「NOAH武道館の反響が伝わってきて悔しい」東京ドーム参戦拒否の鷹木信悟が現れKOPW決定戦に進出!
1月4日、新日本プロレスがアントニオ猪木追悼大会『WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム~闘魂よ、永遠に~』を開催。第0試合では『KOPW2023』進出権争奪ニュージャパンランボーが開催された。
昨年末にKOPW2022覇者である鷹木信悟が「散々やってきて、『新しいトロフィーにしろ』『ベルトにしろ』って言ってきた。やっと届いたと思ったら、何の連絡もなく物だけ届いて…ふざけんなって」と不満を述べ、1・4東京ドームへの不参加を表明。その数日後には2023年よりトロフィーが廃止され、KOPW王座ベルトとして新設されることが発表された。
SHOとヒクレオから試合が始まるが、開始直後にヒクレオがトップロープを超えて場外に降りてしまい、オーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)で失格状態のままリングで試合を続ける状態に。ヒクレオがDOUKI、金丸義信を場外に投げ捨てOTRで失格させるが、グレート-O-カーンがヒクレオをラリアットでOTRさせるとついにヒクレオに失格コールがされる。
終盤でKOPW2021覇者の矢野通が入場するが、リング外に降りて様子を見る。その間にKOPW2022を鷹木とともに盛り上げたタイチと、最終入場者として鷹木信悟が登場すると相撲勝負へ。だがBULLET CLUB4人でタイチを担いでOTRさせ、鷹木がBULLET CLUBの裕二郎とKENTAをOTRさせる。ファンタズモも場外に叩き出すが、鉄柵に飛び乗ってエプロンに帰ってくるも、鷹木はSHOをファンタズモに誤爆させてOTR。矢野はリング上で何も絡まないまま4人残りとなり試合が終了した。
バックステージに現れた鷹木は「去年の1・4、一番最後に入場した俺が今年はダークマッチだよ。へッ、面白いね。KOPWに関しては、昨年末に撤退を宣言したが気が変わったよ。プロレスリングNOAHが(日本)武道館ですごい興行やったみたいんだな。ものすごい反響があったってことが俺に伝わってきてるよ。同業者としてそりゃ悔しいに決まってんだろ。そんなこと考えてたらな、俺の不満とか悩みなんかちっぽけなもんだよ。ちょうど山梨にいたから毎日のように俺は富士山を見ていた。山の頂上から富士山を見た。そしたらな、一つ結論が出たんだよ。やっぱり鷹木信悟はテッペンを目指さなきゃ意味がねぇだろ。チャンスはつかむもんじゃねぇ。チャンスは奪うものだ。あのKOPWのベルト、あれを言い出したのはこの俺だ。最初にあれを腰に巻くのも俺しかいねぇだろ」と豪語。
最後に残った鷹木、SHO、オーカーン、矢野の4選手は、翌日1・5大田区総合体育館大会で行われる『KOPW 2023』決定戦4WAYマッチで雌雄を決する。