内藤哲也とIC王座戦が決まったタイチが乱入しICベルトで内藤をKO!「もう一年前とは違うんだよ」

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 21日、東京都・後楽園ホールにて行われた新日本プロレス『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2019』で、タイチがエル・デスペラード&金丸義信ともに内藤哲也の試合に乱入した。

 タイチはIWGPインターコンチネンタル王座に執着を見せ、今月4日にクリス・ジェリコから同王座を奪取した内藤を翌5日に襲撃。強奪したICベルトで内藤を殴打してKOするという内藤vsジェリコ戦を皮肉る形で内藤に屈辱を与え、挑戦を表明していた。

 この日の第3試合では、18日の大会と全く同じ風神&雷神&トーア・ヘナーレ&小島聡vs鷹木信悟&BUSHI&内藤哲也&テリブレのカードが組まれ、先日直接対決を果たした小島とテリブレを中心に展開し、ロスインゴが劣勢になる形に。しかし、確かな結束で結ばれたロスインゴの面々が態勢を立て直し反撃に転じ内藤がヘナーレへのデスティーノで試合を決めようとしたその時、突如タイチ&エル・デスペラード&金丸義信の鈴木軍が試合に乱入し、タイチが内藤を再びICベルトで殴打しブラックメフィストでKO。金丸とデスペラードがそのまま全員をなぎ倒していく。
 マイクを取ったタイチは「内藤、またおんなじやり方でやられて学習しねーな。所詮はお前は俺の前ではそれまでの男だよ。おい内藤、冬の札幌は何かが起こるってな、楽しみにしてるぜ。じゃあな、アディオス」と挑発。
 倒れ伏す内藤を足蹴にしたタイチは、ICベルトを掲げながら内藤の目をこじ開けベルトを見せつけた。

 バックステージに戻ったタイチは「冬の札幌、なんか起きんだろ?起きるか起こさねーかは全部俺次第かもしれねぇな」と意味深長な発言。これに金丸が「札幌前にな、仙台で潰してやるよ」と呼応し、デスペラードが「残念!札幌までいけねぇってよ」とケタケタ笑う。
 最後にタイチは「あんま調子乗んなよ?ヘタレのくせに。もう一年前とは違うんだよ。ま、お前がこうなった今、きっかけになったかもしれねぇな?だから、堂々と胸貸してくださいよ。あんまり上から言うなよ?痛い目見るぞ」と睨みをきかせ、会場を後にした。

 2月3日の札幌大会で内藤vsタイチのIC王座戦が決まったものの、内藤は14日以降は試合に出場せずその後もアクションを起こさないタイチに対して、20日の試合後に不満を述べており、この日の襲撃はこれに対するアンサーと見られる。
 侮辱を受けたら必ずやり返す内藤だけに、内藤の今後の動きや約2週間後に迫った王座戦の行方に目が離せない。

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