん?私は全然怖くないです。もっともっともっと強くなって、ダーク・ウルフのCHIAKIさんをぶっ倒したいと思います。ありがとうございました」
第2試合
ゴングとともに弓月と松井が突っ込んでいき、互いの攻撃をかわし合うスピーディな攻防から弓月がアームドラッグ。足払いの応酬からクリーンブレイクとなり、両者タッチ。
レアが突っ込んでいってエルボーを連打していくが、きずなも真っ向から応戦してランニング・ニー。さらにボディスラムを狙うがレアが首固めで切り返し、コーナーに振って串刺しドロップキックからフェイスクラッシャー。レアはボディスラムから逆エビ固め。ブレイクされると松井にタッチ。
松井はきずなに串刺しニーリフトから高速ブレーンバスター、キャメルクラッチ。さらに低空ドロップキックで転ばせてロープに飛ぶが、きずなが腕をキャッチして脇固め。さらにセカンドからの雪崩式腕十字を決めるも、レアがカット。きずな&弓月が2人で松井をロープに振るが、松井がダブルのランニング・ネックブリーカー・ドロップで切り返す。松井はさらに低空ドロップキックで追い打ちしてカバーに入るが、きずながブリッジで抜けてロープに飛び、「ナメんな!」とジャンピング・ネックブリーカー。弓月にタッチ。
弓月は松井にドロップキックからロープに飛んでコルバタ。ひらりとエプロンに飛び出してトラースキックを見舞い、低空ドロップキックで追い打ち。さらにダブルリスト・アームサルトを狙うが、松井がコーナーに振って足をロープに絡めてヒザを蹴り上げる。弓月を場外に出してエプロンからのダイビング・クロスボディで追撃し、リングに戻してブサイク・ニー。松井はMKDを狙うが、弓月が必死の抵抗を見せてロープに飛ぶ。松井もロープに飛んでドッグファイトを展開していき、弓月がドロップキック。松井も怯まずカサドーラ・フットスタンプで反撃し変形フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。松井がコーナーに上ってミサイルキックを叩き込み、レアにタッチ。
レア&松井がトレイン攻撃を放ち、ダブルのブレーンバスター。さらにレアがキャトル・ミューティレーションに捕らえるがきずながカット。弓月&きずなが従事ロープワークしながら攻撃を見舞って翻弄しダブルの低空ドロップキック。さらに弓月が払い腰3連発からロープに飛ぶが、松井が飛び込んできてブサイク・ニーを叩き込むアシスト。レアがトルネード・クラッチを決めるもきずながカット。
レアは弓月にドロップキック4連撃。5発目を狙ったところで弓月がカウンターのトラースキックをぶち込み、ダブルリスト・アームサルト。弓月&きずながダブルの変形ブレーンバスターを決め、きずなのトラースキックから弓月がローリング・アローを決めて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ビクトリア弓月&田中きずな
弓月「私たち久々のタッグだったんですけど、ツインスターの挑戦が決まっていて今日は必ず勝たなきゃいけないところだったので、今日は勝てて良かったなと思ってます。この結果で次につなげていきたいし、ツインスター、必ず私たちがそのベルト獲るまで、皆さんお楽しみに」
きずな「昨日、tWin toWerから散々言われましたけど、私は弓月が隣りにいてくれたらどんな相手でも勝てるし、今日だってちゃんと弓月が勝ってくれたけど2人で勝利したし、タッグのベルトももう私たち準備万端です!絶対2人のこと倒して私たちがベルト巻きます!」
弓月「絶対ベルト獲るんで応援よろしくお願いします」
松井珠紗&瀬戸レア
松井「3連戦2日目の浜松、どうもありがとうございました。結果はちょっと悔しいことになっちゃったんですけど、自分が改めて思ったのは……19歳って、スゴいなって改めて思いました。でも私たち2000年の代、24と23。……あれっ?」
レア「あ、自分24の代です」
松井「24だよね?まだまだ世間的には若いと思われるんで負けてられないなと。そして私、スーパーフライ、改めて狙いに行くので。弓月もやっぱ欲しいんだよね。きっと。まだまだスーパーフライの壁はきっと高いぞってところを、チャンピオンじゃないんですけど私が勝手にスーパーフライ戦線を盛り上げてやろうかなと思ってます。ということでありがとうございました」
レア「きずなちゃんと弓月さん、同所属になる前からもちろん知っていました。でも今の実力差がこうも違うのかと。今日の試合で痛感いたしました。でも、超えられない壁ではないと思ってます。なのでまずは超えられる壁からどんどん超えて、自分が闘いたい選手と戦っていい試合が出来るようになります。ありがとうございました」
第3試合
試合前には両者しっかりと握手を交わすも、後藤が突然コーナーに振って奇襲。後藤が串刺しヒップアタックを叩き込み、早速ジャイアント・スイングを宣言。マイラは大暴れして必死にロープを掴む。
後藤はラリアットを発射も、マイラは前後開脚でかわしてローキック、ソバット、足払い、低空ドロップキックと得意のコンボ。マイラは後藤をコーナーに振って串刺しエルボースマッシュから貫通ドロップキック、ツイスト・アンド・シャウトからバックドロップを狙う。後藤はこれをぶっこ抜いてボディスラムで叩きつけ、逆エビ固めを狙う。マイラはローリングして脱出し、DDTのフェイントからソバット、バックドロップ。
マイラがロープに飛ぶが、後藤がキャッチしてコブラツイスト。さらにエプロンからのヒップアタックを見舞い、「今度こそ!」とジャイアント・スイングを狙う。マイラは回されながらも足に絡みついてスクールボーイで転がし、ボーダーシティ・ストレッチ。さらにみちのくドライバーIIで突き刺して前日に解禁したばかりのスカイツイスター・プレスを狙うが、後藤が下から担ぎ上げてジャイアント・スイングで12回転。
目を回した後藤をマイラが下からスクールボーイ、変形ダイヤル固めと翻弄し「オワリ!」とフォーファンク・クロスを狙う。後藤が抵抗すると、マイラはトラースキックを見舞ってロープに飛ぶが、後藤がカウンターのラリアット。後藤は「終わりだーッ!」とGCSの体勢へ。マイラは背面着地して延髄エルボー。さらにコーナーに上っていくが、後藤が追いすがってコーナー上から投げ落とすハイアングルGCSを決めて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
後藤智香
「皆さん!後藤智香!3連戦、2戦目!昨日に引き続き勝ったぞ!昨日は皇希とのtWin toWerのタッグで勝って、今日は正真正銘後藤智香、シングルでマイラから勝ちました!マイラとはシングルが6月2日、ここ浜松ぶりで。ホントは今日はボジラと闘う予定だったんですけど、マイラとのカードになって。マイラももちろん成長してるし、私も負けていられないって証明出来たから!とにかく!勝ったぞ!勝ち!それだけで嬉しいです!もっともっといっぱいいっぱい勝っていけるように!練習!練習練習練習!頑張ります!そして明日3連戦最終日もこの勢いに乗って勝ちます!勝つぞーッ!!」
マイラ・グレース
「チカとシングルマッチをやったのは、前にこの会場でやって以来。あれからいろんなことがあって、私たちは2人ともあの日からとても強くなってまた出会った。今日はチカ、貴女のほうが強かった。でも私は変わらない。これからも一生懸命努力して、一生懸命トレーニングを続けるの。だから、次にまた闘うときは違う結果になるでしょうね」
第4試合
赤コーナーから入場してきた桜井がロープ上でポーズを決めている間に石川が奇襲して場外に叩き出す。
場外でのエルボー合戦が繰り広げられる中でゴングが鳴り、石川が桜井を観客席や本部席へと叩き込む。桜井も観客席へ投げ込んでやり返し、場外ボディスラムを見舞ってリング内に放り込む。
桜井はコーナーに上ってミサイルキック。石川のエルボーをキャッチして足を使ったファイナルカット、グラウンドでの胴絞めスリーパーホールド。ブレイクしてロープにもたれかかる石川の顔面を何度も踏みつけてから貫通ビッグブーツ。さらにロープに飛ぶが、石川がカウンターのランニング・ネックブリーカー・ドロップ。桜井はすぐに起きてビッグブーツを連打していくが、石川がキャッチしてドラゴンスクリューからアンクルホールド。桜井は苦戦しながらもロープに逃れる。
石川はロープに足を絡めてのニーロックからヒザへの串刺し低空ドロップキック。さらにロープに飛ぶが、桜井がカウンターのビッグブーツからSTFを狙う。石川は決まり切る前にロープへ逃れる。
両者足を止めてのエルボー合戦を展開し、石川が猛連打で制してロープに飛ぶも、桜井がカウンターのレッグラリアートから庶民征伐、シャイニング・バスターと連撃。さらにボディスラムでセットして「終わり!」とコーナーに上ってダイビング・エルボードロップを狙うが、石川が追いすがって雪崩式ブレーンバスター。石川もコーナーに上ってダイビング・クロスボディ。
石川はリバースタイガー・ドライバーからN.A.Oを狙うが、着地した桜井がバックドロップ。石川もすぐに雄叫びを上げながら立ち上がってジャーマン・スープレックス。石川はランニング・ネックブリーカー・ドロップを狙うが、桜井がキャッチして逆打ちからシャイニング・ケンカキック。さらにタイガー・ドライバーを狙うが、石川がサムソンクラッチ、タチアガールと丸め込みで粘ってN.A.O。さらに必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、桜井がカサドーラで切り返してSTFで捕らえると石川は無念のタップ。
<試合後コメント>
桜井麻衣
「浜松大会、ありがとうございました。石川奈青、なにげにシングルで対戦するのは初めて?なんだかすごい『悔しい悔しい』って言ってて。その気持ち、今日はすごい感じました。でも貴女が成長する分、私はもっともっとその間に成長してる。その差は絶対に縮めない」
石川奈青
「桜井は同期なんですけど、新人の、ホントにデビューしてすぐくらいに、前の団体のときに1回対戦したことがあって。そのとき以来かな。久しぶりに会ったときにはベルトを巻いてたり、あの頃とは違うんだなって。自分がもっともっと成長しなきゃいけないなって感じで、その気持ちで今日は最初からぶつかって行ったんですけど……あ゛ーッ!あ゛ーッ!3連戦、明日で最後。3戦目。明日こそ勝ちたいと思います。ありがとうございました!」
第5試合
MIRAIと皇希の対面でゴング。手4つでの腕力勝負は皇希が優勢も、MIRAIが転がりながら腕を取りリストロックの応酬へ。MIRAIがロープをまたぎながら脱出してロープを絡めてアームロック。さらにヘッドロックからテイクダウンを奪うが、皇希もすぐにヘッドシザースで切り返しクリーンブレイク。両者タッチ。
詩美と翔月の対面。詩美がショルダータックルでなぎ倒すも、翔月がすぐにドロップキックで反撃。ロープに飛ぶも、詩美が下からすくい上げてスパインバスターでコーナーに叩きつけ、串刺しバックエルボーからショルダータックル。奈七永にタッチ。
奈七永はMIRAIとともに「パッション!」「魂!」とそれぞれ叫びながら交互にマシンガン・チョップを見舞い、ダブルのショルダータックル。2人でハンマースローし、詩美がショルダータックル。さらに奈七永がキャメルクラッチからヒザへのエルボードロップ、逆片エビ固め。両手を広げて翔月に好きなようにエルボーを打たせた上で強烈なエルボー一発でなぎ倒してMIRAIにタッチ。
MIRAIはコーナーで奈七永とともに翔月の顔面を踏みつけ、ボディスラムからシーライダー。さらに足を腕で固めながら吊り上げる複雑なジャベで捕らえ、横から詩美がチンロック、奈七永が腕固めで捕らえるサブミッションの三重奏。さらにMIRAIがボディスラムを狙うが、翔月が延髄斬りでやり返して皇希にタッチ。
皇希がビッグブーツ、青野がサッカーボールキックを見舞う連撃から皇希が170cmプレス。さらにビッグブーツを発射も、キャッチしたMIRAIが変形バックフリップ。詩美にタッチ。
詩美は皇希へ串刺しラリアットからスライディング・ラリアット。さらにアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、皇希が振り払ってビッグブーツを発射。これをキャッチして振り払った詩美が強烈なエルボーからバックフリップ。詩美はジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、皇希が抵抗。詩美はレインメーカーを発射も、皇希が回避。詩美がロープに飛ぶが、皇希がパワースラムで迎撃。青野にタッチ。
青野は詩美にミドルキック、串刺しドロップキック、低空串刺しドロップキックと連撃。さらに青野がラリアットを放つも、詩美もラリアットを放って迎撃。ラリアットの相打ちが続く中、青野がカウンターの一撃を決めてなぎ倒す。しかし、詩美もすぐに起きてラリアット。青野もすぐに起きてラリアットを発射も、詩美がカウンターの一撃でなぎ倒して長き意地の張り合いを制す。詩美が奈七永にタッチ。
奈七永は青野の髪を掴んで引き起こしながらショートレンジ・ラリアット。さらにバックドロップを狙うが、青野が振り払ってローキック。奈七永はエルボー連打も、青野が左右の往復ビンタ。奈七永も往復ビンタから延髄斬りを発射も、ガードした青野がサッカーボールキックからダブルアーム・スープレックス・ホールド。青野が翔月にタッチ。
翔月は奈七永にランニング・ミドルキックからマウントエルボー&サッカーボールキックを連打。翔月はロープに飛ぶが、奈七永がショルダータックルで倒してマウントエルボーでお返し。翔月もひっくり返してマウントエルボー連打から脇固め、腕十字と切り替えて行くが、詩美&MIRAIが2人がかりでカット。青野&皇希が入ってきて奈七永にトレイン攻撃を見舞い、翔月が串刺し蒼魔刀。さらにコーナーに上っていくが、詩美が足を掴んで妨害。奈七永が翔月に雪崩式ドラゴンスクリューを見舞い、MIRAIも変形ドラゴンスクリューで追い打ち。立て続けに奈七永が足4の字固め。今度は青野&皇希が2人がかりでカット。
MIRAIが入ってきて翔月をホイールバローで持ち上げ、奈七永&詩美がダブルのフェイスクラッシャーを合わせる合体攻撃。さらに奈七永がクインビー・ボムを狙うが、翔月が着地してミドルキック連打。しかし、先程の足攻めが響いたのか痛みで怯んでしまう。そこへ奈七永がラリアット。さらに2発目のラリアットを発射も、翔月が巻き取って脇固めからのキドクラッチ。奈七永がなんとか返すも、翔月が串刺し蒼魔刀。翔月が2発目を狙うと、MIRAIが飛び込んできてフライング・バックエルボー。皇希がMIRAIにビッグブーツ、詩美が皇希にジャーマン・スープレックス、青野が詩美にラリアット、奈七永にハイキック。さらに翔月&青野が奈七永にサンドイッチ式ミドルキックを叩き込む。
翔月は蒼魔刀を叩き込んでカバーも、詩美&MIRAIがカット。翔月が引き起こすも、奈七永がバックドロップ。さらに詩美&MIRAIがダブルラリアットを叩き込み、奈七永がナナラッカ。これはカットされるも、立て続けにワンセコンドEXを決めて3カウントを奪った。
奈七永「よっしゃよっしゃよっしゃよっしゃ!パッションが勝ったぞ~ッ!おい翔月なつみ!リングで会うのはもう10年以上ぶりだな。10年以上も経って、またこうしてプロレスのリングが縁を繋いでくれる。不思議な場所だなあ。翔月なつみのそのオラついた蹴りとかエルボーとか、もっともっと感じたいからさ。次、シングルでどうだ?」
翔月「よろしくお願いします!(※座礼の後にガッチリ握手)」
奈七永「……ということで!詩美!MIRAI!MIRAIの魂とは初めて横に立ったんだけど、やっぱり魂とパッションっていうのは共通する部分があるんじゃねーの?!」
MIRAI「はいッ!奈七永!奈七永とは対角も隣も楽しいなと思いました。またぜひお願いします!(※握手を求めるも奈七永がはたき落とす)えぇ~~ッ?!」
詩美「奈七永!」
奈七永「奈七永じゃねーよ!」
詩美「私は暑苦しいのは嫌いだけど、奈七永のパッションは嫌いじゃない!これからも、よろしく奈七永!(※握手を求める)」
奈七永「奈七永じゃねーよ!(※詩美の手をはたき落とす)まあ、じゃあ今日は元気よく!締めたいと思います!皆さん立って!立てる方は立って!また浜松大会があるときには必ず会いに来てください。いいですか?!もっと声を出してよ!いいですか?!しっかり日頃からパッションをためてマリーゴールドに発散させに来てください!よっしゃ!じゃあ元気よく行きますよ!行くぞ!行くぞ!シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!パッショーーン!ありがとうございました!」
<試合後コメント>
高橋奈七永&林下詩美&MIRAI
奈七永「浜松パッション!ありがとうございました!パッションしたなあ!パッションしたなあ!(※詩美&MIRAIを小突く)」
MIRAI「パッション!魂!」
奈七永「魂と……なに?」
詩美「ロイヤル!」
奈七永「魂ロイヤルパッションで!今日素晴らしい連携とかも冴えたと思うし、みんなパッションにつられて熱くなってんじゃん!最高じゃん!そして翔月なつみ!10年以上ぶりにリングで会ったんだけど長くやってるとプロレスって本当に面白い!最高!こうやってまた出会えたりするから、別れと出会いを繰り返して!人生どんどん成長していくんだ!それがパッションだ~ッ!」
詩美「パッション!今日は選手のみならず会場が一体化して、パッション、そして魂、そしてロイヤル林下詩美の一体感がすごく感じられた素敵な大会だったと思います。私も1・3に向けて最高の気分です。ぜひ1・3、会場にご来場ください」
MIRAI「最後、パッションに握手をはたかれてしまったので、パッションが横にいても魂でもみ消すくらいの魂にしてやりますよ!」
奈七永「おうおうおう。横に立つときはいいよ。魂とかロイヤルとかで高め合っていけばいいと思うけどさ、(MIRAIは)ベルト持ってるしさ、こっち(詩美)はリーグ戦優勝してるしさ。私は悔しい思い溜まってんだよ!それを忘れんじゃねーぞお前ら!パッション!」
MIRAI「魂!」
詩美「そしてロイヤル。美しく」
青野未来&翔月なつみ&天麗皇希
翔月「10年以上ぶりに高橋奈七永とリングで会うことが出来ました。ホントに自分はデビューしたてから1から教えていただいた先輩の1人で、ホントに出会うことを楽しみに。また復帰して日が経っていたんですけどもやっぱり……やっぱりというか、10年経っても高橋奈七永はさらに、さらにパッションで熱い熱い選手になっていました。本当に心から尊敬しますし、自分も強くなって高橋奈七永に今日言われたようにシングルでも結果を残せる選手になりたいと思います」
青野「ホントに高橋奈七永率いるパッション。会場もパッションで一体になるっていうのがすごいと思うと同時に悔しくて。でも、あんだけベテランで、あんなに元気なのってすごいことなんで。私はすごいそれが学びになりました。自分も負けずに強さをしっかり出していきたいと思います」
皇希「昨日、今日と2日連続で奈七永さんと闘って、やっぱ奈七永さんの持つエネルギーってすごいなと思って。自分に足りないもの、今もずっと感じているので。次あたり、私奈七永さんと組んでみたいって今日思いました。すごく今日も楽しかったです。ありがとうございました」