赤井沙希が一騎打ちの雪妃真矢に黄色のバラを贈呈し挑発!「今の雪妃選手にピッタリ。花言葉は“嫉妬”です」
DDTプロレスが3月9日、都内のホテルで「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」(同20日、東京・両国国技館)に向け記者会見を開き、赤井沙希が“嫉妬心”メラメラの雪妃真矢に黄色のバラを贈呈し、乱闘寸前の事態に陥った。
昨年いっぱいでアイスリボンを退団しフリーとなった雪妃は今年1月からDDTに参戦し、かつて同団体への入団を希望したものの、高木三四郎社長に断られたいきさつがあったことを吐露。その後、赤井が同団体からデビューを果たし、“嫉妬心”をもっていたと激白していた。その両者がそれぞれの思いをもって、両国で一騎打ちを行う。
雪妃は「かつて自分が観客席から見ていたDDTさんの両国国技館大会。この大舞台に立たせていただくことを光栄に思います。この試合の発端はDDTからデビューした赤井選手へのささいな嫉妬心。両国では私のこの醜い感情をぶつけさせていただいて、自分の思いを成仏させたいと思います。嫉妬心はきっかけではありますけど。私が大事にして持っていきたいのは、この7年4ヵ月、女子プロレスの世界で培ってきたもの、戦ってきたプライドを胸に両国のリングに上がりたい。そして赤井選手に勝利します」と嫉妬心をメラメラと燃やした。
赤井は「DDTが旗揚げから25年経って、両国国技館で試合できることを光栄に思っています。大事な周年のビッグマッチで、シングルさせていただくのも大きいと思ってます。雪妃選手とシングルが決まって、前哨戦をやってきて感じたのは、フリーになって行動力もありますし、考える力も高いですし、そういうところは認めてあげていいのかなと。ただ私自身もDDTで踏ん張って戦ってきたので、DDTに上がって、私にケンカ売るんであれば話は別。こうやってシングルの会見で横に座っていることで、十分に踏みつぶす意味があるのかなと思ってます」と話した。
1月以降、2人はこれまで幾度もタッグマッチで対戦してきたが、両国での戦い方について、雪妃は「DDTに上がらせていただいてから、自分の持っている技を全然出してきていない。新しい戦法というか、DDTを見ている方には見たことのないものになるのかなと思います。技とかより、気持ちが前に出たものになると思います」とキッパリ。
それに対し、赤井は「さっきから嫉妬とか、そういう言葉が出てるんですけど、ファイトスタイル的にも嫌いではない。すごくいい選手だと思うんですけど、あんまり過去のこととか言い続けると、自分にとってどうでもいい選手になってしまう。リング上でうまく消化できれば、今までとは違う試合になるのかなと思います。女子の試合で華やかと思われるかもしれないんですけど、気持ちとかのぶつかり合い、泥臭い方が合ってるのかなと感じました。もしかしたら、キラキラ華やかなハッピーな試合にはならないかもしれないですけど、全部思ってるものを受け止めて、自分もぶつかってバチバチな試合をできたらいいなと思います」と臨戦態勢。
ここで、赤井は「私いつもイライラしたり、モヤモヤしたりしたときに、きれいな物を見て心を浄化するようにしてるんです。なんで、今の雪妃選手にピッタリの物を用意してます」と言うや、控え室に戻ると花を持って再登場。「黄色のバラは今の雪妃選手にピッタリ。このバラを見て、気持ちを収めて両国でいい試合ができたらいいなと思います。黄色のバラの花言葉は“嫉妬”」と挑発し、雪妃に渡した。
雪妃は花を手にして殴りかかろうとしたが、やめて「殴られたかったですか? 楽しみにしててください。3月20日まできれいに生けて、負けた赤井沙希の横に手向けてあげます」と言い返していた。