エル・デスペラードが「G1発表されてジュニアが忘れ去られちゃいけね―」とロビーとのリマッチ&IWGPジュニアタッグ王座戦を要求!
5日、埼玉・メットライフドームにて新日本プロレス『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』が開催。セミファイナルではロビー・イーグルスの持つIWGPジュニアヘビー級王座に高橋ヒロムが挑戦した。
ロビーは7月25日の東京ドーム大会でエル・デスペラードを倒し新王者へ。同日に大胸筋断裂の長期欠場から復帰を宣言したいたヒロムが挑戦を表明し、ロビーは「オマエが準備できたら俺はいつでもやってやる」と呼応していた。
試合開始直後からお互い走り込んでのフルスロットルな展開へ。隙あらばロビーがターボバックパックを狙っていき、ヒロムの足を痛めつけ機動力を削いでいく。
ならばとヒロムはコーナーへのデスバレーボムからサンセットフリップパワーボム、ビクトリーロイヤルからTIME BOMBと怒涛の攻めを見せるが、ロビーは雪崩式のターボバックパックを叩き込んで動きを止めると、最後はロン・ミラースペシャルで捕らえギブアップを奪った。
試合直後に、この日の第2試合でIWGPジュニアタッグ王者となったエル・デスペラードがリングにあがり「G1発表されて、ジュニアの話題が何にもないまんま終わって、俺たちの存在が忘れさられるようなことがあっちゃいけねーんだよな。アイウォントリマッチ。でも、俺だけがお願いするのは悪い。そこでひとつ提案だ。もし俺の挑戦を受けてくれるのなら、俺はこのIWGPジュニアタッグのベルトを賭ける。だからパートナーを決めてくれ」とお土産を持ってリマッチを要求。
ロビーは「お前の挑戦を受ける。パートナーはもちろんタイガーマスクだ。デスペラード&金丸組にはリーグで一勝してるし、次も絶対に勝てる。シングルとタッグのジュニア2冠王としてこれまで一度も見せたことのないロビー・イーグルスの闘いを築いていく。俺とパートナーは20歳近く年が離れてるけど、彼は他でもないレジェンドだ!フライング・タイガーズが次期IWGPジュニアタッグチャンピオンだ!」と、タイガーマスクをパートナーにベルト挑戦を宣言した。