G1 CLIMAXでKENTAがEVILを撃破し開幕4連勝!同じく無敗で次回対戦のオカダ・カズチカは「プロレス界のトップの実力をKENTAさんに味わわせる」
20日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『HEIWA Presents G1 CLIMAX 29』が行われ、KENTAとEVILがG1 CLIMAX Aブロック公式戦で激突した。
KENTAは2014年にNOAHを退団してアメリカに渡りNXTや205 Liveで活躍。その後帰国して今年6月の大阪城大会で盟友・柴田勝頼に率いられて突如新日本プロレスのマットに姿を現し、G1 CLIMAXへの電撃参戦を発表していた。
しかし、KENTAが突然G1に参戦したことにEVILは納得しておらず、KENTAに『お前にはぁG1に出る資格なんてねぇんだよぉ』と因縁を付け、KENTAは「だから理由を言えって!『なんでだ』っつってんのにアイツは俺に『G1に出る資格がない』ってアイツそればっかり!頭悪いよアイツ!」と不満をまくしたてるなど両者の因縁は激化。
試合開始からEVILが攻勢をかけるものの、KENTAはEVILの目の周りの“クマ”を指で拭うという挑発行為。さらに顔面へフットスタンプをわざと外して踵でEVILの側頭部をちょんちょんと蹴るといった挑発行為を重ね、観衆はKENTAに大ブーイング。
怒り狂うEVILはKENTAを場外に放り出して痛めつけていき、北側客席の床にイスを重ねてブレーンバスターを狙うが、KENTAが逆にブレーンバスターでEVILに大ダメージを与える。
EVILはKENTAのgo 2 sleepを切り返してジャーマンスープレックス、ダークネスフォールズと畳み掛け、ラリアットを放つがKENTAはこれをブサイクへの膝蹴りでカウンター。EVILは起死回生の策として突撃してくるKENTAにノーモーションヘッドバッドを発射も、KENTAはこれをニーリフトで迎撃。万策尽きたEVILにPKからのgo 2 sleepを叩き込み、KENTAがG1 CLIMAX開幕4連勝を決めた。
試合後、特に感慨もなさげな表情でコメント会場に現れたKENTAは「一言だけ。あぁ~楽しい」と棒読みで語り足早に去っていった。
一方、この日のメインイベントでウィル・オスプレイに勝利し、KENNTAと同じくAブロックで開幕4連勝を果たしたオカダ・カズチカは試合後に次回27日の愛知体育館大会でKENTAと闘うことに触れ「新日本プロレスの、IWGPヘビー級チャンピオンの……いや、プロレス界のトップの実力ってのを、KENTAさんにしっかり味わわせてあげようかなと思います」とコメント。
どちらかに土が付くことになると思われる両者の対戦の行方にも目が離せない。