オカダ・カズチカがクールなSANADAへ「必ず熱くさせてやる」と啖呵!
23日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to レスリングどんたく 2019』が行われ、5月4日の福岡大会でIWGPヘビー級王座戦を行うオカダ・カズチカとSANADAが火花を散らした。
オカダ・カズチカは今年のニュージャパン・カップを制してMSG大会でジェイ・ホワイトを撃破しIWGPヘビー級王座を奪取。初防衛戦の相手としてニュージャパン・カップ決勝で死闘を繰り広げたSANADAを指名しており、5月4日の福岡大会での決戦に向け前哨戦で対峙する日々が続いている。
この日のメインイベントでは、YOH&オカダ・カズチカvsBUSHI&SANADAという“CHAOSvsL.I.J”の構図で前哨戦が行われた。
ジュニアタッグ戦線で対立するYOHとBUSHIが激しくチョップを打ち合い、オカダとSANADAも序盤からそれぞれレインメーカー、Skull Endを狙い合う激しい展開となったこの試合は、終盤の場外戦でもYOHが客席からセントーンアトミコを見舞うなど終始ヒートアップ。
オカダとSANADAのドロップキックを巡る空中戦はSANADAが制したものの、YOHがSANADAを横からドロップキックで吹き飛ばしてアシストすると、最後はオカダがコブラクラッチからレインメーカーに繋げてBUSHIを沈めて試合を決めた。
試合後、オカダはSANADAの眼の前でベルトを掲げて挑発するが、SANADAはベルトを一瞥しただけでそのまま退場していった。
オカダはマイクを取ると「SANADAさん、やっと俺とSANADAさんの戦いに熱が帯びてきたというのに、相変わらずクールですねぇ。大丈夫!タイトルマッチまでまだ時間あるから、必ず熱くさせてやる!」とSANADAの背中に向けて語りかけた。