7・22 新日本後楽園ホール大会 本間朋晃vs柴田勝頼 永田裕志vs内藤哲也 YOSHI-HASHIvsケニー・オメガ 矢野通vs中嶋勝彦 EVILvsマイケル・エルガン
『G1 CLIMAX 26』
日程:2016年7月22日(金)
開始:18:30
開場:東京・後楽園ホール
観衆:1,738人・超満員札止め
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/○小島聡/中西学
5分34秒 ラリアット→片エビ固め
ジュース・ロビンソン/デビッド・フィンレー/●キャプテン・ニュージャパン
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○丸藤正道(NOAH)/後藤洋央紀/石井智宏
9分5秒 不知火→片エビ固め
バッドラック・ファレ/タマ・トンガ/●高橋裕二郎
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
棚橋弘至/○KUSHIDA/田口隆祐
7分40秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチホールド
真壁刀義/獣神サンダー・ライガー/●タイガーマスク
▼タッグマッチ 20分1本勝負
オカダ・カズチカ/●外道
8分5秒 エムエックス→片エビ固め
SANADA/○BUSHI
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●矢野通【1敗=0点】
3分51秒 バーティカルスパイク→片エビ固め
○中嶋勝彦(NOAH)【1勝=2点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○YOSHI-HASHI【1勝=2点】
12分16秒 カルマ→エビ固め
●ケニー・オメガ【1敗=0点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●マイケル・エルガン【1敗=0点】
10分54秒 EVIL→体固め
○“キング・オブ・ダークネス”EVIL【1勝0敗=2点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○永田裕志【1勝=2点】
15分32秒 バックドロップ・ホールド
●内藤哲也【1敗=0点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●柴田勝頼【1敗=0点】
11分11秒 こけし→片エビ固め
○本間朋晃【1勝=2点】
YOSHI-HASHIがケニーに勝利!メインで本間が柴田に勝利し「こけしでハッピー!幸せになろうぜ!」
第1試合
ジュース達が急襲。次々モンゴリアンチョップを天山に叩きこみ、トレイン攻撃を狙うが、ジュースを避けた天山をキャプテンが羽交い絞めにしジュースがビッグブーツもこれを天山が避けて誤爆。天山はモンゴリアンチョップをジュースに叩き込むが、フィンレーがランニングエルボーで倒しモンゴリアンチョップ連発。フィンレーはロープに飛ぶが天山はニールキックで迎撃し、小島のエルボーと天山のモンゴリアンチョップが交互に決まり小島がモンゴリアンチョップからボディスラム。小島がエプロンに出て天山のランニングヘッドバッドとエルボードロップの共演からフォールも2。天山は中西にタッチ。
中西はエルボーからボディスラムで叩きつけニードロップ。フィンレーはこれを避けてジュースにタッチ。
ジュースはエルボーから「カモン中西」と挑発も中西は強烈なエルボー。ジュースはエルボーからロープに振ろうとするが、中西は耐えてラリアット。避けたジュースがバックドロップからフォールも2。
ジュースは串刺しラリアットからコーナーに座らせ正面に登るが、中西はヘッドバッドからエルボーで落としダイビングクロスボディアタック。両者タッチ。
キャプテンが走りこむが避けた小島がマシンガンチョップ。小島は「行っちゃうぞバカヤロー」と叫ぼうとするがフィンレーがカットしコーナーに振るとトレイン攻撃。フィンレーはカミカゼからキャプテンがコーナーに登るとダイビングヘッドバッド。フォールも中西がカット。
ジュースとフィンレーを中西がダブルラリアットでなぎ倒すと、キャプテンにテンコジカッターから小島がラリアット。これで3カウント。
<試合後コメント>
テンコジ
小島「ありがとうございました」
天山「G1始まってですね、今日で2日目なんで、自分の公式戦はないんですけど、こうしてコジとタッグを組むっていうのは、いろいろありましたけど、コジのおかげでG1闘うことができるし、こうやってタッグを組むこともできるし。やっぱりやってて、楽しいですよ。相手がどうであれ、やっぱ組んで、こうやってテンコジとしてやるのは、このG1で改めてコジとの強い絆を感じたし。これから先もずっとそうなんやけども。とにかくG1公式戦、また明日から始まるし、しっかりテンコジの連携で、これからもまたガッチリいくんで。コジ、ありがとう」
小島「2016年、2人G1クライマックスまだまだ継続中ということです」
第2試合
先発はファレと丸藤。中央で睨み合い丸藤がチョップ。ファレが強烈なエルボーで返すと、丸藤も振りかぶってチョップ。ファレのエルボーに丸藤はトーキックからヘッドロックも、ファレは突き飛ばしショルダータックルで倒す。ファレは丸藤をロープに振りプッシュアップすると背後に落とす。丸藤は石井にタッチ。ファレも裕次郎にタッチ。
裕次郎は石井の手を噛んでからエルボー連打。石井がエルボーでコーナーに押しこむも、裕次郎が逆コーナーに振るが石井はすぐに走りこみショルダータックルで倒す。
裕次郎はサミングから石井の顔面にビンタ。裕次郎はラリアットを避けるとタマがエプロンからいしいを羽交い絞めにする。そこへ裕次郎が走りこむも石井は足を伸ばしカット。だがファレがボディアタックで倒し、エプロンの丸藤と後藤も落とす。裕次郎は石井を場外に投げ捨て全選手場外乱闘へ。
リングに戻り裕次郎は石井をフォールも2。裕次郎は馬乗りになってナックル連打からファレにタッチ。
ファレは石井をコーナーに叩きつけ、ボディブローから逆コーナーに振り串刺し攻撃。避けた石井がトーキックからブレーンバスターを狙うが、逆にファレがボディスラムで叩きつけタマにタッチ。
タマはボディブローから地獄突き。エルボーを落としエルボースマッシュからヘッドバッド連発。石井のヘッドバッドをヘッドバッドで返したタマが走りこむも石井はパワースラム。石井は後藤にタッチ。
後藤はショルダータックルから村正。バックドロップで叩きつけフォールも2。後藤はバックを取るもエルボーで抜けたタマがロープワークで後藤を翻弄するとドロップキックを叩き込み裕次郎にタッチ。
裕次郎はエプロンの丸藤にエルボーから後藤に串刺しビッグブーツ。さらにロープに飛ぶも後藤がミドルキックで倒し丸藤にタッチ。
丸藤は裕次郎の顔面にドロップキックから投げようとするが、タマが挑発しそれに気を取られた丸藤に裕次郎がビッグブーツ。タマがボディブローから串刺しボディスプラッシュ。さらにファレも串刺しボディスプラッシュから裕次郎が低空ドロップキックを顔面に叩きこみフォールも石井と後藤がカット。
裕次郎はコーナーに押しこみチョップから串刺し攻撃を狙うが丸藤は足を伸ばしてカットし延髄斬り。石井が後頭部にラリアットから後藤がラリアット、丸藤がバズソーキックを叩き込んでフォールもファレがカット。
ファレをヘッドバッドで倒した後藤。丸藤はトラースキックも裕次郎はキャッチしレフェリーに足をもたせると急所攻撃からフィッシャーマンバスター。フォールも2。
丸藤はチョップも裕次郎はラリアットで倒し、担ぎあげるが着地した丸藤が後頭部にトラースキック。投げようとするが着地した裕次郎の顔面にトラースキックからフォールも2。
裕次郎のラリアットを避けた丸藤が虎王から不知火を叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
丸藤正道&後藤洋央紀
丸藤「初戦で、オカダ選手を破った勢い、絶対に止められない。どんな試合でも止められない。そして、石井選手、後藤選手、やるのほんとに楽しみにしてます。このまんま突っ走ります」
後藤「明日、石井戦。俺と石井にしかできない試合を、やろうじゃないか」
第3試合
先発はライガーと棚橋。バックの取り合いからグラウンドの攻防。棚橋を両手刈りで倒したライガーがロメロスペシャルを狙うも田口がカット。両者タッチ。
真壁と田口。田口が尻を振って威嚇。真壁が尻を蹴り上げ走りこむが、田口が尻を出してカットするとコーナーに登りダイビングヒップアタック。
田口はヒップアタックを真壁の顔面に連打からランニングヒップアタックも真壁はエルボーを尻に叩きこみカットするとボディスラムで叩きつけタイガーにタッチ。
タイガーは田口の尻にスピンキックを叩き込んで尻にフットスタンプ2連発。タイガーは首投げから背中にサッカーボールキックを叩き込みライガーにタッチ。
ライガーはロープに振ってバックブリーカーからロメロスペシャル。ライガーは真壁にタッチ。
真壁はストンピングも田口は膝立ちでチョップ連発。真壁はナックルからラリアットも田口はこれを避けてヒップアタック。田口は棚橋にタッチ。
棚橋はエルボー連打から太陽ブロー。真壁のガットショットをキャッチした棚橋がドラゴンスクリューからボディブローをコーナーで叩き込む。だが真壁は逆にコーナーに振ると足を伸ばしてカットした棚橋に動じず串刺しラリアットからコーナーでナックル連打。真壁はノーザンライトスープレックスホールドも2。
真壁はバックをとるが棚橋がバックエルボーで抜けると真壁はガットショットから走りこみラリアットも避けた棚橋がスイングブレイド。真壁はすぐに起きてラリアット。棚橋がビンタからロープに飛ぼうとするが真壁は腕を引いてショートレンジラリアット。両者ダウンしタッチ。
KUSHIDAがタイガーを飛び越えミドルキック連発からハンドスプリングエルボーもタイガーはキャッチ。バックの取り合いからタイガーが着地しバックを取り返すがKUSHIDAも着地。タイガーはシットダウンパワーボムからタイガードライバーを狙うが避けたKUSHIDAがエルボーから腕を取るもタイガーはハイキック。KUSHIDAもニールキックからロープに飛ぶが、タイガーは逆打ちも回転して逃れたKUSHIDAがジャパニーズロッグロールホールドで3カウント。
<試合後コメント>
田口隆祐
「ひとりG1。2戦終わって勝ち星ゼロということで、非常に順調なスタートを切って。勝ち点ゼロはプラスでもマイナスでもないですけど、マイナス取らなければ進んでるってことですから。まだまだ先は長いんで。じっくりとひとりG1味わって来年のG1、狙っていきたいと思っています。・・・G1のGは・・・自分を慰める、G!」
KUSHIDA
「改めてスーパーJカップ、一回戦突破しました。次は拳王。今日、目の前にいた獣神サンダーライガーもお互いに勝ち上がって、決勝戦で会おう!そう言いたいですね。お互いにね。まぁ大丈夫でしょう」
棚橋弘至
――後楽園での試合は久しぶりになりますが?
「そうですね。後楽園ホールでケガして欠場だったんで、特別な気持ちで帰ってきましたよ」
――ファンの方たちも「お帰り!」という気持ちだったかと思いますが?
「たった2か月でしたがそれを長いと感じるか短かいと感じるかは、みなさんどっちでしょうというところですね」
――リーグ戦は残念ながら黒星スタートでしたが、ここから挽回していくのが棚橋選手かと
「田口しかり、KUSHIDAしかり。リーグ戦に出ていない選手でも自分が中心だと思ってる。自分を中心にマット界を口にしますけど、俺はマット界の中心じゃないから。宇宙の中心だから。世界は俺を中心に回っていますよ(ニヤリ)」
第4試合
先発はオカダとBUSHI。BUSHIはオカダのキックをキャッチするもエルボーで倒したオカダがエプロンに出てローリングセントーンを投下。オカダは外道にタッチ。
外道はBUSHIの顔面を踏み潰しそこへオカダが低空ドロップキック。外道はナックルからロープに飛ぶも、場外からSANADAが足を引っ張り倒し、助けようとしたオカダにドロップキック。SANADAはオカダを場外に連れ出し場外乱闘。BUSHIは外道の顔面にサミング。戻ってきたSANADAとタッチし、ダブルのバックエルボー。
SANADAはフォールも2。SANADAはBUSHIとタッチ。BUSHIはシャツを使ったスリーパーからストンピング。BUSHIはSANADAにタッチ。
SANADAはバックドロップからフォールも2。SANADAはアンクルから走りこむが、外道が避けてBUSHIに誤爆させるとオカダにタッチ。
オカダはエルボーでSANADAを倒し、SANADAのラリアットを避けてジャンピングエルボー。串刺しジャンピングエルボーからトーキックを叩き込みDDT。膝立ちのSANADAにスライディングエルボースマッシュからフォールも2。
オカダはボディスラムからコーナーに上るも、SANADAが走りこみ、オカダは飛び越えるとバックエルボーから走り込むがSANADAはこれをリープフロッグからドロップキック。SANADAは担ぐも着地したオカダが逆に担ぐが着地しSANADAがSkullENDの体勢。だがオカダはこれを抜けコーナーに振るがSANADAはエプロンに飛び乗り走りこんできたオカダにスワンダイブミサイルキック。SANADAはBUSHIにタッチ。
BUSHIはミサイルキックから串刺し攻撃を狙うがオカダが避けて走りこむもBUSHIはオーバーヘッドキックからダイビングクロスボディアタック。BUSHIは走りこみもオカダはフラップジャック。オカダは外道にタッチ。
外道はナックル連打からマンハッタンドロップ。チンクラッシャーからスーパーキックを顔面に叩き込んでフォールも2。
外道は投げようとするもSANADAがカット。BUSHIが串刺しダブルニーからSANADAが串刺しエルボー。BUSHIが飛びつくもこれをSANADAに叩きつけた外道が外道クラッチもSANADAがカット。
真田はTKOからBUSHIがコードブレイカー。フォールもオカダがカット。
SANADAはオカダのドロップキックを避けてSkullEND。BUSHIが外道にエムエックスからフォールし3カウント。
<試合後コメント>
BUSHI
「昨日のスーパーJカップ。せっかく、やっと手に入れたX枠。まぁ残念な結果になっちゃったけど、これはもうしょうがない。気持ちを切り替えるしかない。でも俺自身終わったわけじゃない。今シリーズ何回かあるチャンピオンのKUSHIDA(との対戦)。IWGPジュニアのベルトを持ってるんだろう。そこで爪跡を残して必ずIWGPジュニアのベルトに挑戦してやるよ。俺はまだ終わったわけじゃないし、あきらめたわけでもない。エッセリオ、マジで。」
※SANADAはノーコメント
第5試合
勝彦が矢野をコーナーに叩きつけトーキックから逆コーナに振り走りこむが、避けた矢野がTシャツでスリーパーをしながらフォールも2。矢野が場外に叩きだし鉄柵にぶつける。矢野はシャツで勝彦の腕を鉄柵に縛り付けリングに戻ると、勝彦はなんとか場外カウント17でリングに戻るが、矢野は鉄柵をむき出しにしたコーナーに勝彦を叩きつける。矢野はフォールも2。
勝彦が逆に叩きつけようとするが、耐えた矢野が勝彦のビッグブーツを避けて「ヤノ・トー・ルー」とポーズを決めるが勝彦は尻にミドルキックからロープに走ろうとするも、矢野は髪を引っ張り倒してフォールも2。
矢野はレフェリーを勝彦に突き飛ばしてから走り込むが、勝彦がカニバサミで鉄柵がむき出しのコーナーに矢野の顔面を叩きつける。
矢野はサミングから走り込むが勝彦はドロップキックで迎撃しPK。勝彦はヴァーティカル・スパイクーからフォールし3カウント。
<試合後コメント>
中嶋勝彦
――矢野選手という曲者相手に見事勝利を収めました
「そうですね。やっと初日を迎えた。ついにこの日が来たか。とりあえず、まず1本!NOAHの中嶋勝彦、こんなもんじゃないよ。このG1、俺が一番熱くしてやる」
第6試合
ケニーが腕を取っていくと頭をはたくが、YOSHI-HASHIはエルボー連打から顔面に平手。ヘッドロックからショルダータックルで倒し、ロープに飛ぶとYOSHI-HASHIはこれを避けてアームホイップからエルボー。ケニーはガットショットからエルボーを叩き込んでロープに振るが、YOSHI-HASHIはコルバタで場外に落とし、ケニーがエプロンに登るとドロップキックで場外に叩き出し場外乱闘へ。ケニーがボディスラムで鉄柵に叩きつけると、マットを剥いで寝かせてリングからのダイビングフットスタンプ。場外カウント18で戻ったYOSHI-HASHIをフォールも2。
ケニーはカミカゼからセカンドロープに飛び乗りムーンサルト。フォールも2。
ケニーは髪を掴んで引き起こすとコーナーに押し込み顔面を踏みつける。ケニーはコーナーに振ると走りこむが足を伸ばしてカットしたYOSHI-HASHIがエルボー連打。ケニーはトーキックからパワーボムを狙うが、耐えたYOSHI-HASHIの背中にエルボー連打から顔面にナックルから持ち上げるも着地したYOSHI-HASHIがエルボー連発。だがケニーは強烈なチョップからロープに振るも、YOSHI-HASHIはヘッドハンター。
ヨシハシはエルボーで倒し串刺しチョップ。さらにブレーンバスターを着地したケニーにネックブリーカードロップからフォールも2。
ケニーはトーキックからエルボーを叩きこみロープに飛ぶも追走エルボーをしたYOSHI-HASHIを避けてビッグブーツから高速ドラゴンスープレックス。ケニーはドラゴンスープレックスホールドも2。
ケニーは俵投げの体勢からシットダウンパワーボムで叩きつけてフォールも2。ケニーはロープに飛ぶもYOSHI-HASHIはラリアットで迎撃しパワーボムジャックナイフ。返したケニーにYOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下するがケニーは剣山で迎撃しボマイェ。ケニーは片翼の天使を狙うが着地したYOSHI-HASHIがスクールボーイ。返したケニーが再度ボマイェから片翼の天使を狙うがYOSHI-HASHIはDDTで叩きつける。
YOSHI-HASHIはコーナーに登りスワントーンボムを投下。これでフォールも2。
YOSHI-HASHIはバタフライロックもケニーはロープへ。YOSHI-HASHIはケニーのバックをとるが、ケニーはバックエルボーを連打し受けるとチョップ連発から顔面に膝を叩き込みロープに飛ぶ。YOSHI-HASHIはこれを避けてラリアットで迎撃するとスリーパーからバッククラッカー。YOSHI-HASHIは後頭部にボマイェからフォールも2。YOSHI-HASHIはカルマを叩き込み勝利!
<試合後コメント>
YOSHI-HASHI
「紙一重どころの差じゃない。コンマ0秒・・・。今日この会場で俺が勝つと思った人、何人いる?絶対少ないでしょう?それはもちろん今まで、今日!ここに!来るまでの過程。それは正しい。今は違う。次に俺が戦う相手。もしかしたらコイツ、もっとやるんじゃないかって思う人も増えたでしょう。その繰り返しだよ。それが積み重なった時、物事が変わるのは一瞬だ」
――最後の技はG1用のものですか?
「その前からずっと、ニュージャパンカップが始まる前から保存していた技だから。これまではずっと少ない技で戦ってきた。G1で必ず解放しようと思ったから。ケニーも俺がいつもと違う動きをしていたから、たぶん泡食ったと思うよ。これからどんどん、どんどん向上していくよ」
第7試合
ショルダータックルのぶつかり合いからEVILがラリアットでなぎ倒しフォールも2。EVILはEVILを狙うがエルガンはブレーンバスター。エルガンは串刺しラリアットからボディスラムで叩きつけ、エプロンに移動するとリングに飛んでボディプレス。EVILは転がって避けて場外に引きずり込むと鉄柵に叩きつける。EVILはエルガンの首にイスを叩き込むとそのイスに攻撃。エルガンは場外で倒れるが、カウント18でリングへ。
EVILはチョーク攻撃からエルボーで顔面を潰す。EVILはサーフボードストレッチからセントーン。EVILはフェイスロックもそのまま立ち上がったエルガンが力まかせに正面に投げ捨てる。EVILは走りこむもエルガンはキャッチし背後に投げ捨てる。
エルガンはロープにもたれかかるエルガンにランニングエルボー2連発。バックの取り合いからEVILが走りこむもエルボーで迎撃したエルガンはぶっこ抜きファルコンアロー。フォールも2。
エルガンはぶっこ抜こうとするが耐えたEVILに二弾蹴り式のビッグブーツから走り込むが、スピンキックでカットしたEVILが串刺しローリングラリアット。EVILはフィッシャーマンスープレックスからフォールも2。
EVILは投げようとするが、耐えたエルガンにEVILはエルボーからラリアット。受けきったEVILが左右のエルボーを連続で叩き込む。EVILも左右のエルボーからローリングエルボーもエルガンは延髄斬りで迎撃しラリアット。その腕にラリアットで迎撃したEVILがエルボースマッシュから走りこむが、エルガンはラリアットで迎撃し一回転させるとフォールも2。
エルガンはコーナーに登るとダイビングボディプレス。フォールも2。エルガンはぶっこ抜いてコーナーにパワーボムで叩きつけるが、EVILはダークネスフォールズ。両者ダウン。
ラリアットの相打ち2連発からエルガンのラリアットを避けたEVILが投げ捨てジャーマンからエルボー、再度エルボーからタイガー&ドラゴン・スープレックスからラリアットで叩き伏せてフォールも2。EVILはEVILを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
EVIL
「言っただろう!時代はこの俺のものだ。キング・オブ・ダークネスがこのリングを支配している!ディス・イズ・イーブル!エ~ブリシング・イズ・イーブル!すべては・・・イーブルだ」
第8試合
内藤がゆっくりロープ際を周り永田は睨みつける。ロープにもたれかかる内藤に永田がローキックもレフェリーが下がらせる。
バックの取り合いから内藤が小手返しも永田が下から蹴りつけ距離をとるが内藤が敬礼ポーズで挑発。
永田がロープに押し込みクリーンブレイク。お互いトーキックの打ち合いから内藤がラリアットも避けた永田が低空ドロップキック。ロープに走るも内藤が低空ドロップキックで迎撃し、場外から永田の足をエプロンに叩きつけ、場外に引きずり出すと鉄柵に叩きつける。鉄柵にもたれかかる永田に内藤はドロップキック。
内藤はガットショットから永田の膝を叩きつけると低空ドロップキックから足4の字。永田はロープへ。
内藤はロープに飛ぶが永田はフロントスープレックスで迎撃。永田はミドルキック連発から永田がコーナーに押しこむも、コーナー際でエルボーの打ち合いから永田がエルボー連打。永田は串刺しビッグブーツからエクスプロイダー。フォールも2。
永田は投げようとするが内藤がガットショットから頭を連続ではたきロープに飛ぶと、永田のビッグブーツをキャッチしエルボー連打。だが怒った永田はエルボー連打。内藤はエルボーをフェイントにローキックからネックブリーカードロップ。
内藤はミサイルキック。フォールも2。内藤は顔面を蹴りつけ、マンハッタンドロップから串刺しドロップキックを叩きこみ振り子式ドロップキック。グロリアからフォールも2。
内藤が投げようとするが、永田が脇固めで倒しナガタロック。永田は腕ひしぎも内藤はロープへ。
永田は背中にサッカーボールキックから顔面に膝蹴り。永田はショルダーアームブリーカーも内藤は避けてツバを吐く。永田はエルボーからニーリフト。コーナーに押し込み膝蹴りを連発から座り込んだ内藤の顔面を蹴りつけていく。
永田はバックをとるが内藤はニーロック。内藤は永田の膝にストンピング連打から永田がエルボー。内藤は延髄斬りからロープに飛びジャンピングエルボーからデスティーノを狙うも永田はニーリフトからブレーンバスター。
エルボーの打ち合いから内藤が平手打ち。永田が左右の平手打ちからバックドロップ。フォールも2。
永田はハイキックも避けた内藤がスクールボーイから低空ドロップキック。避けた永田が浴びせ蹴りからバックドロップホールドで3カウント。
<試合後コメント>
内藤哲也
「耳元で今日はちゃんと3カウント聞こえたぜ。別に言い訳するつもりはないし。まぁさ、負け惜しみに聞こえるかもしれないけど、ちょっと試してみたいことを試せたかな。そういう意味では意味のある永田戦だったかな?永田は次の相手は誰だよ。誰だか知ってる?EVILだよ。だいぶね、膝も痛かったようだし、日曜日のEVIL戦、永田選手、健闘をお祈りいたします。・・・ゼア!(敬礼ポーズ付き)」
第9試合
お互い開幕走りこみショルダータックルのぶつかり合いからエルボー合戦。柴田がエルボー連打も本間がエルボー。柴田のビッグブーツに本間はエルボーからタックルで倒し小こけしも避けた柴田がPK。本間もこれを避ける。
柴田が首投げからフェイスロック。本間はロープへ。柴田は本間の顔面と腹にストンピング。
柴田は本間の顔面に平手打ち。本間は体勢を変えてエルボー連打からストンピング連打で場外に落とすと、鉄柵に叩きつけていく。
リングに戻り、膝立ちの柴田の胸に本間はチョップを叩き込み続け、柴田は全て受けきってエルボーで倒す。
柴田はコーナーでエルボー連打から逆コーナーに走るも本間は追走エルボー。柴田は追走ビッグブーツで返し走りこむが本間はラリアットで迎撃し小こけしを決める。
本間はチョップからコーナーに振り走りこむも、足を伸ばしてカットした柴田だったが本間は負けじと串刺しラリアット。本間はコーナーに登るがその顔面に柴田はドロップキック。柴田はエルボー連打から本間に追走ビッグブーツ。柴田はエルボー連打でコーナーに座らせ串刺し低空ドロップキックを顔面に叩きこむ。
柴田はフロントスープレックスからギロチンドロップ。本間は走りこむが柴田は大外刈りから袈裟固め。本間はロープへ。
柴田はバックドロップからランニングニーも本間はその足をキャッチ。柴田はそのまま左右の平手打ちも本間は強烈な平手打ちからこけしロケット。
膝立ちでエルボーの打ち合いから柴田はエルボースマッシュからエルボー。スピンキックと繋げ胴絞めフロントネックロック。本間はそのまま強引に担ぎ上げこけし落とし。
柴田が走りこんできた本間にニーリフトからフォールも1。ビッグブーツからフォールも1。バックドロップも立ち上がった本間がラリアットで叩き伏せフォールも1。両者ダウン。
柴田はロープに振るも本間はこけしロケットからフォールも2。本間はこけし落としも柴田は立ち上がり、本間が左右の平手打ちからリバースこけし落とし。本間はこけしを投下しフォール。これで見事3カウント!
エンディング
お互い額を擦りつけた後、本間は握手をしようと手を出すが柴田は顔面を張り、本間も顔面を張ると場外に投げ捨てた。
本間「おい柴田!柴田!おい、耳かっぽじって聞けよな。たかだか、まぐれで、ラッキーで、一回勝っただけじゃ俺は、俺は、俺はね、どんだけ、どんだけこないだの岩手のタイトルマッチ、非難轟々、それも受け止めて今日まで来たんだよ。俺みたいな、ラッキーな男が一人ぐらいいたっていいじゃねーか。俺みたいな、ラッキーな男がG1のトップ、頂点目指したっていいじゃねーか。人間、諦めたら終わりだ。俺は、俺は、絶対諦めない。じゃあ最後に、立っていただいてよろしいですか?多分、通算4回め。わからない人いると思うんで、ちょっと静かにしていただいていいですか?俺が、こけしでハッピーって言うんで、皆で腹の底からしあわせになろうぜと。そしたら、そしたら、そしたら、皆、幸せにな。よし、いいか?行くぞ!こけしでハッピー」
『幸せになろうぜ!』
<試合後コメント>
本間朋晃
「今日まで、『G1 CLIMAX』1勝17敗。悩み過ぎて、頭髪も寂しくなっちゃったけど。なぁ柴田、そこを攻めてきたけど、“ギラギラの夏”いや、違う。俺が優勝して、“フッサフサの夏”優勝賞金、使わせてもらう。ただ柴田、お前に勝つのがどんだけ嬉しいか。ただお前は、一つ負けただけかもしれない。でも、俺は今日の闘いを胸に、この『G1 CLIMAX 26』走り抜ける。そして、結果を出して見せる。それが、今日こけしコールをしてくれた、お客さんへの恩返し。俺が勝たなくて、誰が勝つ。俺が勝たなくて、何がおもしろい。勝って勝って、勝ちまくってみせますよ。“フッサフサの夏”楽しみにしておいてください。今日で、2勝17敗。まだまだっすよ、まだまだ。これを五分まで持っていくには……(※カメラマンが、本間選手の頭部を撮影。そのカメラマンに向かって)撮るな、獲るな!いやぁ、この『G1』っていう、独特な空気感。これに、このすげぇ大会に出れること、これは凄く嬉しく思います。俺みたいなラッキーボーイが出れて、俺みたいなラッキーボーイが勝っちゃう。すげぇ夢あるじゃないですか。夢見て何が悪い。夢を見ないほど、つまらない人生はないっすから。絶対叶えてみせます。こけし・イズ・ハッピー、幸せになろうぜ!ありがとうございました」