世界一可愛い伊藤麻希が2年ぶりにプリンセス王座に挑戦も敗北!「全然絶望とか感じてない。むしろ明るい未来しか見えてない」
17日に開催された東京女子プロレス後楽園ホール大会のメインイベントにて、辰巳リカの持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に伊藤麻希が挑戦した。
伊藤は2013年にアイドルユニットLinQに二期生として加入し、“顔がでかいアイドル”としてバラエティー番組などに出演。DDTプロレスとアイドルとしてコラボした結果プロレスに興味を持ち、色々あった結果2016年に東京女子プロレスでプロレスラーデビュー。2017年8月にLinQをクビになり、“闘うクビドル”として悩める人々の心に響く反骨精神を体現した試合を展開していたが、半沢直樹ばりの逆襲撃を見せて王者になると、海外人気が爆発しAEWに参戦。“世界一かわいい”伊藤麻希として宇宙一を目指し、地球を股にかけた活動をおこなっている。
元ディアステージの辰巳と元LinQの伊藤によるアイドル対決となった王座戦は、お互いの動きを封じる一進一退の攻防へ。
辰巳のドラゴン殺法による足攻めで苦しむ伊藤は、雄叫びを上げて得意のヘッドバッドでエルボーやヒップアタックを迎撃し形勢逆転。しかし伊藤スペシャルを狙った伊藤へ辰巳は中指を立てると、怒って走り込んだ伊藤へ延髄斬りからドラゴンスリーパーで絞り上げる。
伊藤は負けじと反撃するが、辰巳はドラゴン式ツイスト・オブ・フェイトからミサイルヒップを叩き込み伊藤から3カウントを奪った。
マイクを持った辰巳は「伊藤ちゃん、私なんでか伊藤ちゃんの事ずっと認められなくて、でも今日戦って、全部わかりあえたつもりはないけど、でも伊藤ちゃん、すげーやつだなって、アメージングだなって思った。だから、ありがとう」と感謝を伝える。
伊藤はこれを聞いてリングに戻ると、グータッチするかに見せて中指を立てると顔面に押し付けて不満そうにリングを去る。
バックステージに戻った伊藤は「すんません、東京ドームっていうより、後楽園も埋められてなかったのが自分的には悔しかったです。ソーシャルディスタンスとはいえ悔しかったなあ。あと辰巳リカ、なんか『頭に絶望を染み込ませる』とかカッコつけたこと言ってましたけど、伊藤の頭は世界一かわいい。汚くありません。きたねーのはテメーの尻だって!今日も何百回もヒップアタックもらったけど、まあアイツの尻はもうクソだよ、クソ。SHITTY HIP!SHITTY HIPですよ!今日試合して、全然絶望とか感じてない。むしろ明るい未来しか見えてない。伊藤はまだまだ強くなって、宣言してたとおり、お隣の東京ドームに皆さんを連れていきますよ。あとね!『伊藤1人で連れて行く』とか思ってらっしゃいましたけど、伊藤は1人で行けると思ってねー!端からみんなの力を借りようと思ってる!でも伊藤が引っ張っていきたいってこと!そこだけ勘違いしないで。まあ、明日から、イチから自分を見直します。今日、お互い怪我なく終われてよかった」と反省し立ち上がると、未来を見据えて歩き出した。
なお次回5月4日後楽園ホール大会では、王者の辰巳リカに山下実優が挑戦することが決定した。