「長くやってるとプロレスって本当に面白い!」高橋奈七永が10年以上ぶりに愛弟子と再会しパッション再注入!

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 13日、静岡県・アクトシティ浜松にて『Marigold Fantastic Adventure2024』が開催。高橋奈七永と翔月なつみの師弟が10年以上ぶりの再会を果たした。

 翔月なつみは女優を目指して上京し、舞台でプロレスラー役を演じたことがきっかけとなって2012年1月にスターダム3期生としてプロレスラーデビュー。
 同期の宝城カイリ(現:カイリ・セイン)とともにデビューから1年3ヶ月でゴッデス・オブ・スターダム王座(※タッグ王座)を戴冠するなど将来が期待されていたが、腰の負傷から2013年7月にスターダムを退団して事実上の引退状態となり、2015年に惜しまれつつ正式引退。一時は女優業からも離れていたが、2019年から復帰。2021年11月にはアクトレスガールズとしてリング復帰を果たした。
 アクトレス時代には至宝たるAWGシングル王座戴冠を果たしたり、ロイヤルなユニット【The Royal】を率いて天麗皇希、後藤智香を育成したりと団体の中核を担う選手に。
 今年4月のマリーゴールド旗揚げに合流して再び“プロレスラー”となり、初代スーパーフライ級王座(※軽量級王座)戴冠を果たすなどその実力をいかんなく発揮している。

 この日のメインイベントでは、林下詩美&MIRAI&高橋奈七永vs青野未来&天麗皇希&翔月なつみの6人タッグマッチが実施。
 この試合の見どころは、翔月と奈七永の10年以上ぶりの再会。奈七永はスターダム旗揚げに参画し、翔月の育成にも携わった間柄。ともに別のタイミングでスターダムを離れ、マリーゴールドで再び同じ団体の所属に。旗揚げから約5ヶ月の時を経て、ついに師弟が再びリング上で相まみえた。

 試合序盤は翔月が張り切って出ていくが、連携攻撃の餌食となって捕まる展開に。
 待望の奈七永とのマッチアップの際には奈七永のキャメルクラッチや逆エビ固めといった拷問技に苦しめられる。翔月がエルボーを猛連打するも奈七永は両手を広げて好きなように打たせたうえで強烈なエルボー一発で吹っ飛ばすという格の違いを見せつけるかのようなファイトを見せる。
 終盤に再びマッチアップした際には互いにパッションをむき出しにしてマウントを取り合ってエルボーで殴り合い、翔月が脇固め、腕十字と得意の関節地獄に引き込んだうえで蒼魔刀をクリーンヒット。必殺のダイビング・ダブルニードロップを狙うも、奈七永が雪崩式ドラゴンスクリューで切り返して逆転。
 最終盤には両軍入り乱れる混戦となり、翔月が再び蒼魔刀を決めるも反撃はここまで。奈七永がバックドロップを決め、詩美&MIRAIのダブルラリアットが炸裂。さらに奈七永がナナラッカ、ワンセコンドEXと畳み掛けて3カウントを奪った。


 試合後、マイクを取った奈七永が「おい翔月なつみ!リングで会うのはもう10年以上ぶりだな。10年以上も経って、またこうしてプロレスのリングが縁を繋いでくれる。不思議な場所だなあ。翔月なつみのそのオラついた蹴りとかエルボーとか、もっともっと感じたいからさ。次、シングルでどうだ?」と語りかけると、翔月は「よろしくお願いします!」と座礼した後にガッチリ握手。

 バックステージに戻った奈七永は「長くやってるとプロレスって本当に面白い!最高!こうやってまた出会えたりするから、別れと出会いを繰り返して!人生どんどん成長していくんだ!それがパッションだ~ッ!」と歓喜の雄叫び。
 対する翔月は「デビューしたてから1から教えていただいた先輩の1人で、ホントに出会うことを楽しみにしてました。10年経っても高橋奈七永はさらに、さらにパッションで熱い熱い選手になっていました。本当に心から尊敬しますし、自分も強くなって高橋奈七永に今日言われたようにシングルでも結果を残せる選手になりたいと思います」とパッションに満ちたコメントを残した。

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