【試合詳細】11・9 真GUTS軍王子大会 折原昌夫&マスクドミステリー&梁和平vs新井健一郎&松田慶三&CHANGO TORU&阿部史典vsガッツ石島&バナナ千賀 藤原秀旺&塚本拓海vs松崎和彦&木村太輔

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『真GUTS軍 マスクドミステリープロデュース興行』
日程:2019年11月9日(土)
開始:11:30
会場:東京・王子ベースメントモンスター
観衆:108人(満員)

▼「真っ向勝負!」 シングルマッチ 30分1本勝負
○黒田哲広(フリー)
8分55秒 サムソンクラッチ
●佐山駿介(フリー)

▼「スペシャルシングルマッチ」 シングルマッチ 30分1本勝負
●大和ヒロシ(フリー)
8分14秒 雁之助クラッチ
○佐野直(フリー)

▼「Days of arrival」 タッグマッチ 54分1本勝負
○藤原秀旺(アライヴ&メジャーズ)/塚本拓海(BASARA)
8分32秒 塚本のトラースキック→片エビ固め
●松崎和彦(フリー)/木村太輔(アライヴ&メジャーズ)

▼「アベトオルvs同期タッグ」 タッグマッチ 45分1本勝負
TORU(フリー)/●阿部史典(BASARA)
11分33秒 横十字固め
ガッツ石島(フリー)/○バナナ千賀(フリー)

▼「トンパチマシンガンズvs歴戦の強者たち」 6人タッグマッチ 60分1本勝負
[トンパチマシンガンズ]折原昌夫(メビウス)/○マスクドミステリー(フリー)/梁和平
18分6秒 チョークスラム→片エビ固め
新井健一郎(DRAGON GATE)/松田慶三(フリー)/●CHANGO(フリー)

マスクドミステリーP興行でトンパチマシンガンズが復活も折原昌夫が引退を示唆!ガッツがTORUとの決戦に向け気炎!秀旺がアライヴァルを卒業宣言!

オープニング


 オープニングではミステリーが正装に身を包んで登場。「白いスーツを着ていたら大和ヒロシ選手と間違えられそうになった」と笑いを交えながら対戦カードを発表し、各試合の見所を語って大会がスタートした。

第1試合


 気鋭の佐山と大ベテランの黒田のシングルマッチ。
 試合開始から濃密なグラウンド戦となるが、黒田は実況から「黒田選手は35,6年やってますからね」といじられると即座に「やってねえわ!26年だコラ!」と切り返す余裕を見せる。
 その後手4つの力比べからショルダータックルのぶつかり合いとなり、これを制した佐山がエルボーを放っていくと黒田もチョップで応戦。劣勢となった黒田はサミングで隙を作ると、実況が「伝統芸能」と呼ぶコーナーポストを使った場外での足殺し、通称“哲っちゃん足殺し”へ入ると、黒田はまんざらでもない様子で「伝統芸能言うなや!」と叫びながら哲っちゃん足殺し。
 リングに戻った黒田はヒザ十字で佐山を追い込み、佐山がロープブレイクするとロープに飛ぶが、佐山はカウンターのレッグラリアート。さらに延髄斬りからブレーンバスターにと連続し、コーナーに振って串刺しブートを狙っていくが、これをかわした黒田が「This is!伝統芸能カッター!」と叫んで哲っちゃんカッター。さらに左ラリアットから冬木スペシャルで絞め上げ、これを佐山が逃れるとさらに左ラリアットを叩き込むも、佐山はカウンターのハイキック。たたらを踏む黒田のバックを佐山が取るが、黒田はすかさずサムソンクラッチ。冬木弘道に捧げる冬木殺法で3カウントを奪った。

第2試合


 いつものように大和が気持ちよく歌いながら客席を練り歩いて入場してくるが、先に入場していた佐野がプランチャで奇襲して試合開始。
 佐野は自身のスカジャンで大和の首を絞めあげ、リングに戻るとコブラツイスト。これを抜け出した大和は、手をクロスさせて佐野の頭を叩く“小X”、腕をクロスさせてギロチン式で放つクロスチョップの“中X”、大の字になってボディプレスを放つ“大X”とはなっていき、腕をXにしながら佐野にチョーク攻撃。さらに寝転んで下からクロスチョップを放つ“裏X”をと叩き込んでいくが、佐野はローブローで大和の主砲を潰すと、首絞めやエルボードロップなどで反撃。
 大和が抜け出して蹴りを放つと佐野はこれをキャッチして足に噛み付いていき、大和が怯むとロープに顔面をこすりつける反則攻撃を見舞う。しかし大和も佐野の足に噛みつき返して獣のように吼えると、ゼロ戦キック、串刺しスピアー、スピアーと畳み掛け、スライディングX。佐野が肩を上げるとフィッシャーマンズスープレックスを狙っていくが、これを振り払った佐野はスタンリーボンバー。2発目を狙ったところで大和がバックを取って投げっぱなしジャーマン・スープレックスで放り捨て、さらにクロスチョップを狙っていくが、大和に組み付いた佐野が美しいフォームの雁之助クラッチを決め、そのままカウント3を奪った。
 佐野の勝利を告げるゴングが鳴り響く中で佐野は「2だろ?!」と抗議して場内を困惑させ、大和はリング上で体育座りで落ち込んだ。

第3試合


 カセットテープの録音時間に強いこだわりを持つ秀旺によって54分1本勝負とされているこの試合は、先日の北千住大会で空中分解の気配を見せたアライヴァルの行方に注目が集まっていた。
 試合は塚本と木村で始まり、リストの取り合いからグラウンドでの足の取り合い、首の取り合いと堅実なレスリング戦を展開し両者クリーンブレイクしてタッチへ。
 秀旺と松崎の対面となると、手4つからリストの取り合い。いぶし銀の松崎がこれを制して秀旺をグラウンドに引き倒すが、秀旺は逆水平チョップで対抗。松崎もチョップで返していくが、秀旺は自軍コーナーに松崎を押し込んで塚本にタッチ。
 塚本と秀旺は二人がかりで松崎をコーナーに押し込んで顔面を踏みつけ、塚本がスリーパーホールド。松崎はこれを下からサミングで抜け出して木村にタッチ。
 木村はラリアットを狙うが、これをかわした塚本がトラースキックでカウンターし、投げっぱなしファルコンアロー。秀旺にタッチ。
 秀旺はフロントスープレックス、サイドウォークスラムと続け、100%メロ~ンジュースを狙っていくが、これを振り払った木村がRKOからロープに飛んでSTO。さらに松崎にタッチしてからコーナーに上がってフロッグスプラッシュを投下してアシスト。
松崎は秀旺をバックドロップで叩きつけ、伝統芸能と呼ばれるランニングネックブリーカードロップ。フォールに入るが、なぜか木村が松崎をカット。戸惑いと怒りを露わにする松崎に対し、塚本と木村が松崎へダブルのブレーンバスター。さらに塚本がトラースキックを叩き込み、秀旺が片エビ固めに入って試合を決めた。

秀旺「おい、アライヴァル!俺は、アライヴァルを卒業する!おい、しかし、これからもっともっと藤原秀旺らしい戦いをするために、俺が!プロレス界の松田優作になってやるよオイ!」

第4試合


 TORUと阿部は、2017年11月のガッツワールド新木場大会にてGWC認定タッグ王座を獲得。2018年4月のガッツワールド解散興行で“ハッとしてgood”翔太&新井健一郎に敗れて王座陥落し、同時に同王座は封印。ガッツワールド末期を支えたタッグチームが久々の復活を果たすこの試合。

 ガッツが腕を組んで阿部&TORUを睨みつけると千賀もそのポーズを真似て横に並びたち、これを見た阿部とTORUもこのポーズを真似てにらみ合う。
 12月7日の新木場大会でTORUが保持するCCWカナディアンヘビー級王座に挑戦が決まっているガッツが出ていくと、TORUが前に進み出てゴング。ガッツとTORUはリストの取り合いからショルダータックル合戦に発展していき、ガッツがTORUのショルダータックルを何発も受け止めた後にショルダータックルでなぎ倒すパワーファイトを見せ両者タッチ。
 阿部と千賀の対面となるが、阿部は千賀に目もくれずガッツにアタックを仕掛けていき、千賀は阿部を捕らえてグラウンドでじっくりと首を攻めていく。韓国帰りだという2人は「マシッソヨ!」「オッパ!」「カムサハムニダ!」などと韓国語を叫びながら打撃を放っていき、阿部が低空ドロップキックで千賀のヒザを撃ち抜いてスピニング・トゥーホールド。TORUにタッチし、2人で合体レッグスプレッドを見舞う。

 TORUは千賀をコブラツイストで捕らえ、千賀が気にし始めている頭髪をブチブチと抜いていく悪逆無道な攻撃を仕掛け、タッチを受けた阿部も千賀をロープにくくりつけて毛髪を抜いていく。さらにTORUも千賀の髪を抜いて阿部の頭に植毛していく。千賀がマットに突っ伏してさめざめと泣き始めてしまったためダウンカウントが取られる場面もあったが、千賀は阿部の突撃に延髄斬りでカウンターしガッツにタッチ。

 ガッツは阿部とTORUに次々とアッパーを見舞っていき、2人が協力してガッツをロープに振っていくとガッツがダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。ガッツは阿部にフェイスバスターを狙うが、これを抜け出した阿部が延髄斬りを放ってTORUにタッチ。
 TORUはコーナー上からダイビングクロスボディを放ち、ガッツがアッパーを放ってくると足を取ってドラゴンスクリュー。さらに垂直落下式ブレーンバスターを狙っていくが、これを振り払ったガッツが左ラリアット。さらにフェイスバスターを狙うが、TORUはショルダースルーでやり返し、両者エルボーの打ち合いに。TORUがフルスイングエルボーを見舞うとガッツは踏ん張って左ラリアット。するとTORUはエメラルドフロウジョンのような技を狙っていくが、形が崩れガッツの頭を垂直にマットに突き刺す形で落としていく。
 再び阿部と千賀の対面となり、両者「マシッソヨ!」「オモニ!」などの韓国語を叫びながらエルボーを打ち合い、千賀がアッパーブローを放って阿部を吹き飛ばすとガッツがブレーンバスターでアシスト。さらに千賀がトラースキックを叩き込み、さらに延髄斬りを叩き込むが、阿部はビクトル投げ。さらに阿部は伊良部パンチをクリーンヒットさせると、お卍固めの体勢に入るが、これを振り払った千賀が阿部の背後から組み付いて横十字固め。これが完璧に決まるとそのまま3カウントを奪った。

ガッツ「おいTORU!まだ俺の骨はくっついてないけどな!12月7日までに万全にこれくっつけてお前の前に立ってそのベルト獲ってやるよ!覚悟しとけお前!なにか言うことあるかコノヤロー!」
TORU「来週大阪でエイサー8との防衛戦決まってるんスよ」
ガッツ「負けたらどうすんだお前」
TORU「それを考えるのがあなたの仕事でしょう!」
ガッツ「分かった分かった!俺は骨をくっつける!お前はエイサー8に勝つ!お互い万全な状態で12月7日、リングで会おうや!よろしく!千ちゃん、帰国おめでとう!千ちゃんがいない間俺も一人で寂しかったよ。飲み相手がいなくて」
千賀「また来週から飲もう」
ガッツ「来週から飲もう。じゃあ今後とも宜しくお願いします!」

第5試合


 “トンパチマシンガンズ”は、元は折原昌夫が小野武志と結成したチームであり、その後メンバーを変えてガッツワールドで悪の限りを尽くすヒールユニットとして活躍。この試合に参戦した3人の他にも、ミステリー離脱後に加入したディック東郷やアミーゴ鈴木らがメンバーとして定期参戦していた。
ミステリーも元はトンパチマシンガンズの一員であったが後に離脱。その後は敵対関係となっていたが、2017年9月の武骨道で折原とのシングルマッチを経て両者の絆が芽生え、折原もトンパチマシンガンズを裏切ってミステリーと超党派ユニットを結成。最終的に折原が東郷とシングルマッチを行い、両者KOの決着となる死闘を展開して和解。ここで止まっていたトンパチマシンガンズのストーリーが再び動き出した。

 トンパチマシンガンズの対戦相手は新井健一郎&CHANGO&松田慶三の3人だが、アラケンとCHANGOは他団体で抗争中であり、アラケンの握手をCHANGOがかたくなに拒否する険悪なムード。これを和ませるために慶三が「ねーねーねー!ぱーぱーぱー!ぱねっぱー!」と熱波を送って行くが、しびれを切らした折原が奇襲。乱闘の中でゴングが鳴る。
 トンパチマシンガンズは慶三に狙いを定めてトレイン攻撃から梁がダイビングフットスタンプ。ここにCHANGOが入ってきて救出し、慶三とともに折原へ太鼓の乱れ打ちを放つが、慶三が3人での太鼓の乱れ打ちを提案するとリングアウトしてアラケンとの連携は拒否。慶三はギロチンドロップからキャメルクラッチと折原の古傷である首を重点的に攻めていき、アラケンにタッチ。
 アラケンはコーナーに登ってダブルアックスハンドルを狙うが、CHANGOがアラケンの背中に勝手にタッチして試合権利を得て折原にセントーン。フォールに入るもアラケンがカットと不穏な空気が流れる。
 慶三が仲裁に入り、慶三が折原を押さえつけCHANGOがトラースキック。今度はCHANGOが押さえつけてアラケンに攻撃させると、折原が回避したためアラケンの攻撃がCHANGOに誤爆。この隙に折原はミステリーにタッチ。
 ミステリーはスワンダイブ式ローリングセントーンを見舞い、ボディスラムからダイビングエルボードロップを狙う。これは慶三がエプロンからミステリーを押さえつけ、アラケンがデッドリードライブで放り投げて阻止するが、アラケンがCHANGOの側にミステリーを投げたためCHANGOは「あぶねーなオイ!」と睨みつけるなどさらに不穏に。
 CHANGOはレフリーのブラインドを突いてヒモでミステリーの首を絞め上げながら首4の字固め。これを折原にカットされるとアラケンのタッチ要求を無視して慶三にタッチ。
 慶三は「ボディスラムボディスラムボディスラムボディスラム!」と叫びながらボディスラムを連発し、ミステリーをロープに押し付けて貫通ビッグブート。ここでCHANGOが慶三の法被を持ち出してミステリーの首を絞めると、慶三が「これは首を絞める道具じゃないんだよ!」と怒りここにも不和が生じる。
 しかし、アラケンのジグザグにCHANGOがフットスタンプを合わせる連携を見せると、慶三はミステリーの股間にヘッドバッドを見舞い、スリーパーホールドからマスク剥ぎを狙っていく。
 アラケンに代わり、アラケンがパイルドライバーを狙っていくとミステリーはショルダースルーでの切り返しを狙い、これをさらにアラケンが回転エビ固めで切り返す。アラケンはこれをキックアウトしたミステリーへの追撃を狙ってロープに飛ぶが、ミステリーはカウンターのパワースラム。折原にタッチ。

 折原はアラケンにラリアットを見舞い、CHANGOにバックエルボー、慶三にもラリアットと大暴れし、アラケンにスパイダージャーマンを狙っていくが、これは慶三がカット。アラケンもダブルアックスハンドルで反撃し慶三にタッチ。
 慶三は「ブレーンバスターブレーンバスターブレーンバスターブレーンバスター」と叫びながら高速ブレーンバスターを見舞っていき、「と見せかけて!」とDDT。さらに慶三が滞空ブレーンバスターを狙うと、これを着地した折原がケンカキック。梁にタッチ。
 梁はコーナー上からカンフーキックを放ち、慶三の突撃をひらりとかわしてエプロンからコーナーに登り再びミサイルキック。さらにロープに飛ぶが、アラケンがエプロンからのキックで梁の動きを止めると慶三がラリアット。CHANGOにタッチ。

 慶三は「スーパーパワーボム行くぞ!」と宣言し、アラケンとCHANGOも揉めながらもこれに協力。慶三がスーパーパワーボムで梁を叩きつけ、梁がピンチに陥ると折原がこれを救出。その隙に梁はCHANGOを踏み台にアラケンにドロップキックを放ち、CHANGOへチャイニーズゴリースペシャルボムを狙っていくが、アラケンがこれを救出。梁はCHANGOへ突撃するも、CHANGOはリープフロッグ。身をかがめて股の間を走り抜けた梁の頭をアラケンがキャッチしてDDTで突き刺す連携を見せ、CHANGOが足でのファイナルカット。CHANGOは梁をコーナーに振っていくが、ここに折原が入ってきてコンプリートショットでアシストすると、梁がミステリーにタッチ。
 ミステリーはCHANGOにダイビングエルボードロップを放ってフォールも、アラケンと慶三がこれをカット。折原と梁が2人を場外に排除すると、梁がトップロープを踏み台に場外の2人へカンフーキック。リング上で1vs1となったミステリーがCHANGOをチョークスラムで叩きつけ、試合を決めた。
 

ミステリー「折さん!梁さん!このミステリー、やっぱこの三人で組むと気持ちいいっすね!今日真GUTS軍で今年2月以降ずっと、3月からずっとやってて、やっぱりここで一回振り返っておきたかった!折さん、梁さんも!俺久しぶりで嬉しいよ!で、今日、対戦してくれた3人も、ちょっとね、呉越同舟気味で、上手く行かないところが俺らに上手く働いたところも、あんまよくないかもしれないけど、3人共ありがとうございます!折さん、またいつか、また組めたら楽しいと思うんで!」
折原「ミステリー、記念興行一発目、おめでとう!昔他の団体で俺とミステリーでトンパチマシンガンズ組んでたけど、ホントにコイツは、ほんとにコイツは頼もしい!コイツがいればパワーの部分を埋めてくれるから。久しぶりにコイツと一緒に組んでみて、さらにそれを納得したから。あれだけ途中敵に回しながらもしっかり締めてくれて、みんなもこれで第一回目の興行満足だろう?!ミステリー、多分お前が一番気付いてると思うけど、俺はもうそろそろ終わりにしたいからさ。もう、身体がもう、なかなかうまく動いてくれないから。お前みたいな若手がたくさん育つように、色んなリングで、俺はずっと色々見てるから、もうちょっとだけ最後の力を振り絞って頑張っていくけど、今日一緒に組めたこと、本当にありがとう!みんなもミステリーのこと、これからも応援してやってくれ!」
ミステリー「じゃあここでね、普段真GUTS軍の興行だと色々、真GUTS軍のやり方であるんですが、今日はマスクドミステリープロデュースということで、ちょっと俺のやり方でみなさんの心を一つにしたいと思います!皆さん立っていただいてよろしいですか?お二人にも今ここで言いますけど、俺が今『ミステリー!』と言いますので、皆さん両手を上げて、上げ下げしてください!」
梁「いいか!手を挙げて交信してるときは誰もしゃべるんじゃね~ぞ!(笑)」
ミステリー「いいですか!ミステリーッ!!」
(観衆が無言でミステリーの両手を上げ下げするポーズをともに行う)

<試合後コメント>

マスクドミステリー&折原昌夫&梁和平
ミステリー「マスクドミステリープロデュース興行、初の試みでした。どうもみなさんありがとうございます!これをきっかけに、折原さん、梁さんとトンパチマシンガンズでもう一回組めたこと、幸せで楽しい時間を過ごせました。本当に。ただ、昔の団体で折さんと組んだりしましたけど、それまで2,3年ずっとケンカ別れみたいになっててちょっと心残りみたいなこともあったんですけど、ここで区切りみたいなものを付けることができて。12月でプロレスを初めて14年になりますけど、一番組んだ回数も試合した回数も多いんじゃないかという説もある梁和平と、またこうやって組むことができて。やっぱすごく息の合うメンバーだと思いました。僕の中で大切なチームです。またこうして組めたら本当に嬉しいです」

――2年ぶりのトンパチマシンガンズでしたが、また組んで試合をする姿を見ることは出来るでしょうか
ミステリー「ちょっと今、それぞれ活躍の場が、それぞれのところでやってるんで、また集まることはあるかも知れないけど、レギュラーで組むことはなかなかないかも知れないですよね。今日みたいな機会を大切にしていこうと思います」

――折原選手、リング上で引退をほのめかす言葉がありました
折原「やっぱり、最近今年入って、交通事故とか、元々首の手術をしてたり、自分に嘘を付きながら試合をしてきたんですけど、やはりこの若い選手の中に入って体を動かしてみて、かなり厳しくなってきてる部分があるというのが現実です。そのうちバレるんで、今日がいいチャンスかなと思って、ちょっと触りを言ってみました。もう首の骨はない状態なんですけど、騙し騙し数年間やってきて、今度は背骨のほうが耐えきれないんで、来年30周年を迎えるんですけど、それを終えて、背骨の方の手術もしなければならないので。あとは大事にね、今日の試合のように、意味のある試合、意味のある仲間との試合をこれからも大切にね、やっていきたいと思っています。トンパチマシンガンズは、多分これはもう3人が戦う場所は違うんですけど、これからも組むことはあるとおもうんで。お客さんも見てみたいチームだと思いますので、このチームでまた、体調を整えてリングに立ちたいと思います。まあ、すぐ引退をするとかじゃないので、ちょっとあまりにも元気のいい若手を見るとね、自信をなくす中でね、試合中戦ったらね、柄にもなくそんな気持ちになったっていうかね。まあそれだけです」

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