辰巳リカが7月9日大田区でのプリプリ王座奪取を宣言! 「チャンピオンに“狂い咲きたい”」
東京女子プロレスが6月13日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、前日のCFF(サイバーファイトフェス)でのプリンセス・オブ・プリンセス選手権次期挑戦者決定4WAYマッチを勝ち抜き、7月9日、東京・大田区総合体育館で同王者・中島翔子に挑戦することが決定した辰巳リカが高らかに王座奪取を宣言した。
決戦から一夜明けた辰巳は「4WAYなんだから、もっと場外で潜んでたり、休んだりとか作戦を練ってやれたらよかったとか思ったんですけど・・・。ぶつかって当たっていくしかできなくて、結果的にそれでよかったのかなとも思っていて。対戦相手の3人(瑞希、上福ゆき、渡辺未詩)はすごいかっこいい選手たちで、そんななかを生き残れたので自信につながりました。自信とかすぐになくしちゃうタイプで、もともと自信ってあってないようなもの。それを取り戻せた。なので、誇りをもって、胸を張って、7・9大田区では中島翔子に挑みたいと思います」と振り返った。
CFFでの中島VS坂崎ユカのプリプリ王座戦を見た感想については「どっちが勝ってもうれしいし、どっちが勝ってもイヤだなっていうのがホンネで。でも、どっちが勝っても“すごいことができるな”って思って。手に汗握りながら、手が痛くなるくらい応援してました」と話した。
王座を防衛した中島との対戦が決まったが、「ひと言で言うなら、本当に無敵状態。向かうところ敵なし、死角もないと感じます。ただ、そんな状態も長くは続かないと思うので、どうかき乱していくか。7・9大田区ではチャンピオンに返り咲こうと思います。私はクレイジーな人間が好きなんですけど。好きでい続けたら自分もそう言っていただくことが増えて。だから私はチャンピオンに“狂い咲きたい”と思ってます。辰巳リカは狂い咲くのほうが似合うと思うので」と早くもベルト奪取を口にした。
ビッグマッチのメインイベントで戦うことになるが、「(王者時代に)後楽園ホールで防衛戦をして、メインには立ってたんですけど。ビッグマッチでメインに立つのは初めてなんで、いろんなものがのしかかるなって思うんですけど。自分で勝ち取ったものなので、胸を張って、思い切りやるしかない」と語った。
辰巳は昨年5月4日の後楽園で山下実優に敗れて王座を失ってから、1年以上の空白があったが、「シングルのベルト戦線からは離れてて。きっかけを探してて、挑みにかかりたいとは思ってたので、ちょうどいいチャンスをつかめた。チャンピオンに狂い咲きのタイミングは今なのかなって思う。私がまたチャンピオンになって、東京女子をもっと大きくしたいし、もっとかき乱したい」と意欲を見せた。
また、辰巳は6月19日の後楽園では鈴芽と組み、伊藤麻希、乃蒼ヒカリ組と対戦するが、「タイトル戦まで、もう1ヵ月に迫って、それまでの試合は全戦全勝するしかない。相手の伊藤ちゃんも、(インターナショナル・プリンセスの)チャンピオンではあるんですけど、鈴芽と協力して勝ちにいきたい。勢いつけます」とコメントした。