【試合詳細】1・3 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー級】宮原健斗vsジェイク・リー 【世界ジュニアT決勝】横須賀ススムvs佐藤光留 岡田佑介&石川修司vsルーカス・スティール&入江茂弘

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『2020 NEW YEAR WARS』
日程:2020年1月3日(金)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,604人(超満員札止め)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[神の軍団]○イザナギ/UTAMARO(フリー)
6分40秒 バズソーキック→片エビ固め
●田村男児/三富政行(フリー)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
秋山準/○渕正信/西村修(フリー)/ライジングHAYATO(愛媛)
10分26秒 首固め
大森隆男/大森北斗/青柳亮生/●SUSHI(フリー)

▼新春スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負
石川修司/●ゼウス/野村直矢/ヨシタツ
11分25秒 エンドゲーム
○青柳優馬/崔領二(ランズエンド)/吉田綾斗(2AW)/ダニー・ジョーンズ(ドラゴン)

▼新春ジュニアスペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
岩本煌史/阿部史典(BASARA)/○フランシスコ・アキラ(ICW)
9分32秒 Yukata→片エビ固め
ブラックめんそーれ/Kagetora(DRAGON GATE)/高梨将弘(DDT)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
石川修司/●岡田佑介
10分57秒 トールハンマー→片エビ固め
[神の軍団]入江茂弘(フリー)/○ルーカス・スティール(NGW)

▼世界ジュニアヘビー級王座決定トーナメント 決勝戦 時間無制限1本勝負
○横須賀ススム(DRAGON GATE)
19分50秒 ジャンボの勝ち!→体固め
[Evolution]●佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/NEXTREAM】○宮原健斗
31分3秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
【挑戦者/陣 JIN】●ジェイク・リー
※第62代王者が9度目の防衛に成功

宮原がジェイクとのライバル対決を制して三冠王座V9達成も青柳が試合後に襲撃し挑戦表明!光留は世界ジュニア戴冠を逃し横須賀ススムが新王者に!

第1試合


 先発は男児とイザナギ。ロックアップからリストの取り合い。男児がロープに振ってラリアットも、避けたイザナギがサミング。男児は構わずエルボーを打ち込みエルボー合戦へ。男児がエルボー連打からショルダータックルで倒しストンピング連打。男児はロープに走るが、UTAMAROが場外から足を掴んで倒すとイザナギが男児の顔面に低空ドロップキック。イザナギはUTAMAROにタッチ。

 UTAMAROはガットショット連発から正面ロープにくくりサミング。さらに背中をひっかき顔面を蹴り飛ばすとイザナギにタッチ。

 イザナギはストンピング連打からミドルキック連発。さらにソバットからストンピングを連打しUTAMAROにタッチ。

 UTAMAROはストンピングからミドルキック連発。コーナーに振って串刺し攻撃も、男児は足を伸ばしてカットしダイビングショルダータックル。男児は三富にタッチ。

 三富は串刺しバックエルボーからモンゴリアンチョップ連発。UTAMAROは三富をコーナーに振るが、三富はショルダータックルで迎撃。だがイザナギが出てきてガットショットからサミング。ロープに飛ぶが、三富はカウンターのネックブリーカードロップから、走り込んできたUTAMAROをフラップジャックでイザナギに叩きつけてUTAMAROにスクールボーイ。2で返されると三富は男児にタッチ。

 男児と三富はダブルのアームドラッグからロープに振ってダブル攻撃を狙うが、UTAMAROは三富を突き飛ばして男児に叩きつけると三富をフランケンで場外に投げ捨ててイザナギにタッチ。

 イザナギはチョップからロープに飛ぶが、男児が追走ショルダータックルからフロントスープレックス。フォールも2。
 男児はダイビングショルダータックルも、イザナギは避けて自爆させるとフォールも三富がカット。
 UTAMAROが三富をトラースキックで迎撃し、イザナギが男児にバズソーキックも避けた男児がスクールボーイも2。
 男児はロープに飛ぶが、イザナギがソバットからハイキック。さらにバズソーキックを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>

ライジングHAYATO
――今日も亮生選手とやり合っていましたが、亮生選手はHAYATO選手とのシングルを希望していました
「その気持は自分も一緒で、シングルだろうがタッグだろうが、とにかく亮生とまたやりたい気持ちが強いですね。自分も冷静に行こうと思ってるんですけど、相手を前にするとこみ上げてくるものがあります。愛媛だったらこんなバチバチすることも無いんですけど、今自分が失うものはなにもないんで、ぶつかるだけですね。全日本プロレスに深い爪痕を残したいと思います」

イザナギ
「俺たちだけじゃねぇ。ここ全日本プロレス。どんどん大きな変化を起こしてやる。あとな、ゼウス!俺たちはお前がほしいんだ。諦めないぞ。お前は必ず俺のものにしてやる。」

第2試合


 先発はHAYATOと北斗。北斗がタックルからバックを奪うとリストの取り合い。北斗がヘッドロックで捕らえて絞り上げるが、HAYATOは切り替えしてグラウンドの攻防へ。これはHAYATOがヘッドシザースで捕らえるが北斗が抜けて距離を取る。北斗の背中に亮生がタッチ。

 エルボーの打ち合いから亮生がエルボー連打。HAYATOがガットショットから張り手を打ち込みロープに飛ぶが、亮生はドロップキックで迎撃しエルボー連打。亮生はコーナーに上るとミサイルキックを叩き込んでフォールも2。
 亮生は投げようとするが、着地したHAYATOに亮生はエルボー連打からロープに飛ぶがHAYATOはドロップキックで迎撃し自軍コーナーに押し込みエルボー合戦。西村がHAYATOの背中にタッチし出てくるが、亮生は構わずHAYATOとエルボー合戦。
 レフェリーがHAYATOを下がらせると、亮生はふてくされたように大森にタッチ。

 ロックアップから西村がロープに押し込みクリーンブレイク。
 ロックアップからヘッドロックの応酬。グラウンドの攻防から大森がヘッドシザースで捕らえるが、西村は倒立してこれを抜ける。
 エルボースマッシュの打ち合いを大森が制してロープに振るも、西村はパントキックからエルボースマッシュ連発で倒しスピニングトーホールド。これは北斗がカット。
 大森はSUSHIにタッチ。西村も秋山にタッチ。

 ロックアップから秋山がSUSHIの頭にある寿司を握るが、これはレフェリーが注意しブレイク。
 SUSHIはエルボー連打も秋山は場外に投げ捨てるが、これを追うとSUSHIはリングに戻りエルボーで秋山を場外に落とす。トペを狙うかに見せてセカンドロープに座り挑発するが、秋山は足を掴んで場外に引きずり落とすと場外ボディスラム。なぜか渕コールが起きて、渕がSUSHIに場外ボディスラム。

 リングに戻り、秋山はSUSHIをコーナーに振るも、SUSHIはエプロンに降りてスワンダイブ攻撃を狙うが、足を滑らせエプロンに落下。なんとか二度目を狙うが、やはり足を滑らせる。SUSHIは三度目の正直とばかりにトップロープに登るが、西村がロープを揺らしてバランスを崩させると、SUSHIは不格好にリングに飛び込むが着地に失敗し崩れ落ちる。秋山はこれを見て渕にタッチ。

 渕はサミングからボディスラムを狙うが、SUSHIが重たく腰を痛めて投げられない。秋山はSUSHIにチョップを叩き込み、改めて渕が投げようとするがやはり腰のダメージで投げられない。
 渕はSUSHIの頭を叩いてボディスラムで叩きつけるとバックドロップを狙うが、これは大森と北斗がカット。大森と北斗を秋山達が蹴散らし、渕は改めてバックドロップでSUSHIを投げ捨てるとフォールも2。渕は首固めで3カウント。

<試合後コメント>
青柳亮生
「タッグマッチじゃ正直意味がないと思っています。早目にシングルマッチ組んでもらいたいです。」

大森隆男&SUSHI
大森「ひさしぶりの全日本マットはどうなんだよ、SUSHI!おい!どうなんだ。全日本凱旋はどうなんだ!」
SUSHI「気持ちいいですね。気持ちいいですけど太り過ぎた。すいません。」
大森「正月になってから今日を入れて三日しか経ってねぇぞ。」
SUSHI「正月太り・・・。」
大森「正月太りじゃねぇよ(苦笑)。」
SUSHI「すいません・・・。」
大森「次、俺たちよぉ、絶対あいつらをぶっつぶすから。負けないぞ!頼むぞ!」
SUSHI「よし!大森さんが言った通り次、俺と大森さんが組む時、あいつらつぶしてやるからな。まずはダイエットするわ。てやんでぇ!」

第3試合


 先発はKAIとダニー。リストの取り合いからダニーがラ・マヒストラル。返されるとゆりかもめから変形弓矢固め。KAIが切り返してフォールも2。
 グラウンドの攻防から両者距離を取り、握手をして両者タッチ。

 崔とヨシタツがロックアップからリストの取り合い。崔がヘッドロックからショルダータックル。ショルダータックルの打ち合いからヨシタツがドロップキックも、崔はサッカーボールキック。ヨシタツはキャッチし左右の掌底からソバットを叩き込みロープに振るが、崔はカウンターのSTO。崔は吉田にタッチ。

 吉田はボディスラムから青柳にタッチ。

 ダニーと青柳はダブルのストンピングからロープに振ってダブルのバックエルボー。青柳はガットショット連発から崔にタッチ。

 崔は小内刈りから足へのエルボードロップ。ストンピングから吉田にタッチ。

 ヨシタツはミドルキックから延髄斬り。さらにバッククラッカーを叩き込み野村にタッチ。

 野村は串刺しエルボー。吉田がコーナーに振るが野村はショルダータックル2連発で倒すと、ノーザンライトスープレックスホールドも2。
 野村は担ごうとするが、耐えた吉田がミドルキックをキャッチした野村に逆の足で回し蹴りを叩き込み倒す。
 野村が立ち上がりエルボー合戦。野村がエルボー連打も吉田がランニングエルボーで倒しサッカーボールキック。フォールも2。
 吉田はバズソーキックも、着地した野村がエルボーからスピアー。これを吉田が膝蹴りで迎撃しロープに飛ぶが、野村は改めてスピアーを発射。両者タッチ。

 青柳がエルボーを打ち込んでいくが、ゼウスはチョップからロープに振ってラリアット。避けた青柳がジャンピングエルボーからコーナーに登りダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
 青柳はバックを取るが、耐えたゼウスにエルボースマッシュ。だがゼウスはチョップからロープに振られるもジャンピングラリアットで迎撃。
 青柳をコーナーに振ってトレイン攻撃からゼウスがベアハッグスープレックス。フォールも2。
 ゼウスはチョークスラムを狙うも、着地した青柳がジャーマンで投げ捨てる。
 コーナーにもたれかかるゼウスにトレイン攻撃から青柳がジャーマンスープレックスホールドも2。
 青柳はフィッシャーマンを狙うが、耐えたゼウスがブレーンバスターも青柳は着地しエルボー連打からロープに飛ぶも、ゼウスはカウンターのチョークスラムからフォールも崔がカット。
 ゼウスはラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 ゼウスは投げようとするが青柳は首固めからバタフライロック。耐えるゼウスにエンドゲームに切りかえてゼウスがギブアップした。

<試合後コメント>
吉田綾斗
――全日本マット登場にファンの期待も感じたんじゃないかと思いますが?
「そうですね。ファンの期待ももちろんですけど、とりあえず今、自分は次につなげようと思ってここに来たんで。その上でひとつターゲットが見つかったかなと。今後野村直矢、もっともっとバチバチやり合えたらいいなって。まだまだこんなんじゃやり足りんから。バチバチふたりで、全日本の上でやっていくんで。しっかり応援お願いします。」

――ファンにとっても続きが気になる展開を見せてくれたと思いますが?
「きょうはちょっと人が多かったから。もっと少なくしていこう。で、最終的には自分と野村・・・先輩。ふたりでいいと思っているから。」

――吉田選手ご自身よりも体が大きい相手にこれだけ囲まれるというのもなかなかない経験かと思いますが?
「でも楽しいですね。ふだん自分の団体では自分がどっちかと言えば大きい方になっちゃうけど、自分より大きい相手とやって。まぁまたそれを倒すというのは快感やから。やっぱ、ここ、自分にあってると思うんで。ここでバチバチやっていけたらと思っています。」

――ファンの期待も大きくなり、次に期待していると思います。
「ありがとうございます。その期待以上のものを見せられるように自分は気合い入れて頑張っていきます。」

青柳優馬
「やったぁ。やったぁ。2020年は青柳優馬の年だ!」

第4試合


 先発は岩本と高梨。リストの取り合いからグラウンドの攻防になるも両者距離を取りタッチ。

 めんそーれに阿部がソバットからロープに振ってドロップキック。コーナーに振って串刺し攻撃も、めんそーれは足を伸ばしてカットしハブ攻撃からロープ渡り。阿部は手を離してめんそーれが足を滑らせるとトップロープに股間を強打。めんそーれはなんとかKagetoraにタッチ。阿部もアキラにタッチ。

 アキラは走り込んで来たKagetoraの手を掴むとエプロンに降りてからロープ渡り式アームホイップ。ハイスピードな攻防からアキラが顔面にドロップキックを叩き込みフォールも2。
 Kagetoraはビンタから高梨にタッチ。

 高梨はガットショット連発からコーナーに叩きつけていくが、アキラはチョップ連発。高梨は髪を掴んでヘアーホイップからめんそーれにタッチ。
 アキラがエルボーとチョップを叩き込むが、めんそーれはサミングからランニングフットスタンプ。フォールも2。
 めんそーれはアキラの腕をハブにしてから丸め込むも2。めんそーれは高梨にタッチ。

 高梨はストンピングから首投げで倒しKagetoraがスワンダイブ振り子式エルボードロップ。高梨はフォールも2。
 高梨はチョップからコーナーに振るが、アキラは飛び越えてロープに飛ぶとスリングブレイド。アキラは岩本にタッチ。

 岩本は串刺しバックエルボーから投げようとするがこれはめんそーれがカット。岩本はめんそーれに一本背負いもKagetoraがソバットから走り込むが、岩本はKagetoraにニーアッパー。アキラが場外のめんそーれとKagetoraにトペコンヒーロを発射し、岩本が高梨にブレーンバスターからフォールも2。
 岩本は高梨の腕を掴むが、高梨は鼻つまみからソバットを叩き込みロープに飛ぶとドロップキック。高梨はタカタニックを狙うが、岩本はリバースしてエルボー。エルボーと高梨のナックルの打ち合いとなり、岩本がロープに飛ぶがKagetoraが高梨の背中にタッチしスワンダイブドロップキックからランニングジャンピングニー。吹っ飛んだ岩本の背中に阿部がタッチし、阿部がKagetoraにドラゴンスクリューから回転浄土宗。

 エルボー合戦から阿部が倒してサッカーボールキック。阿部がソバットから伊良部パンチを狙うが、Kagetoraがビンタからロープに飛んでジャンピングラリアット。Kagetoraはめんそーれに、阿部はアキラにタッチ。

 チョップの打ち合いからめんそーれがサミング。さらにトラースキックもキャッチしたアキラがスクールボーイも2。
 めんそーれは逆さ押さえ込みも2。アキラがカサドーラフットスタンプから膝蹴りを叩き込みフォールも2。
 アキラがロープに飛ぶがめんそーれはトラースキックで迎撃しダイビングフットスタンプを投下。フォールも阿部がカット。
 めんそーれはコーナーに上りダイビングフットスタンプも避けたアキラがドロップキックから串刺しラリアットを避けて股抜きすると、エルボーからYUKATAで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
フランシスコ・アキラ
「今日はいつもとはまた別の全日本ジュニアのトップ選手相手だったね。ブラックめんそ~れ、シャー!今日はシャー、シャー、シャーと自分にやってきた。今日はちょっと違う感じだったよ。」

第5試合


 先発はルーカスと岡田。ルーカスがロープに押し込み振り回して投げ飛ばすが、岡田はロープの反動を使いドロップキック。避けたルーカスが逆にドロップキックで倒し走り込むが、岡田はロープをたゆませエプロンに落とすとドロップキックからロープに走るが、入江がエルボーで迎撃。岡田はロープに振ってエルボーを打ち込んで場外に落とすと、二人にトペ・スイシーダを発射。
 リングに戻り、岡田はミサイルキックからエルボー連打。ロープに飛ぶが、イザナギが場外から足を掴んで引きずり落とすと場外乱闘へ。
 リングに戻り、ルーカスがエルボースマッシュからフォールも2。
 ルーカスはコーナーに叩きつけて入江にタッチ。

 入江は背中にエルボー。岡田は入江にエルボーからルーカスにもエルボー。入江が膝蹴りからボディスラムで叩きつけて振り子式ボディプレス。フォールも2。
 入江はルーカスにタッチ。

 ルーカスは顔面を踏みつけていき、フロントネックから膝蹴り。ルーカスは入江にタッチ。

 入江はボディにエルボーからロープにもたれさせて後頭部に膝を押し付けていく。
 岡田はチョップ連発も入江はエルボーでふっ飛ばし、ブレーンバスターを狙うが耐えた岡田にエルボーからロープに飛ぶ。岡田はドロップキックで迎撃し石川にタッチ。

 石川は串刺しエルボーからダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 エルボーの打ち合いから入江がヘッドバッド。ロープに飛ぶが石川はランニングニーで迎撃し投げようとするが、入江はリバースし岡田のミドルキックもキャッチして背負うとそのまま石川にセントーンを投下。入江はルーカスにタッチ。

 ルーカスはチョークスラムを狙うが、石川もチョーク。ルーカスはガットショットからコーナに振って串刺しボディスプラッシュも、石川もコーナーに振って串刺しラリアット。エルボーの打ち合いからショルダータックルの打ち合い。さらにラリアットの相打ち連発となり両者ダウン。石川は岡田にタッチ。

 岡田は串刺しエルボー2連発からランニングエルボー。さらに投げようとするが、ルーカスが逆に投げようとするも岡田は着地。ルーカスはバックエルボーからコーナーに振り走り込むが、岡田は足を伸ばしてカットしダイビング低空ドロップキック。岡田はブレーンバスターで叩きつけていき、石川が出てくるとコーナーに振ってトレイン攻撃。岡田はコーナーに上るとダイビングヘッドバッドを投下しフォールも入江がカット。
 岡田は投げようとするが、耐えたルーカスに走り込む。だがルーカスが巻き込んでボディスラムから、走り込んできた入江をプッシュアップしボディプレス。フォールも石川がカット。
 ルーカスは石川にラリアットから入江がキャノンボールで場外に叩き落とし、ルーカスは岡田にチョークスラムを狙うが岡田は逆さ押さえ込みの体勢へ。だが耐えたルーカスがショートレンジラリアットも、避けた岡田はロープに飛ぶがルーカスはラリアットで迎撃しフォールも2。
 ルーカスはトールハンマーで叩きつけて3カウントを奪った。

イザナギ「おい、おい、大巨人、おい諏訪魔はどうしたんだ今日は。初詣かオイ!元旦に行けって言っとけよ。オイお前らが持つベルトには、このルーカスと入江、二人で挑戦してやってもいいんだぞ。別にベルトにがっついてるわけじゃねーからな。なぜなら俺たちは神だからだ。いいか?神がベルトを巻きたいんじゃない。ベルトが神に巻かれたがってるんだ。諏訪魔に聞いとけ!おし、行くぞ!帰るぞ!あと岡田、お疲れさん」

<試合後コメント>
神の軍団
イザナギ「おい見たか!神の実力を。おい諏訪魔なにしてるんだ。正月早々休みやがってよ。ベルトが欲しくないなら、せっかくチャンピオンになったのに休むんだったらこのふたりが巻いてやるからよ。こいつらが神だ。(入江に向かって)お前は神の友人!言ってやれ!」
入江「そんなにベルトがほしくないんだったら、俺たちはすごくベルトがほしいんで、それをいただきにいきます。」
ルーカス「この殺戮は続いていくぞ!」
イザナギ「そういうことだ!お前らがなんとかして訳せ!オッケー、センキュ-!」

第6試合


 光留は『恋しさと せつなさと 心強さと』で入場。
 じっくりとした立ち上がりから光留がミドルキック。リングを周りながら光留がローキックで牽制していき、ススムは一度距離を取る。
 光留がタックルもススムはこれを切ってバックを取るが、グラウンドの攻防からススムがヘッドロック。光留はボディへのエルボーでこれを抜けるがススムはショルダータックルで倒す。しかし光留がアンクルホールドで捉えるとススムは急いでロープを掴みブレイク。

 光留はローキックからミドルキック連打。腕をとって潰していくと、腕へのオーバーヘッドキックからアームブリーカー。さらに腕へのミドルキック連発から延髄斬り。倒れたススムの腕をロープに絡めて腕へのサッカーボールキック。ススムは場外に落下するが、光留はすぐにリングに投げ入れると腕へのストンピング。
 光留は腕へのミドルキックを連打するが、ススムはキャッチしドラゴンスクリュー。ススムはロープに足を固めて絞り上げると、足へのドロップキックから足4の字。光留はロープを掴みブレイク。

 ススムは足の甲を踏みつけ、腕へのニードロップ。さらにニークラッシャーから足4の字。光留はロープを掴みブレイク。
 ススムは足へのストンピングも、立ち上がった光留とエルボーの打ち合い。ススムは足を踏みつけてロープに飛ぶが、光留は延髄斬りで迎撃。光留はミドルキック連打からコーナーに振って串刺しミドル。さらに投げようとするが、耐えたススムに膝蹴りから水車落とし。フォールも2で返されると腕ひしぎ。ススムはロープに足を伸ばしブレイク。

 光留はミドルキック連打から延髄斬り。ロープに飛ぶが、ススムは低空ドロップキックから足横須賀で叩きつけて後頭部へのジャンボの勝ち!。 
 ススムは串刺しジャンボの勝ち!からコーナーに座らせて雪崩式フロントスープレックス。フォールも2。
 ススムは担ぐが光留は着地し脇固めを狙うも、耐えたススムに腕ひしぎ。切り替えしたススムにアンクルホールドも、これを離した光留は延髄斬りからサッカーボールキック。フォールも2で返されると腕ひしぎ。耐えたススムをバックドロップで叩きつけてフォールも2で返されると腕ひしぎ。ススムはロープに足を伸ばしブレイク。

 光留は延髄斬り2連発。3発目をガードしたススムは投げ捨てジャーマンからフォールも2。
 ススムは無限からフォールも2。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから光留は左右のミドルキック連発。ススムはショートレンジのジャンボの勝ち!からジャンボの勝ち!も、光留はガードし、再度ロープに飛ぶも光留はススムの腕にビッグブーツ。ススムはヘッドバッドからロープに飛んでジャンボの勝ち!で倒しフォールも2。
 ススムはジャンボの勝ち!からフォールし3カウント。

 光留はレフェリーからベルトを奪うと、ススムの腰にベルトを巻いて握手。ススムは光留の腕をあげて健闘を称える。
 光留がリングを後にすると、イザナギ、ブラックめんそーれ、阿部史典、フランシスコ・アキラがリングへ上がる。

ススム「いやちょっと待ってください。ちょっと待って下さい!いや、ちょっと待ってください・・・シャーかおまえは。あれ?(イザナギを見て)ちょっと見覚えがあるぞ。何?もう、わかった僕21年プロレスやってるんでわかってます。こういうの何回もありました。彼らは、うん、あの、次のチャレンジャーに名乗りを上げてきた人たちです。すいませんチャンピオンなんで真ん中入りますけど、あの、でもね、今!このトーナメント終わりました。決勝戦、激闘でしたよね?俺、間違いなくチャンピオンですよね?この、チャンピオン決めるトーナメント、お前(阿部)出てただろ?(めんそーれ)出てたよね?(イザナギ)多分僕に負けたよね?あと、君はアキラっていうのか、ナイストゥーミーチュー、じゃあ、今回君たちの気持ちは嬉しいけど、君たちはトーナメントで負けたんだから、とりあえず、一回、お下がりください。全日本プロレスのファンの皆さんがアキラを押すなら!OK、じゃあ、ネクストチャレンジャーは、YOU!(アキラ)あの、全日本プロレスのオフィスの方、日程等調整して、僕とアキラのタイトルマッチを決めてください。OKです。ということで!お引取りください。(アキラと握手)改めまして、世界ジュニアヘビー級ニューチャンピオンの横須賀ススムです!もちろんね、最初から絶対勝てることなんてないんで、このベルトを取った時のコメントなんか用意してないんですけど、とりあえず今回、このトーナメントに挑戦させてくれた全日本プロレスさんには感謝してます。ありがとうございました。そして、DRAGON GATEという他の団体ですけども、その選手をあたたかく向かえてくれた全日本プロレスのファンの皆さんにも感謝します。ありがとうございました。青木選手のことがあって、次僕がチャンピオンになりましたけど、歴史と伝統あるベルトです。僕も子供の頃見てました。そのベルトを腰に巻いてますすごく重たいです。でも僕がチャンピオンになったいじょうは、安心してください、このタイトルを落とすことはしません。上げて見せますんで。これからの世界ジュニア、楽しみにしてください。ありがとうございました!」

<試合後コメント>

横須賀ススム
「色々、色々と思うことはありますけど、どれから考えていいのか分かんないです。子供の頃からの憧れ、そしてこれが21年戦ってきたレスラーとしてのキャリア、そして前チャンピオン、青木選手のこと。もちろん今日まで戦ってきた選手、佐藤選手の気持ちが痛いほど分かった。1つ1つの攻撃が重かった。青木選手の気持ちも乗ってるんじゃないかなって。でも、僕は今日やっぱり、簡単に諦めるわけには行かなかったんですよ。僕も色んなものを背負ってきたんで。ホント頭もぼーっとして、何を言っていいのか。勝ちたいって気持ちはありますけど、勝ったあとのことについては考えてないんで、何を言っていいのか分かんないです。でもチャンピオンになった以上、試合終わった早々に4人出てきましたね。まだ日程は決まってないですけど、僕とアキラ選手の試合決まるでしょ?僕が全日本プロレスに来てベルトを獲った以上は、僕はこの世界ジュニアってものを下げるんじゃなくて、いろんな団体から注目されるようなもう1つ上に持っていけるようにしたいと思います。僕はこれまで3つ、丸山選手、岩本選手、佐藤選手と戦ってね、どの試合も全力で戦いました。これから全日本プロレスでもそのスタイルは変わらないし、チャンピオンであろうと全力で対戦相手と向き合って、そのベルトを守っていって、ベルトの価値を高めて輝かせていきたいなと思ってます。いやー、本当にちょっと頭結構蹴られたんでぼーっとしてます。腕もかなり極められたんで危なかったですけど、ホントにホッとしてます。最後に、ありがとうございました。以上です」

佐藤光留
「喋ることはないよ……」(手でさえぎりながら)

第7試合


 お互いロークワークの攻防から一度距離をとる。ロックアップから宮原がロープに押し込むがジェイクが体勢を切り返してクリーンブレイク。宮原がガットショットから場外に投げ捨て場外乱闘になるかと思いきや、宮原がすぐにリングに戻りポーズをきめる。その顔面にジェイクがケンカキックを叩き込み、宮原は場外に転がり落ちる。

 リングに戻り、ジェイクがタックルからバックを取るも宮原が足を刈って倒しグラウンドの攻防へ。ジェイクがアームバーの体勢からマウントを取るが、宮原が足をとって切り返すもジェイクはロープに押し込みもつれてブレイク。離れ際にジェイクはサッカーボールキックから走り込むも、宮原がカニばさみで倒しエプロンから顔面にドロップキック。避けたジェイクがサッカーボールキックで場外に叩き落とし場外乱闘へ。

 リングに戻り、宮原が踏みつけフォールもジェイクはすぐに立ち上がり睨みつけるとエルボー連打。宮原はヘッドバッドから投げようとするが、耐えたジェイクをトップロープにかけて顔面を蹴り上げると後頭部にドロップキック。
 宮原はヘッドバッド連発からビッグブーツ。コーナーに振って串刺しスピアーも、ジェイクが避けて宮原は場外に落下。ジェイクは場外に降りると場外乱闘からリングに投げ入れフォールも2。

 ジェイクは再度場外に投げ捨て場外乱闘からリングに戻り、宮原もカウント8でリングへ。

 ジェイクはガットショット連発から顔面に膝を押し付け、ブレイクすると宮原がエルボー連発。ジェイクはボディにエルボーからロープに振ってビッグブーツ。フォールも2。
 ジェイクはストンピング連打からロープに振ってラリアット。避けた宮原が低空ドロップキックからドロップキックを顔面に叩き込む。
 宮原はランニングエルボーから投げようとするが、耐えたジェイクにヘッドバッド。ジェイクがコーナーに振るが宮原は足を伸ばしてカットしコーナーに登るが、ジェイクはビッグブーツで場外に叩き落とす。さらにエプロンを走り込んでのサッカーボールキック。カウント8でエプロンからリングに上がろうとした宮原の上半身を場外に出して膝蹴り連発。さらにエプロンで投げようとするが、耐えた宮原がビッグブーツからパイルドライバー。

 リングに戻り、宮原が串刺しジャンピングニーからフォールも2。
 宮原はブラックアウトもジェイクはキャッチしラリアットを巻き込んで顔面に膝蹴り。宮原はビッグブーツからロープに飛ぶが、ジェイクはレッグラリアートで迎撃。
 膝立ちでエルボーの打ち合いからジェイクが膝蹴りを叩き込みミドルキックで倒す。ジェイクは立ち上がるように挑発し、宮原が立ち上がるとジェイクはエルボーからミドル連打で倒す。
 ジェイクは髪を掴んで引き起こし、ミドルからサッカーボールキック。だが宮原は雄叫びを上げて起き上がり、ジェイクはサッカーボールキックも宮原は立ち上がるとエルボーの打ち合いからミドルキックも受けきり叩き落とすとブレーンバスター。
 宮原は後頭部へのブラックアウトから投げ捨てジャーマン。さらにブラックアウトからフォールも2。

 宮原はジャーマンを狙うが、耐えたジェイクが膝蹴りからDDT。フォールも宮原はロープに足を伸ばしブレイク。
 ジェイクはバックドロップを狙うが宮原は空中で体勢を切り返しフォールも1。
 宮原は後頭部にブラックアウトからジャーマンスープレックスホールドも2。
 宮原はシャットダウンスープレックスホールドを狙うが、弾いたジェイクがランニングニー。うずくまる宮原にジェイクは追撃のランニングニーからドクターボムで叩きつけてフォールも2。

 ジェイクはニーパッドを外してランニングニーを狙うが、宮原がジャンピングニーで迎撃。だがジェイクはランニングニーからフォールも2。

 ジェイクはランニングニーも避けた宮原がジャパニーズレッグクラッチホールドも2。
 ジェイクはスリーパーで捕らえると、ドラゴン・スープレックスからランニングニーを叩き込みフォールも2。
 ジェイクはバックドロップからフォールも2。
 ジェイクは再度フォールも2。

 ジェイクは腕を掴んで引き起こすと、バックドロップを狙うが宮原は着地してシャットダウンスープレックスホールドを狙うが、弾いたジェイクがハイキックも避けた宮原がショートレンジのブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールの体勢も、ジェイクは弾いて膝蹴りから抱えるが宮原も膝蹴りからショートレンジのブラックアウト。さらにシャットダウンスープレックスホールドで叩きつけて3カウント。

 宮原にベルトを巻こうとした青柳が突然投げ捨てジャーマン。騒然とするなか青柳がマイクを持つ。

青柳「チャンピオンおつかれ。もうな、あんたのタイトルマッチを下で見てるのは飽きた。2020年、そろそろ新しいもん見たいと思いませんか?次、この俺青柳優馬、あんたのベルトを獲りに行く。今すぐ答えを聞かせてくれとは言わない。このあとゆっくり最高ですかってやっててくれればいいよ。もしかしたら今日で最後になるかもしれないからな」

宮原「おーい、おーい、どういうことー。どういうことー?まあ、なんとなくうっすらマイク聞こえてたけど、この時を待ってたぜ。おっせぇよ青柳優馬。何度かお前にボール投げたぞ?いいことだ。若き挑戦者が現れることはな。ただ、おそらく今日、会場並びに全日本プロレスTV並びにGAORATVで御覧の皆様はジェイク・リーが7割勝つと思っていたでしょう。なぁ、入場してその雰囲気は感じてたよ。ただ、昨年MVPを逃した男はな、この2020年はやることが盛り沢山なんだよ。この宮原健斗が、もう、自他ともに認めるエースというのは、皆様御存知と思いますが、この2020年は新たに俺は、全日本プロレスのシンボルとなる。・・・(ため息)人望ないなぁ。満場一致で!人望のない男宮原健斗です。しかし酷いわ。今の若者は。俺は2月で、デビュー・・・ん?12周年を迎える。青柳優馬!この言葉は、会社に認められるかしらねーが、お前に今からプレッシャーをどんどん与える。俺は今日V9を果たした!次、防衛すれば、V10、一位だ。青柳優馬、これだけの皆様の前でTVの前で俺の人望の無さを顕にしたんだ。お前に、宮原健斗デビュー12周年並びにV10のプレッシャーをこれから与えてやろうじゃねーか。じゃあ、2020年、初めての、最高マイクで、締めてもよろしいでしょうか?改めて、V9を果たした宮原健斗、ベルトを巻かせていただく。2020年も!この全日本プロレスのシンボル!宮原健斗を見に来てくれよ。最後に!お正月!お集まりの皆さんに聞きたい!全日本プロレス最高ですかー!?(最高ー!)今日すごい聞こえるー!全日本プロレス最高ですかー!?(最高ー!)OKラスト!全日本プロレス最高ですかー!?(最高ー!)全日本プロレス!!最高」

<試合後コメント>

宮原健斗
「よっしゃあ!このジェイク・リーという大きな渦を巻き込んでいるこの全日本。間違いなく日本全国で見ている人は、ジェイク・リーの時代が到来だと思ったことでしょう。ただ、そう簡単には行かなかったね。日本プロレス界が大注目の男、宮原健斗を破るのは難しかったみたいだな。ジェイク・リー、お前とのライバルストーリー始まったばかりだ。次はどうなるかなあ。そして次はファンの皆さまが何を望むかだ。そして次なる挑戦者になるであろう、NEXTREME青柳優馬!素晴らしい挑戦表明だなあ。あの激闘の後に素晴らしい挑戦表明だなあ。V9を達成した男に挑戦するプレッシャーをことごとく感じることだろうなあ。次はV10だぞ!歴史的日だぞ!優馬!そんな日にこの三冠ベルトの重さ、その偉大なる歴史、お前にそのプレッシャーが耐えられるか?楽しみにしてるぜ」

――「人望がない」という言葉がありました
「人望無いねえ……。俺みたいな、自分が好きなプロレスラーは後輩に慕われないんじゃないですかね。人望がないなあ、しかし……。2020年になって新たに人望があるところをお見せしたかったけど、無いみたいだ。……そうだ!2月に31歳を迎える!12周年ならびにV10ならびに31歳といういろんなテーマがある月に挑戦に名乗りを上げただろ?青柳優馬!……人望がないなあ。……V9!!」

ジェイク・リー
「(身振りでノーコメントとしつつ)いろんな意味で負けた」

青柳優馬
――まさかの行動に出たというのがファンの率直な感想だと思います
「そうですね。いい意味で足をすくってやりたかったんで。2020年。青柳優馬の年にしてやりますよ。まぁやっぱり三冠に挑戦していない2019年のまま終わっちゃったんで。2020年は俺の年だってことを見せてやりますよ。宮原健斗の時代は終わりだ。宮原健斗か、ジェイク・リーか。どっちか?どっちでもない。この俺、青柳優馬だ。以上だ。」

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