新型コロナ陽性から大復活!王者・鷹木信悟が「リングに上がれば病み上がりとか後遺症なんて関係ねーんだ」

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 5日、埼玉・メットライフドームにて新日本プロレス『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』が開催。メインイベントでは、鷹木信悟の持つIWGP世界ヘビー級王座にEVILが挑戦した。

 前王者であるウィル・オスプレイが首の怪我によりベルトを返上したことで、6月の大阪城ホール大会で鷹木vsオカダ・カズチカによる王座決定戦が行われ鷹木が第3代王者へ。
 初代王者である飯伏を相手に7月の東京ドーム大会で防衛戦を行う予定であったが、飯伏が誤嚥性肺炎により欠場。緊急出場した棚橋弘至を相手に防衛したが、その直後に会場が暗転するとEVILとディック東郷が鷹木を急襲し、次期挑戦者に名乗りをあげ去っていった。
 その後鷹木は8月15日の大会前に発熱が見られ、PCR検査を受けた結果新型コロナウイルス陽性と発覚。この日は復帰戦での王座戦となっていた。

 試合が始まるとEVILのセコンドであるディック東郷&高橋裕二郎&SHOがことごとく乱入し、まるで1vs4かのような展開が繰り広げられる。
 イスやスポイラーズチョーカーでのチョーク攻撃などIWGP王座戦とは思えないラフファイトが繰り広げられるが、見かねたL.I.JのBUSHI&内藤哲也&SANADAがリングに上がり鷹木をアシスト。
 最後は真っ向から鷹木がEVILをパンピングボンバーでなぎ倒し、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけ3カウントを奪った。

 復帰戦とは思えないパワーファイトを見せた鷹木は「この3週間、色んな意味でしんどかったよ。まさかコロナウイルスに感染しちまってな、試合するのは3週間ぶりだよ。不安が無いと言ったら嘘になるかもしれない。だけど、俺はその不安を消し去るために、やれる限りのことはやってきた。このご時世だ、けしてウイルスを俺はナメてない。だけど、俺はプロレスラーだ。リングに上がれば、病み上がりとか、後遺症なんて関係ねーんだよ。俺は今日、一人のプロレスラーとして、意地とプライド、そして新日本背負ってココに上がった。今日の結果を持って、鷹木信悟、大復活だ!」と新型コロナウイルスを克服し完全復活を宣言。

 そしてアメリカで真のIWGP世界ヘビー級王者を名乗るオスプレイに「全治未定という謎の欠場してたウィル・オスプレイが、アメリカで偽物のこのベルトを持ってほざいてるらしいな? ハッキリ言っといてやるよ。真のIWGP世界ヘビー級王者はこの鷹木信悟だ!お前はフェイクだ。オスプレイ、文句があんだったら日本に来てみろ。話ぐらいは聞いてやるぜ。もちろんお前は列の最後尾だけどな」と、改めてIWGP世界ヘビー級王者は自分であることを誇示した。

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