飯伏幸太がG1 CLIMAXでSANADAに激勝し再び正規軍に勧誘!「僕はいつでも“真田聖也”を待ってますよ」

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 20日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『HEIWA Presents G1 CLIMAX 29』が行われ、飯伏幸太とSANADAがG1 CLIMAX Aブロック公式戦で激突した。

 昨日19日の後楽園ホール大会で6人タッグの前哨戦で両者は対戦し、試合後にリング上で対峙。内容は本人たちにしかわからないものの、二言三言会話をした様子が見て取れ、バックステージに戻った飯伏は「ずっと思ってたんですけど、SANADAさんは、あのチームにいていいんですか?ちょっと違うんじゃないですか?“こっち側”でしょう」とコメント。内藤哲也率いるL.I.Jに所属するSANADAを新日本プロレス正規軍へ勧誘した。
 この発言を受けての両者の試合内容や、その後のSANADAの動向には注目が集まっていた。

 試合は序盤から両者トップスピードで突っ込んでいく攻防を見せ、一旦クリーンブレイクしてから前日の試合後にも見せたどちらの歓声が上だったかをそれぞれコーナーに上がって歓声を煽って競い合う。
 飯伏が掟破りのパラダイスロックを狙っていけば、SANADAも飯伏のカミゴェをかわしてから掟破りのカミゴェをお見舞い。さらに飯伏のやり投げまで狙っていくが、飯伏はそこまでは許さずやり投げでSANADAをコーナーに突き刺すとコーナーでブルブルと滾ってから「イヤァオ!」の掛け声とともにボマイェ。さらに真正面からカミゴェをクリーンヒットさせて試合を決めた。

 試合後、倒れ伏すSANADAに飯伏は座り込んで目線を合わせ、SANADAの眼前に右手を差し出す。SANADAは何度も飯伏の顔と右手を見つめて迷う素振りを見せたものの、手を取ることはなくリングから降り、退場していった。

 バックステージに戻った飯伏は、ごきげんな様子で「最高!最高ですよ!SANADAさん、最高でしたよ!闘いたい。でも、SANADAさん、いいんですか?僕は何回も何回もは言いたくないですけど、今の場所でいいんですか?“こっち側”じゃないんですか?僕はいつでも“真田聖也”を待ってますよ。いつでも!」と、全日本プロレスやWRESTLE-1等で明るいベビーフェイスとして活躍していた時代のSANADAの名を挙げた。

 対するSANADAにも響くものがあったのか「やっぱりさ、天才と闘うとスゲー刺激になるよ。でもさ、“でも”とか“やっぱり”って言葉は嫌いだけどさ、まだまだ出来る、俺達は。もっと出来る。もっと出来る可能性あるんで」と飯伏を意識した含みのあるコメントを残した。

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