“NEO美威獅鬼軍”沙希様&メイ・サン=ミッシェルが王者組を華麗に料理!ベルトを手にしたメイ・サンは「私はこれでようやく一人前のメイドになれたことかと思います」と涙
17日に開催された東京女子プロレス後楽園ホール大会にて、“爆裂シスターズ”天満のどか&愛野ユキの持つプリンセスタッグ王座に“NEO美威獅鬼軍”沙希様&メイ・サン=ミッシェルが挑戦した。
リングに上がると美しさを重視する沙希様が「子ブタシスターズ」と評価する2人を、メイドレスラーのメイ・サンが下ごしらえとばかりに素早さで翻弄しながら混ぜていく。沙希様が長いおみ足で平らに伸ばし、メイ・サンがフットスタンプで丁寧に叩いてなめらかにしていくが、怒りに点火した爆裂シスターズが形勢をひっくり返す。
メイ・サンはほっぺを引っ張り口を明けた顔面にドロップキックを叩き込むと、沙希様もリングに押し付けてのどかの怒りを強火に。
まるでフライパンの上で踊らされているかのような状況に苦渋の表情がにじむ王者組へランニングニーを突き刺した沙希様を見て、頃合いとばかりにメイ・サンがお盆を取り出すが、怒りが吹きこぼれたのどかがお盆を右ストレートでふっ飛ばしキルスイッチ。だがメイ・サンはフォールを引っくり返し、怒りの炎のスイッチを切るようにスモールパッケージホールドで3カウントを奪った。
子ぶたシスターズを華麗に調理したメイ・サンは「セ・ボン(訳:素晴らしい/美味しい)。最高ですわ!この沙希様とおそろい(のベルト)を手にすることができて、私はこれでようやく、一人前のメイドになれたことかと思います。それでは皆さま、ごめんあそばせ」と感極まりながら可愛らしくポーズを決めるが、そこへ“初代タイガーマスクの秘蔵っ子”舞海魅星と鈴芽のBeeStarがリングに登場し挑戦表明を行う。
2人の世界を汚されたショックと怒りでメイ・サンは固まってしまうも、沙希様は最近発売されたおモンスターハンターでお狩りをしないといけないとのことで、早く終わらせるために2週間後の5月4日の後楽園ホール大会で王座戦を行うことを決定し「さっさと帰りなさい」と追い返す。
改めて沙希様は「今はこのご時世だから皆さんご旅行にもいけないと思うから、ワタクシたちがこのベルト姿を以て皆様に色んな世界各国の美旅行に連れてって差し上げるわ。それでは皆様、ごめんあそばせ」とファンににっこりと微笑み、優雅に会場を後にした。