苦悩する飯伏幸太がインターコンチネンタル王座を巡り内藤哲也へクエスチョン!「本当にこのベルトが欲しいんですか?」

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 23日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to レスリングどんたく 2019』が行われ、IWGPインターコンチネンタル王座を巡って争う飯伏幸太と内藤哲也が対峙した。

 現王者の飯伏は20日の名古屋大会でザック・セイバーJr.を退けて同王座を防衛したが、その直後に内藤が現れて挑戦を表明。その後飯伏は新日本プロレスへ入団したことを宣言し、後日の会見では「棚橋さんの言っていた“覚悟”っていうのがやっと分かった」と気持ちを新たに内藤戦に臨む意気込みを語っていた。

 セミファイナルでSHO&石井智宏&飯伏幸太vs鷹木信悟&内藤哲也&EVILという6人タッグマッチで行われたこの試合は、ジュニアタッグ戦線で火花を散らすSHOと鷹木、4日の福岡大会のメインで対決することが決まっているEVILと石井が互いを意識してぶつかり合う。
 飯伏も内藤が出てくると飛び出していく気合を見せるが、内藤は飯伏の突撃を余裕を持って対処し、振り子式ドロップキックのフェイントから顔面へ串刺し低空ドロップキックを放ち顔面にツバを吐きかける。終盤に内藤がSHOへデスティーノを狙ったところへ飯伏がスワンダイブ式ミサイルキックを狙うも内藤に事前に察知されるなど飯伏の気合は空回りする形になり、最後は鷹木のパンピングボンバーから内藤がデスティーノでSHOを沈めた。

 試合後、飯伏はリングの下から内藤に見えるようにベルトをリングに置いて見せつけ、内藤は寝転んで飯伏と目線を合わせ、ベルト越しに睨み合った。
 
 バックステージに戻った飯伏は浮かない表情で「ベルト獲ってから結果出せてないですね。このままでは、ダメだ。ただ、一つ言いたいことがあるんですけど、内藤さんは本当にこのベルトが欲しいんですか?それだけホントに聞きたいんです。ホントにこのベルトが欲しいのか。それを答えて欲しい。IWGPヘビーのベルトが欲しいっていうのは分かります。2つ欲しいというのも分かります。IWGPインターコンチ、このベルトだけ欲しいんですか?その答えを待ってます。これだけが欲しいのか……待ってます」と内藤に問いかけ、うつむきながら会場を後にした。

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