ボビー・オロゴンがRIZINデビュー戦で元新日本プロレスの北村克哉と対戦決定!安田大サーカス団長の長時間質問に榊原信行CEOが「裏でやれ」と激怒

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 29日、都内某所にて11月20日に沖縄アリーナにて開催の『Yogibo presents RIZIN.32』についての記者会見が行われボビー・オロゴンと北村克哉が顔を合わせた。

 ボビー・オロゴンはユーモア溢れるカタコトの日本語を話すキャラでブレイクしたタレントであり、番組内の企画から格闘家を目指すこととなり『K-1 PREMIUM Dynamite!!』シリーズに2004~2007年まで連続出場を果たすまでに。曙戦、チェ・ホンマン戦、ボブ・サップ戦と今でも話題に上がることが多い試合を重ねてきた。
 日本国籍も取得し国内でのタレント活動も順調であったボビーだが、昨年には妻へのDVから在宅起訴を受けることになり、イメージは大きく低下。今年9月に自身のYouTubeでタレント活動の再開を宣言したばかりのRIZIN出場に世間からは驚きの声が上がった。

 北村はアマチュアレスリング界隈の猛者として知られていたが、ドーピング違反からなる紆余曲折からアマレスを引退。その後は巌流島での格闘家デビューを経て2017年に新日本プロレスでプロレスラーデビュー。その新人離れした体躯と圧倒的なパワーで活躍しヤングライオン杯全勝優勝を果たすなど将来を期待されていたものの、手首の怪我を理由に2019年に引退。その後はプロボディビルダーを目指す“筋肉系YouTuber”としてデビューし、ABEMAでの企画内でキックボクシングルールでの試合も経験。
 そして、今月24日のRIZINぴあアリーナ大会でRIZIN参戦が発表されたボビー・オロゴンの対戦相手に抜擢されて一躍脚光を浴びた。

 会見では北村が「ボビー選手も十分身体が出来上がっている。身体を見たら真面目にトレーニングしている、真面目に練習している、すごいポテンシャルの持ち主だというのは見て分かるので、アスリートとしてヘビー級らしい試合をさせていただきたいと思います」と生真面目な挨拶をしたのに対し、ボビーは「ホントに今でも、やるの?やるんですか?とりあえずまだ相手決まってないから、早めに榊原さんに相手決めていただいて、前向きに進めたいと思ってます。もしやらないならアフリカ帰らせていただきます」と北村が対戦相手であることに気づいていない様子。

 記者からの質問で北村が相手だと気付くと「こえー!こえ~!こえ~っ!」とはしゃぎ、改めて北村に自己紹介を要求するおちゃめな一面を見せたが、北村は「ホントは日本語も流暢で頭もいい。場を盛り上げようとしてこういうキャラクターをやっていますが彼は修羅場の数も多いし、僕は絶対油断しないです。おとぼけキャラで貫こうとしてますけど、完全にタヌキですね」と冷静に返答。
 これに対し、ボビーは「お前は筋肉バカって言われてるけど俺が筋肉ホンモノなのか、お前の筋肉ホンモノなのか、沖縄のリングで黄色白ハッキリしようじゃん」と日本語の慣用句をしっかり理解した上でのジョークを飛ばしつつ北村を迎え撃つ覚悟を見せた。

 会見はつつがなく終わるかと思われたが、記者席から突如安田大サーカスの団長が「奥さんには今回の試合をお伝えしたんでしょうか」と質問を飛ばす。
 思わぬ質問者の登場にボビーが取り乱す中、団長が「北村選手も奥さんみたいにボコボコにするってことですか?」と聞くと「やめろよ!だからァ!その言葉禁止だよ?!お前ここで言う話じゃねーじゃん。それ浦和警察で片付けたから!ボコボコ禁止だって言ってんじゃん!」と激高しつつ、「本当に申し訳ございませんでした。謝ってるしこれ以上引っ張ってもしかたねーじゃん……」と意気消沈。

 最初は笑みを浮かべて聞いていた榊原信行CEOと選手陣も2人の口論が3分以上に渡ると表情を失っていき、団長がボビーのギャラについて掘り下げた質問をしたところで榊原信行CEOが強制的に質問をストップ。マイクを通さず「裏でやれ」と怒気を孕んだ表情で制した。後に団長は自身のツイッターで長時間の質問をしたことについて謝罪した。

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