【試合詳細】4・23 新日本プロレス後楽園ホール大会 YOH&オカダ・カズチカvsBUSHI&SANADA SHO&石井智宏&飯伏幸太vs鷹木信悟&内藤哲也&EVIL ドラゴン・リー&田口隆祐&後藤洋央紀vs石森太二&ヒクレオ&ジェイ・ホワイト

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『Road to レスリングどんたく 2019』
日程:2019年4月23日(火)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1577人

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○トーア・ヘナーレ/永田裕志/小島聡
9分44秒 TOAボトム→片エビ固め
●上村優也/辻陽太/海野翔大

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
●成田蓮/タイガーマスク/獣神サンダー・ライガー
9分31秒 ピンチェ・ロコ→片エビ固め
[鈴木軍]○エル・デスペラード/金丸義信/鈴木みのる

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
本間朋晃/●ロッキー・ロメロ/YOSHI-HASHI
11分8秒 聖帝十字陵
[鈴木軍]TAKAみちのく/○タイチ/ザック・セイバーJr.

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
○マイキー・ニコルス/ジュース・ロビンソン/矢野通/真壁刀義
8分11秒 マイキーボム→片エビ固め
[BULLET CLUB]●チェーズ・オーエンズ/バッドラック・ファレ/タマ・トンガ/タンガ・ロア

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ドラゴン・リー/田口隆祐/○後藤洋央紀
10分45秒 GTR→片エビ固め
[BULLET CLUB]石森太二/●ヒクレオ/ジェイ・ホワイト

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●SHO/石井智宏/飯伏幸太
14分3秒 デスティーノ→片エビ固め
[L.I.J]鷹木信悟/○内藤哲也/EVIL

▼スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負
[CHAOS]YOH/○オカダ・カズチカ
16分15秒 レインメーカー→片エビ固め
[L.I.J]●BUSHI/SANADA

IWGP戦を前にオカダがSANADAへ「必ず熱くさせてやる」と啖呵!飯伏が内藤へ「本当にインターコンチが欲しいのか」とクエスチョン!石井とEVILが決戦を前に場外戦でヒートアップ!

第1試合


 ゴング前に辻が小島にエルボーで殴りかかり、その流れのまま小島と辻でゴングが鳴ると、ゴングと同時に辻が小島にドロップキックから串刺しエルボー、ショルダータックル2連発と畳み掛けて張り手を見舞っていくが激怒した小島がショルダータックルでやり返して逆水平からストンピング連打。永田にタッチ。
 永田は辻にブート、ニーリフト、サッカーボールキック、逆エビ固めと続けていくが海野がカットし辻を鼓舞。すると永田は海野へ向かっていき場外でエルボー合戦。
 リング上では辻とヘナーレが打撃戦。これに打ち勝ったヘナーレが串刺しラリアットからバックフリップ。小島にタッチ。
 小島は辻へガットショット、さらに腕を広げて辻に張り手を打たせていき、反撃のチョップ一発で辻をなぎ倒してからマシンガンチョップ。さらに「いっちゃうぞバカヤロー!」からコーナーへ上がりエルボードロップ。フォールも上村がカット。永田にタッチ。
 永田はミドルキックを連打からコーナーに振り突撃するが、辻がスピアーでカウンター。海野にタッチ。
 海野は永田へエルボー連打から永田のビッグブートをかわしてランニングエルボー。救出に来た小島にもエルボーから低空ドロップキックを見舞って撃退し、永田にブレーンバスター。これを返されると海野はフィッシャーマンを狙うが、永田が抜け出して腕固め。海野は即座に抜け出してロープに走るが、永田はキャッチしてエクスプロイダー。両者タッチ。
 ヘナーレと上村になり、上村がヘナーレをランニングエルボーで倒すと、ヤングライオンが3人でトレイン攻撃。辻がヘナーレにパワースラムを放ってアシストし、上村が逆エビ固めに入るが、永田と小島がカット。上村はかんぬきスープレックスを狙うが、ヘナーレが耐えてブレーンバスターを狙う。ここに海野が入ってきて上村を救出しヘナーレにドロップキック。上村は改めてかんぬきスープレックス。これを返されるとエルボー速射も、ヘナーレはノーモーションヘッドバッドでカウンターしブレーンバスター。さらにTOAボトムで叩きつけカウント3を奪った。

第2試合


 鈴木軍がライガーたちを奇襲してゴングが鳴るが、ライガーは即座に対応し3人でみのるをコーナーに振ってガットショット。さらにライガーはみのるにロメロ・スペシャルを狙うが、デスペラードが即座にカット。ライガーはデスペラードを風車式バックブリーカーで撃退し、場外に出たデスペラードへ場外飛びを狙って走るが、足を引かれて倒され、そのまま全員が入り乱れての場外戦へ。
 リングに戻ったのはみのるとライガー。両者は張り手で打ち合っていき、みのるがナックルアローでライガーを殴り飛ばすとアキレス腱固め。ライガーがロープへ張っていくと逆片エビ固めに移行して絞り上げていくが、ライガーはなんとかロープへ。みのるはライガーにツバを吐きかけ金丸にタッチ。
 金丸はライガーへストンピング連打からデスペラードとともにロープに振っていくが、金丸のブートをデスペラードに誤爆させ、金丸に掌底からタイガーマスクにタッチ。
 タイガーは金丸にハイキックからボディスラム、コーナー上からダイビングヘッドバット。これを返されるとタイガースープレックスを狙うが、デスペラードがカット。タイガーは金丸の打撃をキャッチしてバックスライドも、金丸が起き上がり際に低空ドロップキック。デスペラードにタッチ。
 デスペラードはライガーへ走り込むが、ライガーはレッグラリアートで反撃し成田にタッチ。
 成田はデスペラードにエルボー連打から投げっぱなしフロントスープレックス。さらに串刺しエルボーを狙うが、デスペラードがこれをかわすと鈴木軍の3人がトレイン攻撃。デスペラードは成田へ走り込むが、成田がカウンターのフロントスープレックスホールド。これを返されると成田は雄叫びを上げてエルボーを放ち、ロープに走るが、みのるが入ってきてスリーパーホールド。このアシストを受けたデスペラードが成田をピンチェ・ロコで突き刺しカウント3を奪った。

第3試合


TAKA「ウェルカム・トゥ・ザック・セイバータ~イム!ザック・セイバー・ジュニア、タカタイチ対、本間、YOSHI-HASHI、ロッキー・ロメロ。勝つのは誰ですかなんて聞くまでもなく2日連続勝利するのは、ザック・セイバー・ジュニア、タカタイチ!略してZTT!俺たちZTTの前に立ちはだかるやつは誰が相手でもジャスト・タップ・アウト!ギブアップあるのみ。本間、YOSHI-HASHI、ロッキー・ロメロ、カモン!オーバーヒア!」

 YOSHI-HASHIとザックでゴングが鳴ると、YOSHI-HASHIがエルボー、逆水平と打ち込んでいきヘッドハンター。ここにTAKAとタイチが入ってくるが、TAKAには低空ドロップキック、タイチにはスピンキックを放ち撃退。さらにザックへブレーンバスターを狙うがザックは胴締めフロントネックロックで切り返し、YOSHI-HASHIを場外に蹴り出して全員入り乱れた場外戦へ。
 リングに戻ったザックはYOSHI-HASHIの顔面に座り込みながら腕固めから指を極め、TAKAにタッチ。
 TAKAはYOSHI-HASHIへロープを使ったアームロック。ここにザックも加わり足を極め、TAKAがレフリーをひきつけている間にタイチとザックがYOSHI-HASHIを場外に落として痛めつけていく。タイチにタッチ。
 タイチはYOSHI-HASHIがテーピングを施している左肩にアイアンクローも、YOSHI-HASHIが逆水平チョップで突っ張っていく。タイチも逆水平チョップでやり返しTAKAにタッチ。再びTAKAがレフリーをひきつけている間にザックがYOSHI-HASHIをコーナーを使った腕固め。TAKAにタッチ。
 TAKAはYOSHI-HASHIにブレーンバスターを狙うが、逆にYOSHI-HASHIがブレーンバスターで叩きつけ本間にタッチ。
 本間はTAKAにショルダータックルからDDT。続けて逆水平チョップを連打し、ロープに振って追走エルボーからラリアット、さらに小こけしを放つがTAKAはこれを回避し本間へ串刺し攻撃を狙う。これを本間が回避するとロッキーが飛び込んできて串刺しラリアットでアシストし、ロッキーと本間がダブルの小こけしで共演。本間はTAKAにボディスラムを狙うが、TAKAはサミングからバイシクルキック。タイチにタッチ。
 タイチは本間にステップキックから「来いよオラ!」と挑発。本間は逆水平チョップからロケットこけし。ロッキーにタッチ。
 ロッキーはタイトへ飛びついてフランケンシュタイナー。さらにTAKAにもフランケンシュタイナーを放ち、ザックの突撃をかわして飛び付きフランケンシュタイナー。さらにタイチへ3人でトレイン攻撃。YOSHI-HASHIのトラースキックからロッキーがコーナー上から飛びついてDDT。ロッキーはタイチへ掌底連打からソバット、ヒールキックから串刺し攻撃を狙うが、タイチが回避するとTAKAとザックがトレイン攻撃。タイチはパンタロンを脱ぎ捨てロッキーにバズソーキック。そしてタイチ式ラストライドを狙うが、ロッキーはウラカンラナで切り返しラ・マヒストラル。これを返されるとロッキーはラリアットを狙うが、タイチがアックスボンバーでカウンター。これを返されるとタイチは天翔十字鳳から聖帝十字陵。救出に来たYOSHI-HASHIをTAKAがフェイスロック、本間にはザックが三角締めで動きを封じると、ロッキーはギブアップ。
 試合後、倒れる本間の頭を踏みつけるザックに対して怒ったYOSHI-HASHIはザックに殴りかかるが、ザックはこれをキャッチしてジャーべで固めてしまう。さらに止めに来たヤングライオン2人も一緒にジャーべで絞め上げてから退場していった。

第4試合


 セコンドの邪道が竹刀で真壁ら4人を殴りつけ、場外戦となってしばらくしてからゴングが鳴る。
 リングに戻った矢野はコーナーマットを外して突っ込んでくるタマを自爆させるが、ロアが入ってきて救出し真壁にダブル攻撃を狙う。しかし矢野が背後から2人の髪を掴んで引き倒し、真壁とテンカウントパンチの共演を始めるが、邪道が竹刀で矢野を叩き落としてカット。さらにロアが真壁を金具剥き出しのコーナーに叩きつけ、タマがボディスプラッシュ。タマは真壁をボディスラムで叩きつけエルボードロップ。チェーズにタッチ。
 チェーズは真壁を羽交い締めにし、ロアがナックル。ロアにタッチ。
 ロアは真壁にブレーンバスター。メチャクチャにストンピングで痛めつけてからファレにタッチ。
 ファレは真壁をコーナーに押し付けボディブローを連打。さらに金具剥き出しのコーナーに叩きつけ串刺しスプラッシュを狙うが、真壁が回避して自爆させジュースにタッチ。
 ジュースとマイキーが飛び出していき、ファレにトレイン攻撃。救出にきたチェーズを蹴散らし再びトレイン攻撃からジュースがキャノンボール。そしてコーナーからダブルアックスハンドルを投下もファレがキャッチしてグラネードを狙う。なんとか抜け出してロープに走るジュースだったが、ファレがショルダータックルでなぎ倒し、チェーズにタッチ。
 チェーズはジュースにスーパーマンパンチからランニングニーを狙うが、これをかわしたジュースがジャンピングラリアットからマイキーにタッチ。
 マイキーはチェーズにデスバレーボムからスライディングラリアット。フォールに入るもタマとロアがカット。矢野がタマとロアの髪を掴んで救出し、真壁がダブルラリアット。さらにジュースとマイキーが2人で協力してファレをラリアットで叩き出すが、チェーズがマイキーへネックブリーカーからパッケージドライバーを狙う。これをマイキーが耐えていると背後からジュースがチェーズへナックルを放ってアシスト。ふらつくチェーズへマイキーがマイキーボムで叩きつけ、カウント3を奪った。
 矢野はG.O.Dから奪ったタッグベルトを掲げながら一目散に退場していった。

『BEST OF THE SUPER Jr.26』出場選手発表

14年連続16回目の出場 “ファンキーウエポン”田口隆祐(2012年優勝)
18年連続18回目の出場 “黄金の虎4代目”タイガーマスク(2004年、2005年優勝)
3年ぶり7回目の出場 “暗闇のトリックスター”ロッキー・ロメロ
2年連続2回目の出場 “HIGH VOLTAGE”SHO
2年連続3回目の出場 “HIGH and MIGHTY”YOH
4年連続4回目の出場 “ジ・エアリアル・アサシン” ウィル・オスプレイ(2016年優勝)
2年連続3回目の出場 “BONE SOLDIER”石森太二
3年連続4回目の出場 “ならず者ルチャドール” エル・デスペラード
2年ぶり7回目の出場 “疾風のテクニシャン”TAKAみちのく
3年連続3回目の出場 “ヒールマスター”金丸義信
4年連続7回目の出場 “漆黒のデスマスク”BUSHI
2年連続2回目の出場 “Flip Forever”フリップ・ゴードン
6年ぶり2回目の出場 “天地無用のトリックスター”ティタン
3年連続3回目の出場 “The Villain”マーティ・スカル
3年連続3回目の出場 “暴走マッスルカー”ドラゴン・リー
初出場 “ザ・スナイパー・オブ・ザ・スカイ”ロビー・イーグルス
初出場 “The Octopus”ジョナサン・グリシャム
初出場 “天空の盗賊”バンディード
初出場 “THE DRAGON”鷹木信悟
※最後の一名は後日公開

 上記の19名+Xの総勢20名が参加することが発表された。ブロック分けや対戦カードは後日の発表。
 BOSJの開幕戦は5月13日の仙台大会よりスタートする。

第5試合


 まずそれぞれのコーナーから石森とリーが入場しリング上で睨み合う。その後4人が入場すると後藤がジェイにエルボーを放って奇襲してゴング。
 ジェイがかち上げエルボーの乱打で後藤をコーナーに追い込み逆水平。後藤もバックエルボーで倒してエルボーを連打し田口にタッチ。
 田口と後藤は連携攻撃でジェイを倒し、後藤がリーをジェイの上にヒップトス。荒ぶる後藤を田口がなだめ、田口はジェイにヒップバッド、串刺しヒップアタックを2連発。さらにロープに走ってヒップアタックを放つが、ジェイは徒歩で回避。そのまま全員入り乱れた場外戦へ。石森はリーをコーナーに上げてマスクをはぎにかかり、これをレフリーに咎められると再び場外に引きずり出す。ジェイはセコンドの辻を捕まえて後藤の上にボディスラム。
 リングに戻ったのはジェイと田口。ジェイは田口に逆水平から石森にタッチ。
 石森は田口にネックロックから膝を入れていき、レオにタッチ。
 レオは田口に逆水平チョップを放ち、あまりの痛さに田口が命乞い。レオはそれでも構わず逆水平チョップを打ち込んでいき、ブレーンバスター。石森にタッチ。
 石森は田口のヒップアタックをヒザで迎撃していくが、田口が3度目の正直でヒットさせて、向かってくるジェイにも延髄斬りを放ってリーにタッチ。
 リーは石森にドロップキックから串刺し低空ドロップキック。石森とエルボーを打ち合い、石森の突撃をかわしてキチンシンクから低空ゼロ戦キック。続けてブレーンバスターを狙うが、石森がハンドスプリング式オーバーヘッドキックで一矢報いるとレオにタッチ。
 レオはリーの頭を踏みつけていき、ロープに走るリーをビッグブートで吹き飛ばしてオクラホマスタンピートを狙うが、着地したリーがコーナーに駆け上ってミサイルキック。後藤にタッチ。
 後藤はレオにバックドロップを狙うが、ジェイが入ってきて後藤へバックドロップ。さらにレオが後藤へチョークスラムを狙うが、田口がスワンダイブ式ヒップアタックでレオを蹴散らし、後藤がジェイのブレーンバスターを切り返して牛殺し。レオが戻ってきて後藤にラリアットを放つと、後藤もラリアットで迎撃し、レオにも牛殺し。最後は後藤がGTRでレオを沈めた。

第6試合


 試合前から石井とEVILが額を突き合わせて睨み合い、両チームメイトがなだめながらコーナーへ戻っていき、SHOと鷹木でゴング。
 ロックアップから押し込み合い、これを制した鷹木が逆水平チョップ。両者は激しくショルダータックルでぶつかり合うが、SHOがキチンシンクでこれを制する。しかし鷹木はすぐに立ち上がりエルボーを連打。さらにロープに走るが、SHOはドロップキック。鷹木はこれをいなして自爆させショルダータックル。鷹木は内藤にタッチ。内藤が出てくるのを見た飯伏がタッチを要求したためSHOもタッチ。
 両者は激しく打撃を打ち合い、内藤が回転エビ固めも交戦して抜け出した飯伏がPK、これをかわした内藤がアームドラッグも飯伏はフランケンシュタイナーと目まぐるしい攻防。内藤は飯伏をコーナーへ振り、振り子式ドロップキックのフェイントから串刺し低空ドロップキック。鷹木にタッチ。
 鷹木は飯伏にショルダータックルから逆水平チョップからブレーンバスター。これを返した飯伏にサーフボードストレッチをかけたままEVILにタッチ。
 EVILは飯伏に逆水平チョップ、ボディスラム、フェイスロックと続けると、石井がゆっくりと歩いて来てEVILの後頭部にミドルキックを放ち、ゆっくりと歩いて帰っていく。EVILは石井に詰め寄ってエルボーで石井を場外に落とすと、飯伏に向き直りトラースキックから内藤にタッチ。
 内藤は走り込んで飯伏にジャンピングキック。さらに飯伏の顔を踏みつけていくと飯伏は怒ってエルボー連打。すると内藤は飯伏の顔面にツバを吐きかけ挑発。飯伏は内藤をロープに振ってドロップキック。タッチを求めるが鷹木とEVILが飯伏を捕まえて妨害に入るが、飯伏は2人まとめてオーバーヘッドキックで蹴散らし、石井にタッチ。
 石井はEVILへ突進。EVILも正面からタックルで迎え撃ってぶつかり合い、これを制したEVILがサソリ固め。石井が張り手を見舞ってこれを外すとすっくと立ち上がって余裕をアピール。さらにエルボーにエルボーを打たせていき、ノーダメージをアピールしてからエルボーを放ってバックドロップ。さらにラリアットを放つが、EVILはこれをかわしてロープに走るが、石井はパワースラム。今度はEVILがすっくと立ち上がってノーダメージをアピールし、ジャーマンスープレックス。両者タッチへ。
 鷹木とSHOのマッチアップとなり、両者はラリアットでぶつかり合う。追走ラリアットの応酬からSHOがスピアーを放つが鷹木は正面から受け止めブレーンバスターを狙う。SHOは逆にブレーンバスターで投げ捨てパワーボムを狙うが、鷹木がショルダースルーで切り返しダブルチョップからロープに走るがSHOはジャンピングニーでカウンター。鷹木は左腕のラリアットを振り抜いて叩き伏せ内藤にタッチ。
 内藤はSHOにリバースDDTからコーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー。続けてグロリアを狙うが、飯伏がスワンダイブで飛んでくるのを見逃さず回避。ここで全員入り乱れて必殺技の応酬となり、SHOが鷹木をスピアーで蹴散らしてから内藤にジャーマンスープレックスホールド。内藤がこれを返すとSHOはパワーボムを狙うが、内藤は着地してマンハッタンドロップ。ここに鷹木が入ってきてSHOの後頭部にラリアット、内藤が延髄斬りから鷹木がパンピングボンバー。最後は内藤がSHOをデスティーノで叩きつけ、カウント3を奪った。

 試合後、石井はEVILに掴みかかり、EVILも応戦して場外で乱闘。2人魔も見合ったまま客席になだれ込んでいき、ヤングライオンたちが必死に引き剥がす。鷹木は倒れたままのSHOのタッグベルトを奪って眼の前で掲げてからSHOの身体の上に放り捨てて退場。飯伏はリングの下から内藤に見えるようにベルトをリングに置いて見せつけ、内藤は寝転んで飯伏と目線を合わせ、ベルト越しに睨み合った。

<試合後コメント>
飯伏幸太
「いやいやいや、ダメだった。ホントに。まだまだ……ベルト獲ってから結果出せてないですね。このままでは、ダメだ。ただ、一つ言いたいことがあるんですけど、内藤さんは本当にこのベルトが欲しいんですか?それだけホントに聞きたいんです。ホントにこのベルトが欲しいのか。それを答えてほしい。IWGPヘビーのベルトが欲しいっていうのは分かります。2つ欲しいというのも分かります。それはシンプルに分かります。IWGPインターコンチ、このベルトだけほしいんですか?その答えを待ってます。これだけが欲しいのか……待ってます」

第7試合


 YOHとBUSHIのマッチアップでゴング。
 両者エルボー、チョップで打ち合い、YOHがヒップトスからのドロップキックでこれを制するとYOHはBUSHIのTシャツを剥ぎ取って叩きつけると再びチョップ合戦。今度はダブルチョップでBUSHIが制し、救出に入ってきたオカダをSANADAがバックドロップで撃退。SANADAにタッチ。
 SANADAはYOHにチョップを入れていき、羽交い締めにしてBUSHIにもチョップを打たせるとBUSHIにタッチ。
 BUSHIはYOHにエルボーを放っていき、YOHもエルボーで応戦。膝を付くYOHをチョップで打倒しSANADAにタッチ。
 SANADAはYOHをロープに振ってバックエルボーから胸にチョップ。BUSHIにタッチしてからコーナーに控えるオカダを場外に落とす。
 YOHはBUSHIをバックエルボーで倒してオカダにタッチを求めるが、オカダは場外に落とされておりタッチ失敗。BUSHIは背後から捕まえて首投げから後頭部にストンピング。続いてSANADAとともにトレイン攻撃を狙うが、これを回避したYOHがBUSHIに低空ドロップキック、SANADAにドラゴンスクリューからオカダにタッチ。
 オカダはSANADAにエルボー連打からランニングバックエルボー。さらに串刺しバックエルボーからDDT。これを返されるとボディスラムからコーナーに上がっていくが、SANADAが起き上がって向かっていくとオカダは頭越しに飛び越えて着地。これを読んでいたSANADAはオカダの着地を狙って足を刈り、パラダイスロックから低空ドロップキック。続いてオカダはレインメーカー、SANADAはドラゴンスリーパーを狙い合う攻防を展開し、オカダが読み合いを制して担ぎ上げリバースネックブリーカー。両者タッチ。
 YOHはBUSHIをバックエルボーで倒してきりもみジャンピングバックエルボー。続けてコーナーに振って突撃するが、BUSHIはセカンドロープの間をすり抜けてかわしてオーバーヘッドキック。続けてミサイルキックを放ってからコンプリートショット。BUSHIとYOHはエルボーで打ち合い、これを制したYOHがロープに走るとBUSHIが追走ドロップキック。場外に逃れたYOHへトペ・スイシーダで飛んでいき、そのまま4人で場外戦へ。YOHは北側客席からBUSHIへセントーンアトミコを放ち、オカダは鉄柵を背にしたSANADAにビッグブートを放って一回転させる。
 YOHはBUSHIをリングに戻し、ファルコンアロー。これを返されるとドラゴンスープレックスを狙うが、BUSHIはライトニングスパイラルのフェイントからヒールキック、延髄斬り。YOHもトラースキックでやり返しダブルダウン。YOHがオカダにタッチ。
 オカダはBUSHIにショットガンドロップキックからツームストンパイルドライバーを狙うが、SANADAが入ってくると技を解いてSANADAに向き直り突っ込んでいくが、SANADAはオカダをリープフロッグでかわしてドロップキック。YOHがSANADAをドロップキックで蹴散らすとBUSHIと張り手合戦。YOHは場外に落ちたフリからのトラースキックでBUSHIを倒すとオカダがBUSHIへドロップキック。オカダがBUSHIをツームストンパイルドライバーで突き刺し、コブラクラッチ。そのまま立ち上がってレインメーカーにつなげ、カウント3を奪った。
 オカダはSANADAの眼の前でベルトを掲げて挑発。SANADAはベルトを一瞥するとオカダを一瞬見やり、そのまま退場していった。

オカダ「SANADAさん、やっと俺とSANADAさんの戦いに熱が帯びてきたというのに、相変わらずクールですねぇ。大丈夫!タイトルマッチまでまだ時間あるから、必ず熱くさせてやる!やっとロスインゴの勢いを止めることが出来ました。でもそれは今日、大活躍のYOHくんのおかげじゃないでしょうか。今日一番大活躍だったのは誰だ?!(会場から「YOH!」の声)……だって(笑)じゃああとはYOHくんに喋ってもらいます」
YOH「じゃあ、頑張るから。叫んでいいかな?叫んでいいかな?後楽園にぃ!いい風吹いたぁ~!(ここでYOHの曲が流れ、YOHが驚愕の表情で音響の方を見ると曲が止む)……音響さんも頑張るから(笑)後楽園にぃ!いい風吹いたぁ~!……ありがとうございます。と言っても、今日はね、オカダさんがいい風吹かせてくれたんで、追い風もらいました。なんで、言うことはシンプルです。広島でBUSHI、鷹木を倒してベルトを防衛してむしぇ……見せます!(噛んでしまい観客から「もう一回!」の声)……後楽園にィ!いい風吹いたぁ~!……ありがとうございます(笑)でも今日はオカダさんが、いい風吹かせてくれたんで、追い風たくさんもらいました。僕が言うことはシンプルです。広島で、このベルトを、BUSHI、鷹木から、絶対、防衛、してみせます!というわけで、ジュニアタッグにいい風吹かせまぁ~す!」

<試合後コメント>
YOH
「慎重に噛まずに、ゆっくり言いたいと思います。今日はオカダさんに感謝です。いい追い風もらいました。背中押してもらいました。なんか追い風、背中っていうのも、俺ね、音楽が好きで、よく音楽聞いてるんですけど、それは試合前とか重要な場面のときに。それはなぜかって言ったら、背中押してもらえるから。だから僕にとって音楽は背中押してくれる魔法だなって。でもそれってプロレスにも言えると思うんですよ。見てくれる人が元気になったとか、楽しくなったとか、そういう声を聴くために頑張ってるんで、モチベーションになってるんで。これ(ベルト)だってそうじゃないですか。だから何を為すべきか、一番眼の前にあるもので何をすべきか、それはね、広島に新しい……」

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