HARASHIMAが両国国技館大会でニ冠王に!ベルト強奪未遂のDJニラと王座戦が決定!
3日、DDTプロレス両国国技館大会『Ultimate Party 2019~DDTグループ大集合!~』のメインイベントにて、KO-D無差別級王者・竹下幸之介とDDT EXTREME級王者・HARASHIMAによるダブルタイトルマッチが行われた。
DDTにおける世代闘争となったこの一戦は、前哨戦で竹下がHARASHIMAからギブアップを奪い圧倒。かつての『HARASHIMAを超えるために挑む竹下』から『竹下に挑むHARASHIMA』になっている事を煽りVでも強調し試合がスタート。
グラウンドではHARASHIMAがコントロールしていくが、竹下は腰への一点攻めで動きをとめるとギブアップを奪った技であるウォール・オブ・タケシタで絞り上げていく。セコンドの応援を受けてなんとかロープを掴んだHARASHIMAは、トラースキックから蒼魔刀で流れを掴むと、後頭部やゼロ距離蒼魔刀、ジャンピング蒼魔刀と叩き込んでいく。動きが鈍ってきた竹下に、最後は正調の蒼魔刀を叩き込んで3カウント。
勝利したHARASHIMAは「竹下、今日はすっげぇ強烈な攻撃ありがとう。君は、僕は前から思ってたけどすごいプロレスラーだよ。ほんとにすごい。今日は、たまたま僕が勝てただけかもしれない。いや、今日はたまたま僕が勝てただけだと思う。でも、次やっても僕が勝つかもしれないから、また何度でも試合して、DDTをもっともっと盛り上げていこう。そのためには、君の強いプロレスが必要です。どんどんそのスタイルを崩さず、これからもよろしくお願いします。今日はありがとう!」と竹下と握手し抱きしめあう。
ファンに向き直ると、来年6月のさいたまスーパーアリーナ大会を大成功させることを約束し、「鍛えているからだー!」の掛け声でDDT両国国技館大会は多幸感に溢れる空間で終了・・・するかと思われたが、そこにDJニラが現れEXTREMEのベルトを強奪しようとする。なんとか阻止したものの、HARASHIMAはこれを挑戦表明と受け取り、11月16日の新潟大会でHARASHIMAvsDJニラのEXTREME級選手権が決定した。