「昔のDDTも思い出してくれたら嬉しい」22周年を迎えたHARASHIMAが学生プロレス時代からの仲間とともに勝利し「また25周年と30周年も試合してやるさー!」
27日、東京都・後楽園ホールにてDDT『夏休みの思い出2023』が開催。HARASHIMAがデビュー22周年記念試合を行った。
HARASHIMAは2001年にDDTでデビューし、 “ミスターDDT”と呼ばれる大エースへ成長。DDTの歴史=HARASHIMAの歴史と言っても過言でないDDTの象徴の1人だ。
この日はそんなHARASHIMAのデビュー22周年記念試合が実施。HARASHIMA&ヤス・ウラノ&大家健vs関本大介&高木三四郎&坂口征夫というHARASHIMAのキャリアを振り返るかのような縁あるメンバーでの6人タッグマッチが行われた。
先発で出ていったHARASHIMAは坂口のサブミッションに苦戦するも、高木のドラゴンリングインを迎撃しヤス&大家とともに連携攻撃。
ヤスが捕まる展開となるも関本の巨体をショルダースルーで投げきる意地を見せて生還し、大家も袋叩きにされた上で簀巻きにされてしまうも坂口のハイキックをヘッドバッドで迎撃して炎のスピアーを見舞う泥臭いファイトを見せてHARASHIMAにつなぐ。
HARASHIMAは関本、高木と真っ向勝負の打撃戦を展開し劣勢となるも、仲間の力を借りて奮起。最後は、坂口の強烈な蹴撃の雨をかいくぐって蒼魔刀を叩き込んだHARASHIMAが3カウントを奪った。
試合後には盟友・KUDOもリングに上がり、学生プロレスゆかりの4人が並び立つ。
マイクを取ったHARASHIMAは「22年って長いようだけど過ぎてしまえばあっという間で。今日は初めて22周年で試合をプロデュースさせてもらって。でも、まだ25周年だったり30周年だったり、どんどんやっていきたい。いっぱい試合したい人、一緒にまた組みたい人、いるんで次の25周年はまた色んな人と試合したいと思ってますよっ!KUDOくんも!」と思いを語り、最後は「また25周年と30周年も試合してやるさー!ここにいる皆はまた見に来るさー!そしてプロレスをいっぱい楽しむさー!なんでかって?それは鍛えてるからだーっ!!」と叫んで試合を締めた。
バックステージに戻ったHARASHIMAは気心知れた仲間たちと談笑しつつ「今日こっち組んだのって元々DDTのリング屋やってたり学プロ一緒だったりとかで。DDTは僕22周年だけど、22周年より前から知ってるメンバーで、そこまで考えないであのマッチメイクしたら結果そうなってたのが結構僕は不思議で嬉しくって。本当に昔のDDT、今はもちろん楽しいですけど昔のDDTも思い出しながら。見てくれた人もそういう時代を思い出してくれていたら嬉しいかなと思いました」と笑顔で語り、これからもキャリアを重ねていく展望を口にした。