「東京プリンセスカップ」敗退のプリプリ王者・中島翔子が巻き返し誓った!「10月に成長したチャンピオンの姿を見せられるように勝ち続けたい」
東京女子プロレスが8月21日、東京・両国KFCホールで「TJPW PERFECTION」を開催。同14日、東京・後楽園ホールで閉幕した夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」で優勝できなかったプリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子が巻き返しを誓った。
中島は同トーナメント準々決勝で若手の渡辺未詩に敗れ優勝を逃した。王者として敗退しただけに、トーナメントを終えた今、並々ならぬ決意でリングに上がった。
10月9日、TOKYO DOME CITY HALLでは、「東京プリンセスカップ」で初制覇を果たした坂崎ユカとの防衛戦が決まり、この日は初の前哨戦となった。中島は上福ゆき、桐生真弥とのトリオで、坂崎、瑞希、遠藤有栖組と対戦。
先発した中島は坂崎と息をのむようなグラウンドでのレスリングの攻防を展開。9月4日、名古屋国際会議場イベントホールでプリンセスタッグ王座(王者は赤井沙希、SKE48荒井優希)への挑戦が決まった東洋大コンビ(上福、桐生)も気合満点でファイト。中島が坂崎にジャンピング・エルボーを見舞えば、坂崎も強烈なローリング・エルボーを返して意地の張り合いに。最後は遠藤を捕獲した中島がネックブリーカー、619からノーザンライト・スープレックスホールドを決めて3カウントを奪った。
マイクを持った中島は「トーナメントが終わって一発目。敗退した身で偉そうなことを言うのもなんですが、次のタイトルマッチも決まってます。これからそこに向けて、負けた分もいっぱい成長していきたい。皆さんに10月に成長したチャンピオンの姿を見せられるように勝ち続けたいと思います」と締めくくり、東洋大タッグはベルト奪取を宣言した。
バックステージで中島は「トーナメントで勝ち残れなかった者たちにとっては、再スタートの興行だったと思ってます。10月にタイトルマッチが決まってますが、私はこの夏出し惜しみをしてないんで。出し切った分、新しいものをどんどんつくっていかないと、次は勝てないなって気持ちがあります。10月まで時間があるので、成長していきたい。全部の試合でいろんなものを吸収して、大きくなっていきたい」と坂崎との防衛戦に向け、気を引き締めた。
また、乃蒼ヒカリの英国遠征が決まり、9月1日、EVEのロンドン大会でインターナショナル・プリンセス王者のアレックス・ウィンザーに挑戦する。このため、乃蒼は同3日の東京・成増アクトホールは欠場となり、同4日の名古屋には出場予定。乃蒼は「プライベートでも初めての海外で緊張してるんですけど、キッチリ勝って、名古屋にベルトを持って帰りたい」と王座奪還を期した。この日は、角田奈穂とのふりーWiFiで鈴芽、猫はるな組と対戦し、乃蒼がブリザード・スープレックス・ホールドで猫に勝利し好調ぶりをアピールした。
なお、10月9日、TOKYO DOME CITY HALLに、8・13&14後楽園で東京女子マットを席巻した“モンスター”マックス・ジ・インペイラーの再来日が決定した。