『魔裟斗の引退試合を超える』朝倉未来vs平本蓮の負けたら引退試合は15年ぶりに5万人規模の会場へ!

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 16日、六本木ヒルズアリーナにて『超RIZIN.3』の会見が開催された。

 『超RIZIN.3』が7月28日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催される事が発表され、朝倉未来vs平本蓮が行われることに。
 2022年に開催された『超RIZIN』では朝倉未来vsフロイド・メイウェザー・ジュニア、2023年の『超RIZIN.2』では朝倉未来vsヴガール・ケラモフがメインイベントで行われていたが、今回の朝倉未来の相手は平本蓮となった。

 平本蓮はジュニアキックやジュニアボクシング時代で注目を浴び、新生K-1で活躍。紆余曲折の末にK-1を離脱し2019年からはRIZINで闘っている。
 その後、2020年大晦日の『RIZIN.26』でMMAに転向。戦績こそ振るわないものの、大会を盛り上げるためのビッグマウスやトラッシュトークや、大晦日地上波放送が亡くなって窮地に陥っていた『RIZIN.40』に緊急登板して梅野源治とエキシビションを行うなどの貢献でファンから絶大な支持を得ており、RIZINを語る上では外せない選手の1人となっている。

 また、かねてよりSNSで煽り合うことが多かった朝倉未来は「平本蓮とはプロレスやってるだけ」と楽しんでいる素振りも見せていたが、過激になっていく平本の発言を看過できず昨年1月には「平本蓮を訴えてみたやってみよう 金は掛れます」「本気でやるよ、もう動いてる」と訴訟を宣言。
 平本もこれに全力で煽り返す対応をしていたが、昨年大晦日のYA-MAN戦の会見ではトラッシュトークを封印。
 さらに朝倉未来からKO勝利を奪ったYA-MANから平本が勝利を奪ったことで、平本vs未来戦の実現に期待が集まっていた。


 会見に出席した平本が「ケラモフに負けてイジケて、YA-MANに伸ばされてすごいイジケてるんで、僕が最後のトドメを刺そうと思います。ボコボコにします」と挑発すれば、未来も「復帰戦に楽な相手用意してもらったんで、ボッコボコにして痛めつけてやろうかなと思います。もし万が一平本に負けたら、俺はこの格闘技人生引退します」と宣言。
 平本もこれに乗って負けたら引退を宣言し、「とりあえずこの大会に出れない格闘家はお前ら全員しょぼすぎるぞって。この大会に出れたものが正義だと思います」と格闘技界全体も挑発しにかかる。

 この大会自体は15年前の魔裟斗引退試合ぶりにさいたまスーパーアリーナ・スタジアムバージョンでの開催が決定し、PRIDEが保持している最多動員記録である4万9801人を超える大会にするとのこと。
 試合に向けて平本は「BREAKING DOWNルールにのっとって1分以内に倒します」と、未来は「なるべく長い時間かけて痛めつけようかなと思います」と両極端な意気込みを語ったが、ファンの中でも意見が分かれる対戦カードなだけに当日の戦いに向けて話題のつきない試合となった。

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