約2年半ぶりに聖地・後楽園ホールの飲食売店が復活!長蛇の列も観客に笑顔
コロナ禍で閉じられていた聖地・後楽園ホールの売店がついに解禁された。
東京・水道橋の東京ドームシティ内に存在している後楽園ホールは、ボクシングやプロレスなどの『格闘技の聖地』として愛されている会場だ。
今年の4月には60周年を祝う『還暦祭』も行われ、団体の垣根を超えてのお祝いに超満員のお客さんが詰めかけた。
しかし新型コロナウイルスのまん延により、エンターテイメントの会場は『マスクの装着必須』『飲食禁止』『声援禁止』といったルールのもとに楽しむものとなっており、当然後楽園ホールでもそのルールに則り大会が行われてきた。
だが7月1日に行われたみちのくプロレスでは『飲食禁止』が撤廃され、後楽園ホールの売店も久々にオープンすることに。この売店が最後に開いていたのは2年前の3月ということで、約2年半ぶりにお酒を飲みながら楽しむプロレスが帰ってきたことになる。
この日のメインイベントでは、ガン治療を乗り越えて5年ぶりにフジタJrハヤトが復帰戦を行ったが、お酒を飲みながらでもプロレスファンは歓声を押さえ、笑顔と涙を見せながら大きな拍手で選手たちの応援を行っていた。
今後の飲食売店は毎回開いているわけではなく、主催者と協議のうえ一部大会のみでの営業となるとのこと。
また、名物であったファイターチキンはこの日のメニュー表には存在しておらず、ホットドッグと唐揚げ串がフードメニューとなっていた。
完全復活までの道のりはまだあるとはいえ、大会開始前や休憩時間には長蛇の列ができていた飲食売店。
別会場での一部大会ではマスクを付けた状態でならば声援もOKになってきているため、コロナ禍を抜けてエンターテイメントを気兼ねなく楽しめる日もそう遠くなさそうだ。