「大丈夫だよ友達なんていなくて！」孤独に1人で戦ってきた芦澤竜誠が皇治から連勝し「俺が勝ち組なんだよ」

　7月28日、さいたまスーパーアリーナにて『Yogibo presents 超RIZIN.3』が開催。ABEMAで放送された第6試合では芦澤竜誠vs.皇治が行われた。

　元K-1ファイターである2人はバチバチと煽り合っており、昨年4月にキックルールで戦うと芦澤が判定勝利。今回MMAルールで再戦となったが、会見で乱闘騒ぎを起こすほど両者は荒れた関係となっている。

　試合はお互い様子見の展開から、皇治が前に出ていくも芦澤のストレートが捕らえ始める。だが皇治が前に前に出てラッシュを仕掛け、バックをとって崩れ気味にジャーマン。だが余裕を見せた芦澤は舌を出して挑発していき、最後まで皇治は前に出て殴り合いを狙うがフラフラになり判定へ。判定３－０で芦澤が勝利した。

　マイクを持った芦澤は「KOして勝ちたかったけど、まあでもRIZIN史上多分俺1番皇治のことぶん殴ったでしょ。ボッコボコにしてやったぜ。皇治選手！引退しないでください。会見のときにぶん殴ったのもアレ、普通はやっちゃいけないことだし、皇治選手があったからこの大会も盛り上げることが出来たし、俺、皇治選手のこと嫌いじゃないんで。皇治選手はエンターテイメントで盛り上げてくれてること分かってたっすけど、全ベットして全部奪いたかったんですけど、こんな感じになっちゃって。でも皇治選手、カッコ良かったっす。あと、俺はすげー孤独な道選んで、1人で東京出て友達とかもいなくなって、1人でやってきたけど、ここに立ててる時点で俺が勝ち組なんだよ。みんな！大丈夫だよ友達なんていなくて。絶対1人でも上にあがれるよ。おい、皆んな頑張ろうぜ。ありがとうございました。ピース」と明るくコメントをしてみせた。

　皇治はノーコメントで会場を後に。前回芦澤と戦った時は引退を宣言しており一度は撤回しているが、今回はどのような結論を出すのか皇治の動向に注目だ。