69代王者を目指す田口隆祐が68代王者のロビー・イーグルスにBOSJで激勝!「若者たちよ、おっさんに足元すくわれるぞー?」
13日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』が開催され、田口隆祐が現IWGPジュニアタッグ王者のロビー・イーグルスから勝利を挙げた。
今シリーズは、ヘビー級を中心としたタッグリーグである『WORLD TAG LEAGUE 2021』と、ジュニアヘビー級のシングルリーグ戦である『BEST OF THE SUPER Jr.28』が交互に開催される豪華なシリーズ。
この日は『BEST OF THE SUPER Jr.28』の公式戦として、エル・デスペラードvsSHO、YOHvs高橋ヒロム、マスター・ワトvsエル・ファンタズモ、田口隆祐vsロビー・イーグルス、金丸義信vs石森太二、BUSHIvsDOUKIの6試合が実施された。
第4試合では田口隆祐vsロビー・イーグルスの公式戦が実施。
田口は自身が第69代IWGPジュニアヘビー級王座を戴冠してから“69”という数字に強い執着を示すようになり、第69代IWGPジュニアタッグ王座戴冠も虎視眈々と狙ってきた。
タイガーマスクとともに第68代IWGPジュニアタッグ王座を戴冠しているロビーに対し、田口は普段以上の運動量でロビーを攻め立てるが、巧みな技術でグラウンドに引き込むロビーの足攻めに苦戦。
しかし、田口はロビーの多彩な丸め込みをすべてオーマイ&ガーアンクルで切り返してロビーの機動力を奪い中盤から逆転。ロビーのアサイDDTをミラノ作どどんスズスロウンで切り返すというひらめきを見せ、450°スプラッシュも剣山で迎撃。そして勝負を焦るロビーのターボバックパックを田口がどどんで切り返して3カウントを奪取。終わってみれば田口がロビーの得意技にすべて返し技を見せるという完勝に終わった。
バックステージに戻った田口は「『SUPER Jr.』期間中ではあるけれども、69代、狙って行きますよ。狙っていくよ、ロビー! 挑戦、挑戦いつでもどこでも。いつでもどこでもいいよ。いつでもどこでもいい。挑戦受けてもらおうか。受けてもらいましょう。ジュニア……視界が開けたね、69代……ジュニアタッグ……」と恍惚。
そして「まだまだやれるじゃない田口。まだまだやれるんじゃないですか? はい。シングルチャンピオンも見えてきたね。ジュニアチャンピオンはもちろんシングルチャンピオンも見えてきたよ。オイオイオイオイオイ。若者たちよ、若者たちよ。まあこの1勝で調子こくのもなんだけど。若者たちよ、文句ばっかりたれて、おっさんに足元すくわれるぞー? 気を引き締めてかかれ!」と快活に語って去っていった。