入江茂弘が2AW無差別級王座奪取!吉田綾斗がまさかのヒールターンで2AWは大混乱!

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28日、東京・後楽園ホールで『GRAND SLAM in 後楽園ホール』で行われ、2AW無差別級選手権試合&2AWタッグ選手権試合が行われた。

セミファイナルでは、2AWタッグ選手権試合として吉野コータロー&タンク永井vs THE・アンドリュー"キング"拓真&テイラー・アダムスが実施。
9月23日に行われた『GRAND SLAM in オリエンタルホテル東京ベイ』で、土肥こうじと頓所隼を撃破し、初防衛をした王者組。そして試合後に現れたのが、今回の挑戦者だ。「私は王様だ、お前らが挑戦者のつもりで挑んでこい。」とキングは王者組に言い放った。ナカ・シュウマも合流し、勢力を増しているキング率いるユニット。王者組は2度目の防衛戦だが、相手のラフファイトを破壊力で制圧出来るかが鍵となった。
試合はやはり挑戦者組のラフファイトが目立ったが、後半はタンクと吉野のパワーで相手をねじ伏せ、勝利へと近づいた。しかし試合後半、ベルトを持った吉田綾斗が乱入し、なんと同じTollGlänzであるタンクと吉野をベルトで殴打したのだ。試合は無効試合となり、王者組は、団体のエースであった吉田に裏切られた。
吉田はその後マイクを握り、自分の中では前から考えていて、近くでベルトを見ているうちに欲しくなったと言い放った。そしてTollGlänzを辞めると宣言し、キングと共にタッグベルトへの挑戦を表明。衝撃の展開を見せ、吉田はキングらとその場をあとにした。

メインは2AW無差別級選手権試合として滝澤大志vs入江茂弘が行われた。
セコンドでは、吉田を含めたキングらが入江の周りを固めた。試合は序盤静かな立ち上がりを見せたが、中盤から入江の圧倒的なパワーで滝澤の動きを止めた。しかし王者の滝澤は負けじと入江を追い込み、強烈なチョップを何度も喰らわせる。しかし最後は、ビーストボンバーで滝澤を沈め、5度目の防衛を阻止した。2AW無差別級ベルトは、大日本プロレスの岡林裕二以来、2度目の流出となった。


試合後ナカがマイクを取り、入江にインタビューのような形で話を聞いていった。
「放送席放送席、本日のニューチャンピオン入江茂弘選手です。戴冠おめでとうございます。」「そうですね、ありがとうございます。」「快心の一撃でしたね。」「滝澤選手どうでしたか?」「皆さん滝澤選手を応援してたので、勝てて嬉しいです。」そしてナカは続けて「最後に勝てたのは入江茂弘や。滝澤大志、人望を手に入れてから出直してこい。ベルトは1つ手に入れた。エースも入ってきた。あとはタッグベルトや。ユニット名知りたいやろ?俺たちは、THE RULE(ザ・ルール)や。俺たちがルールや。わかったかお前ら。」と客席に言い放ったときに、花見達也が現れた。

 そして花見は「入江さん、俺はあんたに用があってきた。俺はあんたと熱い試合がしたいんだ。あんたなら熱い試合出来るでしょ。今フリーの選手にベルト取られてる場合じゃないんすよ。俺の熱い気持ち受け止めてみろ!」と入江に挑戦を表明。
それを受け入江は「花見選手の心のこもったマイク素晴らしいです。花見、でもお前じゃタイトルマッチ無理や。」と吐き捨てた瞬間、花見がドロップキックを打ち込む。そして花見がTHE RULEの返り討ちにあうと、真霜や十嶋、仁木がリング上に集結しTHE RULEを蹴散らした。
花見は「挑戦者は俺に決まりだろ!俺に決定だ!タイトルマッチはみんなが望むような結果じゃなかったかもしれない。俺が11.4TKPでベルトを取って、2AWの未来見せたいと思います。タイトルマッチ勝つのは、この俺花見達也だ!」と高らかに宣言した。
 
11月14日の『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』での2大タイトルマッチが決定した。
2AW 無差別級選手権試合として入江茂弘vs花見達也、2AWタッグ選手権試合としてタンク永井&吉野コータローvs吉田綾斗&THE・アンドリュー"キング"拓真。
 吉田が加入し新勢力となったTHE RULE。残されたTollGlänzや、仁木が加わった花見らのユニット。今後抗争が激化する予感がした、今大会はまさにすべてが見所だった。次回大会からの動きに、さらに期待は高まる。

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