堀田祐美子がRIZIN後初プロレス!「私がお前らに本物を教えてやる」
15日、新木場1stRingにて開催された『Beginning Act14』にて、年末格闘技RIZINで欠場した神取忍の代わりにギャビ・ガルシアと闘った堀田祐美子が2017年初試合を行った。
“リングで闘う女優”をコンセプトに女優がプロレスを行う団体として旗揚げされた『Beginning』に、2016年8月に堀田はアドバイザー件コーチとして就任。この日はメインイベントで一年前にシングルマッチを行った万喜なつみと再戦へ。
小学生時代からジュニアアイドルとして活躍していた万喜なつみ(杏なつみ)は2015年にプロレスデビュー。2016年はスターダムの5★STARグランプリに出場、JWP認定ジュニア&POP王座に挑戦、年末格闘技RIZINの格闘技EXPOでの試合に出場と成長を見せてきた。
その万喜を堀田が対戦相手として指名した試合だが、堀田は万喜のドロップキックやエルボーを全て受けきったうえで場外を連れ回しチェーン攻撃。さらに花道でのブレーンバスターからリングに戻ると雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ容赦なく痛めつけていく。クリストやスクールボーイと必死に技を出していく万喜だったが、堀田は必殺のピラミッドドライバーを叩き込んで勝利。
動けなくなった万喜に「やっとプロレスラーとして私の技が打てるなと。プロレスラーとして合格っていうものを私の技であげた。ちゃんと重さを実感して、今年一年頑張ってもらいたい」とエール。
さらにアクトレスガールズ(Beginning所属選手)達に「今年の目標は本物。去年の暮れのRIZINというものに出て、本物って本物やったことがないと語れないことなんで、その本物をお前らに伝授していってやるよ。私がお前らに本物教えてやる。だからアクトレスガールズ、去年みたいな中途半端なことしてる奴ら居たらリングに上がんな。そんな気持ちでは本物にはなれない。その気持ちでやる気持ちがあるのかお前ら?」と檄を飛ばし、アクトレスガールズもその言葉に応えた。
試合後、RIZINでの闘いについて堀田は「結果的には悔しいよね。そんなの満足するわけないよ。でも得たものは絶対あるし、先輩だからって言ってあぐらをかいているつもりもない。後輩にも背中を見て歩いていってもらいたいし、私が50歳になってそれでも皆が闘っているのを見てすごく感動してくれた、私もそうなりたい本物になりたいっていうのを私が年末にそれを身体で表現できたというか、RIZINのリングに立てたから皆にそれを証明できた。本物じゃないと感動しないんだよ。だから私が頑張らないとあの子達(アクトレスガールズ)もやっぱり私を信用してくれてるので、私がここでダラけず後輩たちの憧れるプロレスラーでいたいなというのが今年の私の一年の目標ですね」とコメント。
さらにRIZINの舞台に乱入したアルファ・フィーメルについて聞かれると「名前も知らないし、それでも上がってきた度胸はあんじゃないの?わけのわかんないやつっていうのは世界中いっぱいいるわけだから(総合でもプロレスでも)来るなら来いよ」と不快感を露わにし、秒殺勝利を予告した。