RIZINのリングで北岡悟が1R終了後に担架で緊急搬送!
28日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナにて行われた『RIZIN.17』にて、第7試合では北岡悟とジョニー・ケースが対戦。
ゴングが鳴るとリーチの差を生かした打撃を放つケースに北岡が低空タックルで足へ組み付いていくが、ケースががぶって耐え小刻みにヒジを入れていく。ケースがそのままグラウンドに引き込んでいくが北岡は粘って足を離さずにいるとケースは何発も何発も顔面にパウンドを落としていくが、ここで1R終了のゴング。
しかし、インターバルの間に北岡陣営は試合続行不可能と判断しタオルを投入。北岡はうつろな顔で座り込んでいるとリング上に担架が到着。北岡はファンの応援の声を受けながら運び出され退場していった。
リング上でマイクを取ったケースは「皆さんを心の底から愛しています!RIZINのリングは最高だ!今日の対戦相手にも皆さんから大きな拍手をお願いします!北岡選手、対戦してくれてありがとうございました!」と挨拶した。
インタビュースペースに現れたケースは「試合中、彼がなんで彼が意識を失わないんだと思った。北岡選手は本当にタフで、あそこまで耐えるとは思っていなかった。(自信も腕を負傷したが、腕での)攻撃が有効であると分かっているならば続ける他なかった」と北岡との闘いの激しさを振り返りつつ、「北岡選手は70戦以上戦っているレジェンドだし、何人もの素晴らしい選手を破ってきた。そんな素晴らしい選手から素晴らしい勝ち彼の状態も余り悪いものではないことを願う」と北岡へのリスペクトの意を示した。
そして、この日の勝利でライト級GPへの出場が確実視されたことを受けて「自分もそう思う。RIZINと契約した直後からライト級GPの企画を聞いていたので、私はそれに勝ってチャンピオンになることを目標にしていきたいと思います」と将来への展望を語った。
そして大会後の総括を行った榊原信行CEOは「ライト級GPへの出場は、ケースとホベルト・サトシ・ソウザは当確でいいんじゃないですかね」と太鼓判を押した。
なお、北岡は試合終了後に病院へ搬送。北岡の容態は後日明らかにされる予定だ。
▼RIZIN MMAルール(肘あり):5分3R【71.0kg】
●北岡悟
1R TKO(コーナーストップ)
○ジョニー・ケース