RIZINライト級トーナメントは“アゼルバイジャンの英雄”.トフィック・ムサエフが優勝!
31日、さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN.20』が開催。『RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント』の準決勝&決勝が行われた。
準決勝はジョニー・ケースvs.トフィック・ムサエフ、ルイス・グスタボvs.パトリッキー・“ピットブル”・フレイレによって行われ、ムサエフが左フックからラッシュを仕掛けて1RKO勝利。フレイレがワンツーラッシュからサッカーボールキックでKO勝利と両者1RKOで決勝へと駒を進めた。
決勝では激しい殴り合いとなり、2Rでは足を取られたフレイレが匍匐前進で逃れようとしたところ場外に落下する場面も。両者抱き合って健闘を称えながら3Rが開始され、お互いパンチが顔面を捕らえあわやの場面を繰り返しながら試合終了。
判定3-0でムサエフの勝利となった。
ムサエフは「実は最初の試合で手を骨折していて、ドクターストップを避けるためにそれを隠して試合をしていました。それでもファイナルでも勝つことが出来た。私がこれから望んでいることは、強い相手、本当に闘い甲斐がある相手と戦うことです。それによって私の実力を高めていき、世界一強い男と呼ばれるようになりたい。そしてアゼルバイジャンの国民と大統領にこの勝利を捧げたいと思います。24日がアゼルバイジャンの大統領の誕生日だったんです。日本のメディアの方々、ファンの方々に心から感謝します。日本の皆さんが私は大好きです!」と、生放送された祖国・アゼルバイジャンへ勝利を捧げた。