デビュー14周年を迎えるマスクドミステリーが折原昌夫らとトンパチマシンガンズを再結成!

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 9日、東京都・王子BASEMENT MON☆STARにて真GUTS軍『マスクドミステリープロデュース興行』が行われた。

 真GUTS軍とは、旗揚げから13年4ヶ月続けたガッツワールドプロレスリングを解散した後にHEAT-UPに合流し、別ブランドであるGOING-UPを13ヶ月運営した後に再独立したガッツ石島が組織した新たな集団。現在は自主興行という形を取っているが、近い内に真GUTS軍を正式に団体として旗揚げするべく足元を固めている段階だという。
 この日は、デビューからガッツと行動をともにするマスクドミステリーのプロデュース大会が初開催され、かつてガッツワールド時代にヒールとして暴れまわった“トンパチマシンガンズ”を復活させた。

 “トンパチマシンガンズ”は、元は折原昌夫が小野武志と結成したチームであり、その後メンバーを変えてガッツワールドで悪の限りを尽くすヒールユニットとして活躍。この試合に参戦した3人の他にも、ミステリー離脱後に加入したディック東郷やアミーゴ鈴木らがメンバーとして定期参戦していた。
 ミステリーも元はトンパチマシンガンズの一員であったが後に離脱。その後は敵対関係となっていたが、2017年9月の武骨道で折原とのシングルマッチを経て両者の絆が芽生え、折原もトンパチマシンガンズを裏切ってミステリーと超党派ユニットを結成。最終的に折原が東郷とシングルマッチを行い、両者KOの決着となる死闘を展開して和解。ここで止まっていたトンパチマシンガンズのストーリーが再び動き出した。

 メインイベントでは、マスクドミステリー&折原昌夫&梁和平vs新井健一郎&CHANGO&松田慶三の6人タッグマッチで行われ、他団体では抗争を展開しているアラケンとCHANGOが試合開始前から仲違い。
 CHANGOがアラケンとの連携を拒否したことからローンバトルを強いられるが、慶三が仲裁に入ったことで終盤には連携が続けて決まっていき、3人で梁にスーパーパワーボムを決めてみせる場面も見られた。
 しかし、梁のピンチを折原がラリアットやコンプリートショットを決めて救出すると、ミステリーが満を持してのチョークスラムでCHANGOを沈め、プロデュース大会のメインを勝利で飾った。

 マイクを取ったミステリーは「やっぱこの三人で組むと気持ちいいっすね!今日真GUTS軍で今年2月以降ずっと、3月からずっとやってて、やっぱりここで一回振り返っておきたかった!折さん、梁さんも!俺久しぶりで嬉しいよ!」と喜びを爆発させ、ミステリーの両手を上げ下げする決めポーズを観衆が無言で一緒に行う独特の締めで大会は終わった。

 バックステージに戻ったミステリーは、「12月でプロレスを初めて14年になりますけど、折原さん、梁さんとトンパチマシンガンズでもう一回組めたこと、幸せで楽しい時間を過ごせました。本当に。やっぱすごく息の合うメンバーだと思いました。僕の中で大切なチームです。またこうして組めたら本当に嬉しいです。今は皆がそれぞれ別の場所で活動しているので、レギュラーで組むことはなかなかないかも知れないですよね。今日みたいな機会を大切にしていこうと思います」とトンパチマシンガンズの復活を喜んだ。

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