ゲレーロ兄弟がミスティコ兄弟を撃破しCMLL兄弟タッグトーナメント優勝!
22日、新日本プロレス『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2018』にて、CMLL兄弟タッグトーナメントの決勝戦が行われた。
CMLL選手で実際の兄弟がタッグを組んで参戦するこのトーナメント。一回戦ではアンヘル・デ・オロ&ニエブラ・ロハとウルティモ・ゲレーロ&グラン・ゲレーロが戦い、グラン・スペシャルをロハに叩き込みゲレーロ兄弟が勝利。
同じく一回戦ではミスティコ&ドラゴン・リーとサンソン&クアトレロが戦い、サンソン達のパワーをリーがいなし、ミスティコがラ・ミスティカでサンソンからギブアップを奪った。
兄弟タッグトーナメントの決勝戦となるゲレーロ兄弟とミスティコ兄弟の試合は、両組ともに確かな技術を見せながらも、”パワーのゲレーロ兄弟”と”スピードのミスティコ兄弟”と形容できる試合展開に。
ゲレーロ兄弟はミスティコをコーナートップから二人でリフトアップしてからのデッドリードライブで投げ捨てたり、リーの打撃を真正面から全て受け止めた上で約30秒ほど打撃を打ち合うという迫力を見せ付けた。
他方、ミスティコ兄弟は場外へ二人同時にノータッチ・トペコンヒーロを発射したり、大技を狙ってコーナーに上るゲレーロ兄弟に雪崩式フランケンシュタイナーで投げ捨てたりと、一転攻勢の魅せる試合運びを見せ付けた。
しかし、最後はウルティモがミスティコをゲレーロ・スペシャル(雪崩式リバース・ブレーンバスター)で叩きつけると、これが決定打となりカウント3。兄弟タッグトーナメントはグラン・ゲレーロ&ウルティモ・ゲレーロ組が制した。
試合後、リング上で興行の締めを任されたウルティモ・ゲレーロは「皆さん!今日はどうもアリガト!また来年!FANTASTICA MANIAよろしくお願いします!」と日本語で挨拶。
最後はテクニコ(ベビーフェイス)もルード(ヒール)も含めた全員で記念撮影を行い、FANTASTICA MANIAは大団円の中で幕を閉じた。