【試合詳細】11・3 スターダムとどろきアリーナ大会 【ワールド】林下詩美vs葉月 【ワンダー】中野たむvsウナギ・サヤカ 【ワールド挑戦権利証&SWA】朱里vsAZM 【ハイスピード】スターライト・キッドvs渡辺桃 【フューチャー】琉悪夏vsレディ・C
『KAWASAKI SUPER WARS ~川崎超女大戦~』
日程:2021年11月3日(水・祝)
開始:15:30
会場:神奈川県・とどろきアリーナ
観衆:906人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
[COSMIC ANGELS]●月山和香(フリー)
6分23秒 フェイスバスター→片エビ固め
[COSMIC ANGELS]○桜井まい(フリー)
▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
【王者/大江戸隊】○琉悪夏
4分42秒 冷凍庫爆弾→片エビ固め
【挑戦者】●レディ・C
※琉悪夏が初防衛に成功
▼レッドゴッデス:タッグリーグ公式戦 20分1本勝負
[大江戸隊/東スポ大好き!]鹿島沙希/フキゲンです★【2勝1敗=4点】
5分44秒 my emblem→片エビ固め
[水と油]羽南/吏南【0勝3敗=0点】
▼3WAYバトル 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]○白川未奈(フリー)
7分38秒 インプラントDDT→片エビ固め
[Queens Quest]●上谷沙弥
※もう1人は[Donna Del Mondo]舞華
▼タッグマッチ 15分1本勝負
[Donna Del Mondo]△ひめか/なつぽい
15分0秒 時間切れ引き分け
[STARS]△岩谷麻優/コグマ
▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者/大江戸隊】△スターライト・キッド
11分50秒 両者リングアウト
【挑戦者/Queens Quest】△渡辺桃
※キッドが2度目の防衛に成功
▼ワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証マッチ&SWA世界選手権試合 30分1本勝負
【王者/挑戦権利証保持者/Donna Del Mondo】○朱里
13分22秒 白虎
【挑戦者/Queens Quest】●AZM
※朱里がSWA王座の7度目の防衛および挑戦権利証の初防衛に成功
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/COSMIC ANGELS】○中野たむ
21分31秒 トワイライト・ドリーム
【挑戦者/COSMIC ANGELS】●ウナギ・サヤカ
※たむが5度目の防衛に成功
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/Queens Quest】○林下詩美
25分24秒 ハイジャック・ボム→エビ固め
【挑戦者】●葉月
※詩美が8度目の防衛に成功
詩美が葉月との師弟対決を制し赤いベルトV8&舞華との因縁決着戦へ!たむがウナギから白いベルトを防衛!朱里がAZMからSWA&権利証防衛!大荒れのハイスピード戦を終えたキッドが桃を大江戸隊に勧誘!
第0試合
ロックアップで押し合い、月山が離れ際にエルボー。桜井も即座にビッグブートで反撃し串刺しビッグブートを狙うが、月山がドロップキックでカウンターし、OLAP。
月山が追撃しようとすると桜井はスタナーで切り返し、串刺しバックエルボーからフェイスクラッシャー。さらにSTFで絞り上げダイビングエルボードロップを発射も月山が回避し、自爆した桜井に怒涛の低空ドロップキック連打。
月山はセカンドロープに飛び乗ってミサイルキックを見舞い連続エビ固め。さらにロープに飛ぶが桜井がカウンターのビッグブートを突き刺し、ボディスラムでコーナー下にセット。続けてダイビングエルボードロップからゴードバスターで叩きつけてカウント3を奪った。
試合後に謎の仮面をかぶった黒ずくめの不審者がリングに上がり2人を襲撃して去っていった。
<試合後コメント>
桜井まい
「月山和香との2回目のシングルマッチ、すごい楽しかったです。やっぱり同期で同じコズエンで、負けたくないって気持ちは2人共一緒だと思います。すごい今日月山の勝ちたいって気持ちが伝わってきて、私ももっと負けたくないって気持ちになって、ホントにちょっと危なかったんですけど、新しい技を今日は用意して、なんとかそれを出すことが出来たので良かったです。もっと強くなって、次はタッグリーグもあるので、心強いタッグパートナーになれるように自分自身頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
第1試合
ゴングとともにレディ・Cが突っ込んでビッグブートからエルボー連打。さらにロープに飛ぶが琉悪夏がショルダータックルで迎撃し余裕たっぷりに顔面を蹴飛ばして「来いよ」と挑発。
レディ・Cは逆水平チョップを放っていくも琉悪夏は余裕で耐えてショルダータックルからセントーンを発射。レディ・Cはこれを避けてロープ際で貫通ビッグブートを連打。さらにチョークスラムを狙うが、琉悪夏が暴れるとコブラツイストに切り替えて絞め上げる。琉悪夏は腰投げで脱出してショルダータックル。さらにフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うがレディ・Cがココナツクラッシュで脱出。
琉悪夏はサミングからフライングクロスボディ。そしてコーナーに上って冷凍庫爆弾を狙うが、レディ・Cが地対空ビッグブートから雪崩式首投げ。レディ・Cはランニングエルボードロップからジャイアントバックブリーカーを狙うが、琉悪夏が力任せに振り払ってセントーン。さらにフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで叩きつけ冷凍庫爆弾を決めカウント3。琉悪夏が初防衛に成功した。
琉悪夏「いやあ、初防衛戦、成功ぉ~!いや、レディ・C。デカいだけでまだまだだなあ?」
※桜井がリングに上ってくる
桜井「そのベルト、私に挑戦させてください。」
琉悪夏「私さ、羽南と両国でやりたいんだよねぇ~?まあまあ、それまで期間あるし、暇つぶしにやってあげてもいいヨ?(笑)でも、もう少し強くなってきてもらえる?」
※月山もリングに上ってくる
月山「私も強くなるから!挑戦したいです!」
琉悪夏「お前、初勝利もまだだろ?まあ、でもかわいそうだからさ、まとめてやってあげるネ?(笑)」
<試合後コメント>
琉悪夏
「いやあ、初防衛戦。余裕勝ちしちゃった。でも、最後にシングルしたときよりレディ・Cはホント少し、少しだけ強くなったと思った。でもまだまだ弱い。で、なんか2人上がってきましたけど、試合後だし、1人うるさいのいたし。でも、あの2人からも余裕で勝って、羽南と両国でかけなきゃいけないんで、余裕勝ちします」
第2試合
羽南以外の大江戸隊は仲良く3人で「デース♪」とメロイックサインを決め、「お前が行け!」と吏南が羽南を突き飛ばし、3人で羽南を袋叩きに。さらに東スポ大好きの2人が東スポで羽南を殴打してから3人でヤンキー固め。
フキゲンがチェーンではなんの首を絞めあげてホイップ。しかし羽南もドロップキックで反撃して吏南にタッチ。
吏南はボロボロの状態の羽南を無理やり連れ出し、フキゲンの上にボディスラム。さらにロープに振ってフキゲンの上にカニバサミで倒す。そして「邪魔だ!」と羽南を突き飛ばしてからフキゲンに卍固め。しかしフキゲンはサミングで脱出し鹿島にタッチ。
鹿島は両手を広げて吏南に好きなようにエルボーを打たせていく。吏南は怒涛の連打から払腰。さらに羽南と2人でロープに振るが、鹿島は羽南にだけビッグブート。吏南は鹿島にフィッシャーマンズ・スープレックスを決め、羽南にタッチ。
羽南は鹿島にドロップキックを連発しノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、鹿島が振り払ってフェイスクラッシャー。これは吏南がカットし、姉妹2人で鹿島にダブル大外刈。羽南は鹿島にブロックバスターホールド、フキゲンにドロップキック。さらに吏南が鹿島を押さえつける中でドロップキックを放つがこれが吏南に誤爆。
吏南はこれで頭にきて鹿島とともに羽南にダブルのビッグブートを叩き込み、最後は鹿島がダブルアーム・スープレックスからmy emblemで叩きつけて3カウント。
<試合後コメント>
鹿島沙希&フキゲンです★
鹿島「3vs1!ヨユーっしょ!負けるはずないっしょ!」
フキゲン「デース!」
鹿島「3vs1だもん!以上ッ!」
フキゲン「デース!」
第3試合
白川が2人に握手を求めるが、上谷は無視して舞華と握手。怒った白川が2人にガットショットを見舞ってゴング。
白川はアームドラッグで2人を翻弄してグラビアポーズも、舞華&上谷は2人でロープに振ろうとする。白川はその手を取って無理やり3人でグラビアポーズを決めてみせるが、舞華の首投げから上谷のドロップキックで排除。
舞華と上谷は互いにロープに飛んでスピード戦を展開も、舞華のスライディングラリアットを避けた上谷が後頭部への低空ドロップキックを決め、スワンダイブ式クロスボディも舞華はキャッチしてブロックバスター。さらにブレーンバスターを狙うが、白川が飛び込んできてフライングクロスチョップを叩き込み、上谷には低空ドロップキック。
白川は「ダブルチャンス!」と舞華と2人で上谷にロメロ・スペシャルを決めてみせ、白川がハイタッチを求める。舞華がこれに笑顔で応じようとすると白川がガットショットを叩き込み、そのままエルボー合戦へ。上谷がドロップキックで突っ込んできてカットすると、舞華がコーナーに振って串刺しラリアットからショルダータックル。さらに舞華がブレーンバスターを狙うが、背後から白川が舞華にスクールボーイ。その背後から上谷が白川にスクールボーイ、その背後から舞華にスクールボーイ。舞華は白川にショートレンジラリアットを叩きこみ、上谷に炎華落としを狙うが上谷が暴れて着地しドロップキック。さらにニールキックを決めてからコーナーに上って行くが、舞華が追いすがって雪崩式ブレーンバスターを狙う。しかし、その下から白川が裏摩周の形で2人まとめて叩きつけ、上谷へ足をコーナートップにかける形でのグリーンキラー。
白川は上谷にインプラントDDTを狙うが、舞華が2人まとめてラリアットでなぎ倒す。白川は浴びせ蹴りで舞華を排除してインプラントDDTを狙うが、上谷がウラカン・ラナ。さらに突っ込んでいくが白川が空中胴絞め落としでカウンター。上谷がなんとかこれを返すと、白川がインプラントDDTで顔面から突き刺して3カウント。
<試合後コメント>
白川未奈
「はぁ~!勝ちました!赤の挑戦権取ったか?ないか……。あとはシンデレラ覇者の上谷から、2人に勝ったってことでしょ~っ?!3WAYで!もう嬉しさ爆発!良かった!これでなんの気の落ちようもなく中野たむvsウナギ・サヤカが特等席で見ていきたいと思います。まあ、1つやりたいことが……あーる!」
第4試合
コグマとなつぽいでゴングが鳴ると互いにロープに振りあって走り、アームドラッグの応酬からクリーンブレイク。なつぽいがロープに振るとコグマがスライディングで場外に逃れ、追っていったなつぽいと場外で追いかけっこ。中々捕まえられずに苛立つなつぽいをコグマが丸め込んでから低空ドロップキックを見舞い、岩谷にタッチ。
岩谷はサッカーボールキックからキャメルクラッチ。これをひめかがカットすると、岩谷がなつぽいの背中にダブルニードロップ。続けてヘアホイップからコーナーで顔面を踏みつけ、コグマにタッチ。
コグマはなつぽいにボディスラムからボディプレス。岩谷にタッチ。
岩谷はボディスラムを狙うが、なつぽいが持ち上げられる動きに合わせて側転で着地しクロスボディを見舞ってひめかにタッチ。
ひめかは岩谷に串刺しスプラッシュを狙うが、岩谷がかわしてスクールボーイからのバカタレスライディングキック。コグマにタッチ。
コグマはひめかにブレーンバスターを狙うが、なつぽいがカット。2人でコグマにトレイン攻撃を狙うが、コグマが上手くいなして2人にまとめてクロスボディ。コグマはひめかにラリアットを狙うが、ひめかがキャッチして持ち上げバックフリップ。なつぽいにタッチ。
なつぽいはドロップキックでロープ際に吹き飛ばして貫通ドロップキックを狙うが、コグマがかわしてロープ際での背中ふみふみ。さらに腰へのフットスタンプを発射もなつぽいがかわして背中へのトラースキック、そして貫通ドロップキックを決め、ジャーマン・スープレックス・ホールドを狙っていく。コグマもバックを取ってジャーマンを狙うと、なつぽいが回転エビ固めで切り返し、エビ固めの応酬へ。これを返したなつぽいがコグマにヘッドハンターを決め、追撃を狙って突っ込むがコグマがバックを取ってスリーパーホールドで絞め上げ、スイングスリーパーで振り回す。そしてラリアットを狙うがなつぽいがバックを取って投げっぱなしジャーマン。コグマも即座に起き上がって投げっぱなしジャーマンを見舞い、両者大の字になりつつタッチへ。
岩谷が突っ込んでいくがひめかはショルダータックルで迎撃し、急角度逆エビ固め。岩谷がなんとかブレイクすると、ひめかはアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、岩谷が着地して強烈なエルボー。ラリアットを狙うひめかをスクールボーイの形で転がしてから顔面にスライディングキックを見舞い、ノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うがひめかが耐える。横からコグマがラリアットを叩き込むアシストを見せ、岩谷との合体ボディプレスを決める。岩谷&コグマが2人それぞれコーナーに上っていくが、コグマはひめかが突き落とし、岩谷も暴れて着地してランニングスリーの体勢へ。なつぽいがカットして2人でロープに振ろうとするが、岩谷は2人同時にアームドラッグで放り捨て、コグマとともにドロップキックの編隊飛行で場外に蹴り出し、岩谷がトペ・スイシーダ。これを逃れたなつぽいがコーナーに上って場外ダイビングクロスボディを放っていく。
ひめかは岩谷をリングに上げてラリアットで吹き飛ばし、バックドロップからスライディングラリアット。さらにひめかのパワーボム+なつぽいのダイビングクロスボディの合体攻撃を狙うが、岩谷がひめかを回転エビ固めに捕らえることで逃れ、コグマがミサイルキックでひめかに追撃。岩谷がジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけるもひめかはカウント2で肩を上げる。
岩谷&コグマはダブルのクロスアーム式ノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、ひめかが振り払うとなつぽいがダイビングクロスボディで2人まとめてなぎ倒す。ひめかがJPコースターを決めてフォールも岩谷はギリギリでキックアウト。ひめかは串刺しラリアットからひめかのパワーボム+なつぽいのダイビングクロスボディの合体攻撃を炸裂させるがコグマが必死のカット。ひめかは岩谷に二段階式パワーボム、串刺しラリアット、ランニングパワーボムを決めてフォールに入るが、カウント2が叩かれた瞬間に15分フルタイムドローのゴングが鳴り響いた。
<試合後コメント>
ひめか&なつぽい
なつぽい「MAGMAと引き分け。勝たなきゃ意味ないけど、ひめぽいってのはあの2人に引き分けってのは、いいんじゃない?めっちゃいい調子なんじゃない?ひめぽい!」
ひめか「いい調子かもしれないけど、個人的に。岩谷麻優、私の復帰戦、岩谷麻優で、負けちまってるし。そんな岩谷麻優と、相手がいるけど、引き分け。次シングルしたら、私のランニングスリーで……間違えた。ランニングパワーボムで勝っちゃうかもね?」
岩谷麻優&コグマ
コグマ「いやあ、いやあ、ひめぽい!私はタッグリーグ、前回負けてしまって今日は倒す気満々だったんですけど、結果はドローっていう。麻優さんもこんな感じになっちゃって。いやあ、ひめぽい悔しいですね。麻優さん大丈夫ですか?」
岩谷「……うん」
コグマ「大丈夫。生きてます。次こそはリベンジしようと思います。タッグの相手が誰でもひめぽいにリベンジしたいと思います」
岩谷「うああ……」
第5試合
ゴングとともに桃がドロップキックもキッドが回避しフランケンシュタイナーも桃は自ら飛び込んで華麗に着地。アームドラッグと丸め込みの応酬からクリーンブレイク。キッドは顔面かきむしりからロープに飛ぶが、桃がドロップキックでカウンター。
桃は串刺しドロップキックを見舞ってロープに飛ぶが、大江戸隊のセコンドが場外から足を引いて転倒させる。キッドは桃の髪を掴みながらロープからぶら下がる反則攻撃から桃の両腕をロープにくくりつけた上で顔面へビッグブート。さらにキッドは桃にマウントを取って頬をぺちぺちと叩き、「渡辺桃、お前やっぱりショ……」と言いかけるが、この挑発に怒った桃が強烈なジャンピングニーを叩き込み、場外に逃れたキッドに空対地サッカーボールキック。さらにキッドの場外スイングDDTを阻止した上でブレーンバスターで床に叩きつける。
桃はキッドをリング上に放り込むとキッドの胸板に強烈なミドルキックを連打。キッドもチョップで対抗していくが、桃がミドル連打で押していきBドライバーの体勢へ。キッドが暴れて抜け出すと関節蹴りで転ばせてから蒼魔刀を叩き込む。さらにセカンドロープからのダイビング蒼魔刀、チキンウイングスリーパーからBドライバー、さらにテキーラサンライズを狙うがキッドが回転エビ固め。エビ固めのシーソーゲームとなるが、キッドが身を起こした瞬間に桃がバズソーキック。引き起こしていくが、その隙をついたキッドがキっちゃんボムからフィッシャーマンズ・スクリュー。続けてコーナートップからのムーンサルト・プレスもカウントは2。キッドはスター・スープレックス・ホールドを狙うが、桃が暴れて脱出。キッドは桃を場外に放り出して場外タイガードライバーを狙うが、桃は暴れて脱出しハイキック。桃は場外テキーラサンライズを狙うが、キッドが振り払ってドロップキックを見舞い、大江戸隊のセコンドたちが桃を袋叩きに。その隙にキッドが花道にイスをセットして桃を座らせ、桃の顔面に塩をぶっかけてから顔面へのランニングビッグブート。
桃は怒りのパワーですっくと起き上がり、キッドにバズソーキックを叩き込み観客席のイスにキッドの顔面を何度も打ち付けてからマスク剥ぎを狙うがキッドも必死に堪えて両者もみ合いながら場外での殴り合いに発展。そのまま場外カウント20が数えられ、両者リングアウトの引き分け裁定となった。
キッド「オイ渡辺桃!テメーよくも私のマスクに手をかけてくれたな。お前とうとう私に火をつけちゃったみたいだねえ?……と、言いたいところなんだけどぉ……フフフ(笑)そうそうそうそう。そういう荒々しい渡辺桃が見たかったんだよ私は!客のお前らもそうだろ?!ははは、ふふふ。お前、このままでいいの?Queens Questのリーダーだけど、後輩にどんどん追い越されて、お前もう立場ないんじゃないの?今のお前を見てる感じ、大江戸隊のほうがお似合いだと思うけどぉ~?(笑)大江戸隊に入れば、メンバー全員お前をバックアップするぞ?大江戸隊はどうですかぁ~!?」
桃「オイお前いつまでも調子乗ったこと言ってんじゃねーぞ!大江戸隊に入れだ?ふざけんじゃねーぞ!お前らのユニットなんかに私は絶対に入らない。お前次覚えとけよ。もっと無残な姿にしてやるからよ!」
キッド「私がお前を操ってやる。どうぞおかえりくださ~い
※入れ替わるようにコグマがリングイン
コグマ「大江戸隊に入るか入らないとか、そういう長い話は控室でやってください。今日は重要なことを言いに来ました。次、そのベルトに私が挑戦します!」
キッド「コグマ、ようやく出てきたな。待ってたよ!ハイスピードジーニアスのコグマをこの闇のベルトで私が熊狩りしてやるよ!」
※コグマがキッドのマスクの耳を掴んで挑発し、キッドが睨むと一目散に逃げていく
キッド「両者リングアウト、チャンピオンとしては納得行かない結果だけど、これからの渡辺桃をどうぞお楽しみぃ~♪あはは♪」
<試合後コメント>
スターライト・キッド
「んあ~、両者リングアウト。タイトルマッチでこういう結果は私も初めてだし、ハイスピードチャンピオンとして悔いが残る結果。だけど、このベルトを闇レベル2に上げたことには変わりない。そして、私と渡辺桃の闇に溢れた抗争を創ったのもこのベルトだ。間違ってないよね、それは?このマスクに手をかけてきて、破られたよ。でもそういう荒々しい渡辺桃が私は見たくて見たくてたまらなかった!この結果だけど、私は渡辺桃を今後操って……。そしてコグマ!ようやく来てくれたね!5★STARでやられた借り、必ずこの闇のハイスピードベルトを通して返してやるからな」
第6試合
両者ともに両手をしっかり握りあう握手からゴング。
素早いバックの取り合いからグラウンドでの首の取り合いを展開してからクリーンブレイク。再び向き合って手4つからヘッドロックの奪い合い。朱里がこれを壊死してショルダータックルも、AZMがアームドラッグで場外に放り捨ててからエプロンを駆けての空対地サッカーボールキックを発射。朱里はこれをキャッチして足払いをかけるが、AZMがエプロンからのフランケンシュタイナー。AZMは素早くリングに戻って三角跳びプランチャを炸裂させ、ふらふらとリングに上ってきた朱里にハイキック。
AZMが引き起こそうとすると朱里が下から担ぎ上げて水車落とし。さらにサッカーボールキック、逆エビ固め。ブレイクしたAZMに執拗なストンピングを見舞っていくが、AZMは振り払って顔面に強烈なビンタを連打。さらに突っ込んできた朱里を絡め取ってブレーンバスターで叩きつけ、コーナートップに上がっていく。朱里が追ってくるとAZMがエプロンに降りて地対空ハイキック。コーナーからぶら下がる形になった朱里にダイビングフットスタンプからアメシスト・ストーム。朱里は足を伸ばしてブレイク。
AZMは腕へのニードロップ、再びコーナーに上って腹部にかかとが突き刺さるダイビングフットスタンプを見舞ってロープに飛ぶが、朱里は雄叫びを上げてカウンターのハイキック。両者バタリと倒れ込む。
両者ふらふらと起き上がると同時に突っ込んでいき、目まぐるしいロープワークの応酬を制した朱里がファイナルカット。さらにランニングニーを発射もAZMが回避してハイキック。朱里は倒れず耐えて投げっぱなしジャーマン。AZMが即座に起き上がると朱里はショットガンドロップキックでコーナーに叩きつけてからDDT、さらにコーナーに上ってダイビングギロチンドロップもAZMが回避してロープに飛び、ミスティカ式腕固め。朱里は足を伸ばしてブレイク。
AZMはカーフキックで転ばせてからバズソーキック、カナディアンデストロイヤー、あずみ寿司と続け、ミスティカ式腕固め。朱里は強引に持ち上げて山折りを叩き込み、サソリ固め。AZMはなんとかブレイクするが、朱里がローキックを連打してAZMを休ませない。朱里は満を持してバズソーキックを発射も、AZMはこれを先読みしてバックを取りジャーマン・スープレックス・ホールド。さらにクリストで組み付くが、朱里は即座にバスターして外すと白虎を決めてギブアップを奪った。
朱里「SWA、そして権利証、守ることが出来ました!次、11月27日、代々木。大阪城ホールで流れてしまった小波とまた試合がしたいと思ってるんですが、小波が退院したばかりでまだどうなるかわかりません。でも、私は小波の身体がとても心配なんですけど、もし小波が完全復活していたら11月27日、試合をしたいと思ってるので、今週中まで、今週中まで!待ちたいと思ってます!」
※セコンドを務めていたひめかが上がってくる
ひめか「うん、朱里。大事な愛弟子を思う優しい朱里の気持はよく分かる。でも、休んでるやつを待っている間に、その権利証を奪われちゃんじゃない?案外敵は近くにいるかも、ネ?」
朱里「確かに。そうかもしれない。でも、私は誰が相手でも負けるわけには行かない!この権利証、そしてSWAを誰が相手でも守り抜きます!」
<試合後コメント>
朱里
「5★STAR GPで負けてるAZMとこのSWA、権利証とかけて試合してしっかり勝つことが出来ました。11月27日、大阪城ホールで流れた小波と試合をしたいって気持ちがすごいあるんですが、ひめかが来て、『確かにそうだな』って気持ちと、あのひめかも狙ってるのかなと思いました。ひめかとシングルが決まれば、初シングルになります。そして同じユニット、彼女の強さも分かってます。でも、私は負けるわけには行かない。12月29日は、私は林下詩美と約束の日だと思ってます。2021年、スターダム最終日。両国国技館。そこで林下詩美と完全決着をつけ、私がこの年に今度こそ赤いベルトを巻きます。以上です」
第7試合
ゴングが鳴ると両者しばらく動かずにらみ合い、ウナギが静かに歩み寄って握手を求める。たむはその手を握り返してからゆっくりと距離を取るという緊迫感溢れた立ち上がり。
手4つからバックの取り合い、グラウンドでの首の取り合いを展開したむがじっくりとヘッドロックで絞り上げ、ウナギのタックルをブリッジでかわしたたむが下からエビ固めの形で転がし、阿吽。さらにサッカーボールキック、腕を取りながら左右のミドルキックを見舞い、首4の字固めでじっくりと絞り上げてからスカルファック。ウナギは足を伸ばしてブレイク。
ウナギが起き上がってエルボーを放っていくと、たむは笑顔で舌を出しながら両腕を広げ好きなように打撃を打たせる。その上でエルボー一発で吹き飛ばしてバズソーキック。たむは動けなくなってしまったウナギの顔面を容赦なく踏みつけていき、ロープに飛んでいくがウナギがそんなことより一献くれまいか?で迎撃。
ウナギは雄叫びを上げてた立ち上がり、たむの上半身だけ場外に出して断崖式の城門突破(※変形ブレードランナー)。さらにチンクラッシャーからロープに飛んでXファクターからギロチンドロップ、踵落としと畳み掛け、コーナーに上って行くが、たむが追いすがっていくとコーナー上で熾烈なビンタ合戦を展開。ウナギはゴツリと音の響くヘッドバッドを見舞うと、たむも同じように重い音の響くヘッドバッドでウナギを場外に叩き落としてコーナートップからのプランチャ。
たむはウナギをリングに戻してロープ際のウナギに貫通バイオレット・シューティング。さらにジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うがウナギが回転エビ固めで切り返してストレッチプラム。たむは足を伸ばしてブレイク。ウナギは城門突破を狙うが、たむが振り払ってタイガードライバー。ダブルダウン状態へ。
両者膝立ちになりながら向かい合ってエルボー合戦を展開。たむはアリキックのような形でウナギの顔面を小刻みに蹴り飛ばしていくと、ウナギは起き上がって怒涛のエルボー連打。さらにロープに飛ぶがたむがトラースキックでカウンターし、側頭部を撃ち抜くスピンキック。さらにタイガースープレックスを狙うが、これを振り払ったウナギが正調の城門突破を決める。ウナギがロープに飛ぶがたむがバックを取ってジャーマン・スープレックス・ホールド。さらにコーナートップからのデスティニーハンマーを狙うが、ウナギは下から追いすがり、たむの身体をトップロープ上に乗せながらのハングドマン式城門突破から大ふへん固めから雲の彼方に。ウナギはたむを大儀であったで突き刺すがカウントは2。ウナギはたむの顔面を何度も踏みつけてからたむをコーナーに上げて雪崩式攻撃を狙うが、たむが振り払ってデスティニーハンマーを発射。ウナギはこれを回避するものの、たむは着地してウナギに組付いてのタイガースープレックス。さらにトラースキック、ハイキック、バイオレット・シューティング、タイガー・スープレックス・ホールド、トワイライトドリームと怒涛の大技連打でカウント3を奪った。
たむ「ウナギ!どうだった?白いベルトの味は。もっともっと辛い思いして、もっと泣いて、もっと自分自身と向き合って、もっと強くなれ!でないと、この白いベルトにも中野たむにもまだまだ追いつけないよ。でも、ウナギのこの1年の飛躍はたむもすっごくびっくりしてる。コズエンに入ってくれて、本当にありがとう!」
※たむが握手を求めると、ウナギがたむを抱きしめる
たむ「さあ!次のこの聖なる白いベルトの挑戦者は誰だぁ~っ?!」
白川「次の挑戦者は!白川未奈、です!どうでしょう?」
たむ「ええ~っ?!ちゃんみな?(※不満げに)」
白川「いや、今日の私の試合見てくれましたあ?見てない?ああそう。今日、みんな見てくれましたね?(※大喝采が起きる)うれし~♪私、シンデレラトーナメント覇者の上谷沙弥から3カウント取りましたよ?」
たむ「マジ?!」
白川「マジ!スターダムに来てから私、あなたの隣で強くなるって約束しましたよね。でも今はあなたの対角でもやり合えると、そう思ってます。(英語で)白いベルトの次期挑戦者はこの私です!」
たむ「いいよ。たむもちゃんみなと闘いたいと思ってた。その挑戦受けて立ちましょう。ただし、元の中野たむと白川未奈にはもう戻れない。その覚悟はある?」
白川「中野たむと白いベルトの歴史、私が一番近くで見てきました。そんなの、当たり前でしょ?」
※白川が握手を求めると、たむは白川の目を見つめ返しながらその手をしっかりと握った
<試合後コメント>
中野たむ
「ワンダー・オブ・スターダム、第5回目!防衛に成功しました!人は挫折や苦しみ、悲しみ、色んな悔しさ、たくさん涙を流した分だけ強くなれる。ウナギはこの1年でほんとに成長したけど、まだまだもっともっとたくさん悔しい思いして、もっともっと強くなってこのベルトに挑戦してきてほしいです。たむは、これからも、色々と、奴の情念背負ったこのベルト、白いベルトをスターダムの象徴にすべく命を燃やして闘っていきます。白川未奈、未奈はこのベルトに何を捧げてくれるんでしょうか。タムロード、まだまだ信じて付いてきてください!ありがとうございました!」
第8試合
葉月が歩み寄って握手を求めるが、詩美はこれを無視。
ゴングが鳴ると両者しばらく動かずにらみ合い、ゆっっくりと距離を詰めて手4つで力比べ。その後は素早いバックの取り合い、リストの取り合い、首の取り合いと師弟が基礎に忠実なグラウンドレスリングを展開していきクリーンブレイク。
その後ロープワークの応酬となり詩美がショルダータックル。詩美が冷たい目で見下ろしながら葉月の顔面を踏みつけ、ロープブレイクした葉月の背中にダブルニードロップ。さらにボディスラムで叩きつけ、葉月のドロップキックを回避して自爆させた上で再びロープ際でグリグリと顔面を踏みつける。
葉月は膝立ちになりながらエルボー連打で反撃していくが、詩美はストンピング一発で叩き伏せる。詩美がロープに飛ぶと葉月は意地のドロップキックでロープ際に吹き飛ばして顔面ウォッシュを狙うが、詩美はその足をキャッチして振り払いドロップキック。さらにボディスラムから逆エビ固め。詩美は葉月の顔面を蹴りつけていくが、葉月はドロップキック、セントーン、顔面ウォッシュと連柿して反撃の狼煙を上げる。
葉月は串刺しバックエルボーからコードブレイカー、クロスフェイスと続けていくが、詩美がクロスフェイスをかけられた状態で持ち上げてそのままサイドバスター。さらにスリーパーホールドで絞り上げていくが、葉月は巴投げのように下から蹴り上げて脱出し顔面ウォッシュで場外に叩き落として場外飛びを狙うが、詩美が即座にリングに戻って阻止し、断崖式コウモリ吊り落とし。
詩美は葉月をリングに放り込んでからコーナーに上りミサイルキック。さらにアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが葉月は暴れて脱出しエルボー合戦を挑んでいく。詩美がパワーとスタミナで圧倒していくが、葉月もボロボロになりながらも意地の猛連打で詩美をダウンさせロープへ飛ぶが、詩美がキャッチしてサイドバスター。しかし葉月は即座に起き上がってジャンピングニー。詩美もすぐに起き上がってドロップキックを叩き込む。両者大の字になりダブルダウン。
先に起き上がった詩美は葉月をエルボーで吹き飛ばすと、アルゼンチン・バックブリーカーからロープに振ってラリアットを狙うが、葉月が飛びついてフランケンシュタイナーで場外に放り出しトペ・スイシーダ2連発。
葉月は詩美をリングに放り込んでスワンダイブ式ミサイルキック。体固めに入り、キックアウトした詩美の腕を取ってクロスフェイスへと持ち込む。ローリングして幾度もリング中央に戻しながら食い下がり、ボーダーシティ・ストレッチのように形を変えて絞り上げるが、詩美はなんとか足を伸ばしてブレイク。
葉月はロープに飛んで顔面ウォッシュ。さらに「終わり!」と叫んでコーナーに上がって行くが、詩美が下から追いすがりアルゼンチン・バックブリーカーからバックフリップ。さらにスライディングラリアット、コウモリ吊り落としからジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、葉月が回転エビ固め。詩美はすぐにキックアウトしてラリアットで叩き伏せ、ぶっこ抜いてジャーマン・スープレックス・ホールド。葉月がギリギリで返すと詩美はニヤリと笑い、BTボムの体勢へ。
葉月は背面着地してバッククラッカー、正面から顔面に低空ドロップキックからコードブレイカーとハイスピードファイトで反撃し詩美をトップロープに上げて雪崩式のコードブレイカー。さらにコーナートップからダイビングセントーンを炸裂させる。さらにみちのくドライバーIIを2連発から垂直落下式ブレーンバスター。カバーに入るがまさかのカウント2。葉月はもう一発垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、詩美が着地して投げっぱなしジャーマン。両者ダブルダウン状態へ。
先に起き上がった葉月がビッグブートで飛び込んでいくが、詩美はこれをかわしてラリアット。さらに葉月の右腕を取りながら起き上がりこぼし式のショートレンジラリアットを3連打。詩美は旋回式BTボムを狙うが、葉月は変形カナディアンデストロイヤーで切り返し、葉・月ストラル。詩美はギリギリで返すと振り向きざまのラリアットを叩き込み、バックドロップ。葉月はカウント1で返す。
詩美はコルバタを狙って飛びついてきた葉月をキャッチしてアルゼンチン・バックブリーカーの形に持ち替え、トーチャーラック・ボム。詩美は旋回式BTボムで叩きつけて死闘に終止符を打った。
詩美「葉月!お前さ、復帰して1ヶ月でちゃんと仕上げてきてんじゃん。これが今のスターダムだよ。お前の知らない間にスターダムは大きく変わってきたんだ。だから、これからはこの今のスターダムでまたやり合おうよ。」
葉月「詩美……私がいない間に貴女、随分強くなったんですね。今のスターダムのトップ、“今の“私じゃ簡単に破れなかった。詩美、本当に強い。スターダムのトップで私と今日試合してくれてありがとう!」
※両者笑顔で握手を交わし、葉月はセコンドに背負われながら退場
詩美「これで、これで8度目の防衛に成功しました。次の防衛戦、11月27日、スターダム初進出の代々木。防衛戦、そこでやりたいと思ってます。舞華!舞華!出てこいよ!」
※舞華がリングイン
舞華「林下詩美、防衛おめでとう。ただ、ちょっと待ちくたびれたよ。復帰戦早々の相手に、ちょっと手こずり過ぎなんじゃない?11月27日、私はお前を超え、そしてその赤いベルトを渡しの腰に巻く。完全決着にしよう」
詩美「舞華。私にはな、両国で朱里が待ってんだよ。お前に詩美超えなんかさせねーし、この赤いベルトも譲る気ねーよ。今までの私と思うなよ?」
※詩美はマイクを叩きつけると赤いベルトを掲げて舞華とにらみ合う。舞華が退場。
詩美「私が必ず舞華から勝ち越して両国大会まで私が赤いベルトのチャンピオンのまま駆け抜けたいと思います。みなさん、それまでごきげんよう!」
<試合後コメント>
林下詩美
「これで8度目の防衛に成功になります。葉月、今日でようやく完全復帰なんじゃないですか。ちょっと前までは『アンタ出来んの?』『やる気あんの?』って心配だったけど、全然現役の頃の葉月の姿、あの頃のスピード、ガツガツさ、やる気、何も変わってなかった。あの頃の……私の知ってる葉月さんのままだったよ。今あの頃と違うのは、赤いチャンピオン、スターダムの最高峰がこの林下詩美。これからはこの時代の、今のスターダムで葉月とどんどんやり合っていけたらなと思います」
――改めて闘ってみて、「やっぱり強いな」と感じたか、「思ったより強いな」と思ったか
「正直、今日リングで手合わせするまでは赤いベルト戦、『やってもいいよ』って承諾したのちょっと後悔してたくらいまだまだ足りない部分多かったんじゃないかと思うけど、今日試合してみて、全然赤いベルト、あの人なら挑戦できる権利あると思うし、誰よりも野心が見えました」
――舞華選手とはフューチャー王座を争っていた時代からのライバルですが、2度目の赤いベルト戦を行うことについて
「初めて試合をしたのは、私が他の団体でやったフューチャー戦。あの頃の私は舞華に背中を向けてずっと前を歩いていた。でも今はすぐそこ、追い越されそうな位置に舞華がいて。1度舞華からは赤いベルト防衛してるけど、そのあと5★STAR GPで負けてしまってるし、私の数少ない胸を張ってライバルだと言える相手なので、次も防衛戦も、朱里と両国でやるという約束を守るためにも、舞華に私が完全に勝って完全決着付けたいと思います」