タイチ&ザックがリマッチ続きのIWGPタッグ戦を勝利し「タッグは一回オフにして次は『G1』」
5日、埼玉・メットライフドームにて新日本プロレス『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』が開催。第3試合ではタイチ&ザック・セイバー・ジュニアが持つIWGPタッグ王座に、内藤哲也&SANADA、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが挑戦した。
7月11日の北海道大会でタイチ&ザックがIWGPタッグ防衛戦を行ったが、内藤&SANADAが勝利し初防衛に失敗。そのダイレクトリマッチとして2週間後の東京ドーム大会でタイチ&ザックがベルトを取り返し、そのダイレクトリマッチとして内藤&SANADAが挑戦を表明。さらに後藤&YOSHI-HASHIも挑戦表明し、3WAYでの王座戦が決定した。
序盤はタイチ&ザックの王者組が集中砲火を受けるが、気がつくと内藤&SANADAvs後藤&YOSHI-HASHIの連携合戦へ。要所要所でリングに上がり勝ちを奪いに行くタイチ&ザックは、SANADAがYOSHI-HASHIをSkullEndで絞め上げトドメのラウンディングボディプレスを狙ったところをタッチ。
大ダメージのYOSHI-HASHIをタイチが天翔十字鳳からブラックメフィストで叩きつけ3カウントを奪った。
勝利したザックは「今日であいつらバカたちとは終わりだ。YOSHI-HASHI&ゴトーは去年も挑戦させてやったし、ナイトー&SANADAは3回もチャンスをやった。もう十分過ぎるほどだろ。あいつら以外の挑戦者をよこせ」と会社に要求。
タイチも「いっぺんに2チーム片付けられたからそれでいいだろう。良かったよYOSHI-HASHI。まあ、あと5年もあれば(ベルトに手が)届くんじゃねえか?頑張れよ。タッグは一回オフにして、次は『G1』でシングル」と、リマッチが続いたタッグ王座戦から、9月18日から開始されるG1へと照準を合わせた。