川田利明の持つ防衛記録更新に挑む宮原健斗が後輩の挑戦表明に「三冠ベルトの重さ、その偉大なる歴史、お前はそのプレッシャーに耐えられるか?」と発破!

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 3日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2020 NEW YEAR WARS』が行われ、宮原健斗がジェイク・リーとのライバル対決を制して三冠ヘビー級王座V9を達成した。

 昨年、宮原健斗は天龍源一郎が成し遂げて以来18年ぶりに三冠王者として優勝を果たし、年末にはプロレス大賞殊勲賞を受賞。試合内容はもちろんマイクアピールでもファンを唸らせる現在の全日本プロレスを象徴する選手だ。
 対するジェイクはその宮原を昨年の王道トーナメントで撃破して優勝を果たし、昨年10月に宮原の持つ三冠ヘビー級王座に挑戦した際には激闘の末に惜しくも敗戦。宮原の牙城を崩す急先鋒としての期待を一身に受けたジェイクは3ヶ月ぶりの再戦に向けて気炎を上げていた。

 試合は序盤からジェイクが仕掛けていき、激しい場外戦に。ジェイクが多彩な蹴り技で追い込んでいき、場外の宮原へエプロンを駆けての空対地PKを叩き込むと宮原がダウンしあわやリングアウト負けかという場面も見られた。
 受けに受けた宮原はジェイクの打撃集中砲火を浴びながら雄叫びを上げ、前後からのブラックアウトを叩き込み、ジャーマン・スープレックスで投げ捨ててから必殺のシャットダウン・スープレックスを狙っていく。
 ジェイクはこれをヘッドバッドで抜け出してジャイアント・キリングやバックドロップ、ドラゴン・スープレックスも解禁して一気呵成に攻め込んでいくが、ジェイクのハイキックをかわした宮原がブラックアウトからのシャットダウン・スープレックス・ホールドで試合を決めた、

 三冠王座V10を達成した宮原のもとに、NEXTREMEの後輩である青柳が駆け寄り宮原の腰にベルトを巻こうと背後に回るが、青柳はまさかのジャーマン・スープレックス。完全にダウンする宮原に向け「あんたのタイトルマッチを下で見てるのは飽きた。2020年、そろそろ新しいもん見たいと思いませんか?次、この俺青柳優馬、あんたのベルトを獲りに行く」と挑戦を表明して去っていく。
 意識を取り戻した宮原は満面の笑みで「この時を待ってたぜ。おっせぇよ青柳優馬。何度かお前にボール投げたぞ?いいことだ。若き挑戦者が現れることはな」と青柳の襲撃を歓迎し、青柳にプレッシャーを与えるために自らのデビュー12周年および、31歳の誕生日月となる来月2月に川田利明の持つ防衛記録に並ぶ三冠王座V10をかけた試合を行うことを宣言。
 宮原は自信満々の様子で「NEXTREME青柳優馬!素晴らしい挑戦表明だなあ。あの激闘の後に素晴らしい挑戦表明だなあ。V9を達成した男に挑戦するプレッシャーをことごとく感じることだろうなあ。次はV10だぞ!歴史的日だぞ!優馬!そんな日にこの三冠ベルトの重さ、その偉大なる歴史、お前にそのプレッシャーが耐えられるか?楽しみにしてるぜ」と青柳を評価した。

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