プロレスラーを辞任したはずの大石真翔、なんの説明もなく復帰!いきなりタイトルマッチ!

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 8日、新木場1stRingにてDDTプロレス『こういうときは新木場くらいがちょうどいいのよね2019』が開催され、セミファイナルでは石井慧介の持つインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座に大石真翔が挑戦した。

 インディージュニア王座はFMWが創設し、ザ・グレート・サスケ、田中稔、飯伏幸太などが君臨。大家健が旭志織からベルトを奪取した後はガンバレ☆プロレスで王座戦が行われていたが、第29代王者となった石井が3日のDDT両国国技館で防衛戦を行うことが決定すると、10年前に第9代王者として1年に及ぶ防衛ロードを歩んだ大石真翔が挑戦表明。
 だが同日に大石はKO-D10人タッグ王座へ挑戦することが決定しており、さらにその試合に大石のレスラー辞任が賭けられるとスーパー・ササダンゴ・マシンと男色ディーノが宣言。試合は大石組が敗北し、大石はレスラーを辞任する事となった・・・はずだったが、両国大会から5日が経過したこの日、辞任については特に触れずに王座戦が開始。

 試合は石井が優勢に進めようとすると大石がカウンターで切り替えしていく展開へ。一瞬の油断もできない石井はタイガースープレックスからリストクラッチ式みちのくドライバーときめにかかるが、大石はこれを切り返すとリングへのトルニージョ・ボディプレスを投下し石井にとってあわやの場面を作る。だが石井はこれを返すと、モダンタイムスも切り返して雪崩式高角度ダブルアームDDTで3カウント。見事二度目の防衛に成功した。

 試合に敗北した大石は「完敗です。老兵は死なず、ただ去るのみ」と神妙な面持ちで消えようとする。このままプロレス界から居なくなってしまうのかと思われたが、すぐに大石は「嘘、嘘ですよ。全然まだ諦めてないです。こないだ箱根に行って富士山見て、あれもまだ穏やかな山に見えますけど休火山なんで、富士の麓で生まれ育った者として、今はまだ休火山ですけどいつか噴火してやる。来年18周年迎えて19年20年、どんどん噴火していきます」と今後も上を目指していくことを宣言。

 勝利した石井は「防衛回数を増やしていきたい。前回6回防衛だったんですけどあっさり超えていきたい」と、11月16日に愛知・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場こて行われるガンバレ☆プロレス名古屋大会で、影山道雄相手に防衛戦を行う事を発表した。

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