タイチ&ザック・セイバーJrがIWGPタッグ王者へ!飯伏&棚橋のリマッチをタイチが拒否!
12日、大阪城ホールにて新日本プロレス『DOMINION in OSAKA-JO HALL』が開催。セミファイナルでは棚橋弘至&飯伏幸太の持つIWGPタッグ王座にタイチ&ザック・セイバー・ジュニアが挑戦した。
2月の後楽園ホール大会で新王者組となった棚橋&飯伏だったが、試合後にタイチとザックが襲撃し挑戦表明。
しかし新型コロナウイルスの影響で王座戦どころか興行自体が行われることがなく、136日ぶりの有観客マッチで初防衛戦が行われる事となった。
飯伏と棚橋が入場するなりガウンも脱がずに襲撃し、息のあった連携攻撃でザックとタイチを追い込んでいく。
しかし中盤からザックの関節技で動きが鈍り始め、タイチが飯伏のカミゴェを切り替えしてタイチ式ラストライドで大ダメージを与える。さらにアイアンフィンガー・フロム・ヘルで飯伏をKOすると、棚橋を羽交い締めにしてユニオーネの竜巻を両足に執拗に打ち込んでいく。立てなくなった棚橋に、ザックのザックドライバーとタイチの天翔十字鳳の合体攻撃が決まり3カウント。
勝利したタイチは「ザックが日本に残った時点でこの結果はもう決まってたんだよ。こいつがそれほどの本気を持って、心配でしょうがなかった母国に帰らずに残ってんだよ。その時点で結果は出てんだよ」とまくし立て、リマッチ権の拒否を宣言すると鈴木軍メンバーでZIMAを手に取り乾杯を行った。
なお棚橋は「こんなトコで終われねぇ…もう1回やらせろ!!…って言う権利はあるよな?」とバックステージでリマッチを要求した。