G1 CLIMAX初参戦のタイチが札幌での内藤哲也戦で飯塚高史の乱入を予告?!
14日、東京都・大田区総合体育館にて新日本プロレス『HEIWA Presents G1 CLIMAX 29』が行われ、タイチが翌日に控えた札幌大会に飯塚高史が登場する可能性をほのめかした。
新日本プロレスの“夏男”を決めるシングルリーグ戦であるG1 CLIMAXは、日本時間7日にテキサス州ダラスでスタート。タイチは13日に初戦を迎えたが、元WWEスーパースターのジョン・モクスリーとのラフファイト合戦に敗れ黒星発進。
この日は、BUSHI&鷹木信悟&内藤哲也vs金丸義信&鈴木みのる&タイチという“L.I.Jvs鈴木軍”の対抗戦が組まれ、翌日15日の北海きたえーる大会で対戦するタイチと内藤哲也との前哨戦としても注目を集めていた。
試合は鈴木軍の奇襲に始まるが、タイチは独自のタイミングで突っ込み内藤だけをターゲットに定めて場外戦で内藤を集中攻撃。ステップキックから串刺しアックスボンバー、聖帝十字陵と攻め立てていくがBUSHIがカットに入り、内藤が後頭部へのココナッツクラッシュから後頭部へのドロップキックと一矢報いて両者タッチ。
この後直接のマッチアップはなく、最後はみのるがBUSHIをロープワークで翻弄してからのスリーパーホールド、ゴッチ式パイルドライバーと続けて勝利を奪った。
今年2月に引退した飯塚高史からアイアンフィンガー・フロム・ヘルを継承したタイチはそれが入った袋を撫でながらバックステージに現れ「さっきからなんかコレがカタカタ動いてるんだよ。誰かが来るかもしんねぇな?夏の札幌も。同じカード、同じ場所……楽しみにしとけ」と、2月3日の札幌大会でのタイチと内藤のIC王座戦で飯塚が乱入したエピソードから飯塚の再来をほのめかした。
飯塚は2月の後楽園ホール大会で引退して以後、公の場に姿を現したことは無いが、4月に行われたももいろクローバーZのイベント『ももクロ春の一大事2019』で飯塚高史名義で花を贈ったことが知られており、この時点での生存は確認されている。
因縁が続くタイチと内藤との一戦で“事件”は起きるのかどうかに目が離せない。