17歳の“反逆の怪童”琉悪夏がジャイアント馬場さんの魂を継ぐレディ・C先生を返り討ち!
3日、神奈川県・とどろきアリーナにてスターダム『KAWASAKI SUPER WARS ~川崎超女大戦~』が開催され、琉悪夏(るあか)がフューチャー・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した。
琉悪夏は先月の大阪城ホール大会でウナギ・サヤカの持つフューチャー王座(※若手王座)に挑戦。大江戸隊のセコンド介入からの凶器攻撃で勝機を掴み、必殺の冷凍庫爆弾(※ダイビングボディプレス)で王座奪取を果たした。
そして今回挑戦するレディ・Cはレディ・Cは中学&高校の先生をしていたが、プロレスラーになるために教師を辞めて2020年11月にプロレスラーデビュー。現役女子レスラー最長身となる177cmの体格を活かし、「現役日本女子プロレス最長身のレディ・Cなら、馬場さんの技を使いこなせる」という思いからジャイアント馬場殺法を駆使している。
乱入・凶器使用などの反則を多用する大江戸隊の琉悪夏に対し、「レディはこのフューチャーのベルトを清く正しく美しいベルトに戻したいと考えています。脳天唐竹割りであなたの頭を叩き割り、ジャイアントバックブリーカーでギブアップをさせます」とレディ・C先生として悪童・琉悪夏の更生を宣言していた。
ゴングとともにレディ・Cが突っ込んでビッグブートからエルボー連打。さらに得意のビッグブートも打ち込んでいくが琉悪夏は余裕たっぷりに受け止めて「来いよ」と笑顔で挑発。
レディ・Cは琉悪夏がフィッシャーマンズ・スープレックスを狙ったところをココナツクラッシュで切り返したり、冷凍庫爆弾を狙う琉悪夏を地対空ビッグブートで蹴落としたりと約17cmの身長差を活かした攻撃で粘りを見せるが、必殺のジャイアントバックブリーカーを狙ったところを琉悪夏が力任せに振り払ってフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド、冷凍庫爆弾と畳み掛けてカウント3。
余裕の勝利を収めた琉悪夏が高笑いする中、スターダムでのし上がろうと野心を燃やすニューフェイスの桜井まい&月山和香がリングに上がり琉悪夏へ挑戦を熱望。琉悪夏は「暇つぶしにやってあげてもいいヨ?(笑)まとめてやってあげる」とハンディキャップマッチでの王座戦までほのめかしてこれを快諾。かつてキッズレスラーとして小学生でデビューした琉悪夏だったが、約5年の時を経てこの日は立派な貫禄を持ったチャンピオンへと成長した姿を見せた。