ウィル・オスプレイが4WAY戦を制しIWGPジュニア王者へ!「自分こそがこの階級の王様」
2018年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会『ブシモ 5th ANNIVERSARY WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム』の第6試合で、IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチが行われた。
王者であるマーティー・スカルに勝利せずとも、KUSHIDA、高橋ヒロム、ウィル・オスプレイの誰かが勝利した時点でベルトが移動する4WAYマッチ。スカルが一歩下がり試合に都度都度介入していく戦略を取り、KUSHIDAがヒロムとオスプレイを削っていく。場外戦になると、オスプレイが鉄塔からの4mケブラーダを発射し会場を沸かせ、スカルがヒロムをテーピングで鉄柵に固定していく。スカルはKUSHIDAにパウダー攻撃も、KUSHIDAはバックトゥーザフューチャーで捕らえるがオスプレイがカットし、復活したヒロムがサンセットフリップ・パワーボムで次々叩きつけスカルにTIME BOMB。これで決まったかと思われたが、スカルとオスプレイがヒロムとKUSHIDAを同時攻撃で蹴散らしていくと合体攻撃を狙うが、スカルが裏切りヒロムがTIME BOMB。さらにオスプレイにミサイルキックからフォールも2。
KUSHIDAがヒロムに掟破りのサンセットフリップ・パワーボムから、オスプレイが三角飛び場外シューティングスターし、コーナーに登るとリバース450°スプラッシュ。さらにオスカッターを狙うがヒロムはTIME BOMBからフォールも、スカルが傘でレフェリーの足を引っ張りカウントを阻止。スカルが傘でヒロムとKUSHIDAを殴りつけ、さらにオスプレイにも殴りかかるが、オスプレイは避けてフラムフライからオスカッターで3カウントを奪った。
勝利したオスプレイは「『借りは必ず返す』『人間はいつか必ず死ぬ』……それと同じように、今日はマーティには必ず勝てるという思いを胸に、KUSHIDA、ヒロムにも勝利して自分の強さを証明してみせた。実はもう腕の感覚がないくらい身体はボロボロなんだ。でも、このIWGPジュニアヘビー級のベルトの中に刻まれている名前と同じように、レジェンドになるためのストーリーがここからはじまると思う。世界でジュニアヘビー級で戦っている選手で、俺とリングの上で対峙できると思ってるやつがいるならお前らは大間違いだ。自分こそがこの階級の王様であり、チャンピオン“エアリアル・アサシン”ウィル・オスプレイだ!覚えておけ!」と、全世界のジュニア選手に宣言した。